信玄餅詰め放題とお菓子のアウトレットが楽しめる工場見学~桔梗信玄餅工場テーマパークへ行ってきました

旅先散歩

昨年秋、河口湖に出かけた折、笛吹にある桔梗信玄餅工場のテーマパークに行ってきました。

桔梗屋信玄餅工場といえば、「信玄餅の詰め放題」が有名。賞味期限間近の信玄餅を所定のビニール袋に詰め、詰めた分だけをもらって帰ることのできる「詰め放題」サービスがあり、お得感があると人気のアトラクション(?)になっています。

工場見学が始まるのは朝の9時から。「詰め放題」も同じ時間に開始されますが、1日に参加できる人数が限定的でとても人気のあるサービスのため、早朝から整理券が配布されます。

6時半には並んでおくべきと聞いていたので、その時間には着くように出かけてみたところ、最寄りの駐車場は満車、仕方なく、工場から少し離れたところにある駐車場に止めました。

広い敷地の中に多くの人数が並んでいるのが見えました。詰め放題に並ぶ人の行列です。

「詰め放題」は、1日あたり200-300人程度しか楽しめないイベントと聞いていましたので、自分の順番が来るかどうか心配・・・ざっと行列の人数を数えると200人超。毎日の人数は変動するらしいので、ぎりぎりかもしれません。

列の最後尾に並ぶ人と行列の先頭を見てくる人に分かれて偵察、列の先頭までたどっていくと、つながっている先は・・・

ここは、規格外のお菓子を販売するアウトレット、詰め放題ではありません。

周囲を見渡してみると、こんな看板が出ていました。「本日の整理券の配布は終了」とのこと、がっかりです。300枚配布があって、6:40には配布が終わっていたとのこと。詰め放題の開始は9:00ですので、2時間半近く前には整理券がなくなっていたことになります。

そんな早く来ないといけないとは知らず・・・侮っていました。

仕方ないので、工場テーマパーク内を見学して帰ることにしました。

敷地内には、工場を中心に、レストランやカフェ、お土産物の販売、コンビニエンスストアなどがあり、詰め放題だけでなく楽しめます。

工場見学は無料、自由に入場できるようですので、早速行ってみました。

工場見学は見学ルートに従って自分で歩いて周る方式、工場の生産ラインを上階から眺められるようになっています。

工場内には制服に身を包んだ従業員の方が忙しそうに動いていらっしゃいました。残念ながら、出来上がった製品を包むラインは稼働しておらず、スタッフの素早い包装技は見学できませんでした。

きな粉の香りを楽しみながらの工場見学は楽しく、じっくり観察してしまいました。

テーマパーク内には、工場見学ライン以外にも楽しいスポットがあります。

■ カフェコーナー

信玄ソフトが食べられるカフェが数か所。ソフトクリームに黒蜜ときな粉がかかり、信玄餅が添えられているもの、河口湖の「水琴茶堂」でいただいたことがありますが、このソフトクリームは王道の美味しさです。

■ コンビニエンスストア

敷地内には従業員向けのコンビニエンスストアがあります。一般のお客さんも利用できます。お弁当が安くて美味しいらしいのですが、この日はありませんでした。

■ 工場アウトレット 1/2

アウトレットコーナーでは、お菓子の規格外品などを集めたお買い得品が販売されています。信玄餅のアウトレット品もあるようですが、人気があるようで、お店に入った時にはすでに売り切れでした。

そのほか、信玄軍配などもありますが、お買い得品はほぼ売り切れ。アウトレットも人気があるのか、朝早めの時間に行かないと人気商品は購入できないようです。

初めての工場アウトレット訪問、不慣れでどこから攻略すればよいのかわからず、あまり楽しめなかったので、秋に河口湖に出かけた折、リベンジで訪問しました。

前回の反省を込めて、6時半前に到着。駐車場に車を止めて行列に並んでみます。アウトレットコーナーから続く行列はコンビニエンスストアを囲んで、さらに、駐車場部分にまで伸びています。

前回の訪問時の整理券の配布枚数は300枚。この日は何枚配布されるのでしょうか・・・

6時半過ぎにスタッフが現れ、整理券を配っていきます。私たち夫婦の順番は・・・

172番と173番でした。なんとか整理券を手に入れたものの、実際に詰め放題ができる時間はというと・・・

順番が回ってくる目安は、なんと11時半と5時間後。これから5時間何をしよう・・・

とりあえず、車に戻って、朝ごはんを食べに行くことにし、10時過ぎまで時間をつぶし、残りは工場内アウトレットを楽しんで過ごしました。

時間になって行ってみると、間もなく番号が呼ばれるところでした。店頭には詰め終わった後、口を結ぶことが必要である旨ルールの説明が書かれていました。一本結びにするのは難しそう、手先の器用さが必要そうです。

この日の整理券は205枚の配布、配布終了は7:30と少し遅め。私たち夫婦の整理券番号は170番台でしたので、結構ギリギリだったようです。

さて、順番がきたので、「詰め放題」に参戦です。スタッフから袋を受け取って開始。

詰め放題の台の上には、バットにぎっしり入った信玄餅が並んでいます。これだけの信玄餅をみるのは圧巻、さあ、何個詰められるでしょうか。

参戦中の皆さんは、静かに、黙々と詰めています。

何度もやり直しているお客さんがいるなど、苦戦している様子。皆さん目が真剣でちょっと怖そう・・・4

背中を丸めながら一心不乱に詰めていきます。

こちらが夫の戦果。17個詰めて入口もしっかりひとつ結びができています。妻は15個と夫にはかないませんでした。

詰め終わったら、スタッフにひとつ結びができていることを確認してもらい、代金(220円)を払って終了!20分以上かかっていました。

詰め方のコツといえば、最初にビニール袋を伸ばしておくこと。丁寧にやらないと袋が破けてしまいますが、破けたらスタッフに新しいビニール袋をもらうことができますので心配不要。ビニール袋を少しずつ伸ばして大きくして・・・下の段から放射線状に並べて積み上げていくのがセオリー、丁寧にやっていくと20個超えも夢ではないらしい。

夫婦ともにすき間を作らないよう工夫しながら詰めていきましたが20個は無理でした。どうやって詰めるのか、達人技を見てみたいと思ってしまいました。

帰宅後、おやつでいただいた後、残りはジップロックに詰めて冷凍保存。中サイズのジップロックには8個がちょうど入る大きさ。

黒みつも信玄餅と一緒にそのまま冷凍してOK。これだけあれば、当面の間のおやつには困らなそう、これ、やはりお買い得、人気がある理由がよくわかりました。

今年も桃やぶどうの季節になったら、工場見学・アウトレットもと思いました。

桔梗屋の工場の隣は、リーフパイで有名な「ウエスト」の工場があります。日曜日は休業ですが、それ以外の日は営業されているようですので、信玄餅とセットで訪問すると洋菓子のアウトレットも楽しめそうです。

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