10月に河口湖に出かけた折、桔梗信玄餅の工場テーマパークへ足を延ばし、「信玄餅詰め放題」にチャレンジしてきました。
信玄餅の詰め放題はバスツアーの目玉企画になるなど、いろいろなメディアで紹介されています。コロナ対応で一時休止していましたが、夏以降、サービスが再開されていると聞き、行ってきたものです。
信玄餅工場テーマパークの様子は、以前のブログで紹介しています。
信玄餅詰め放題は、人数限定のサービス、早朝から整理券を求めて多くのお客さんが並びます。コロナ禍でお客さんの数が少なくなっていると思ったものの、何時くらいに行けばよいのかわからず・・・7時半に到着するよう行ってみたところ、無事整理券を手に入れることができました。
10月の土曜日、この日は200枚の配布で8時半に配布終了だったようで、以前に比べると競争率は低くなっています。(前回は、6時40分に配布終了でした)
並んで受け取ったのは、整理番号付きの「新ルール案内」。整理番号は110番でしたので、もう少し遅くても大丈夫だったようです。
新ルールは、最初に詰める数を申告して、信玄餅を受け取り、詰めていくというもの。詰め切れなかった分は1個=100円で買い取りになるとのこと。コロナ感染を防止するため、人が触った信玄餅を他の人が触ることがないようにする配慮がされています。
詰める数を最初に申告するため、どのくらい詰められるのか見本写真付きのスペシャルヒントがありました。10個で「らくらく」、22個で「ゲキむず」とのこと。前回トライした時は、夫が17個、妻が15個でしたので、18個の「むずかしい」のレベルに達するのは無理かも・・・
なお、最初に自己申告して、詰め始めてみて、「もっといけそう」となった場合は、追加でもらうことも可能。最初は少な目で挑戦をして、詰められそうなことがわかってから追加をもらいに行くのが安全そう。
整理番号は110番、目安時間が示されているので、その時間に会場へ。
会場には、新ルールの案内。詰め切れなかった信玄餅は買い取りになることが大きく書かれています。
コロナ対応もきちんとされています。アルコール消毒も検温も徹底されていますので、安心して利用できます。
時間になり、会場へ。
入口付近で信玄餅の数を申告して受け取ります。ひと箱15個入り。さて、何個にしましょうか・・・夫は16個、妻は15個で挑戦することにしました。
信玄餅を受け取ると、詰めるテーブルへ移動します。各テーブルにはビニールシートで区切られていて、向かい側の方との間を遮るよう配慮がされています。
詰め放題の間は、白熱すると、つい大きな声を出して仲間内で盛り上がってしまうもの。信玄餅の数を申告制にすることも、会場の様子もよく考えられていると思いました。
入口で受け取ったのは、信玄餅と、詰める袋。
16個の信玄餅を見ると、本当に詰められるのか?と心配になってしまいますが、詰め放題への準備に取り掛かります。
最初に、くろもじを取り外します。これが付いていると詰めにくいので、必須の作業。外してから詰めることは許されていますのでご安心を。
そして、ビニール袋に詰める前に、袋を丁寧に伸ばしておきます。破いてしまわないよう丁寧に、均等に力をかけていくと、相応に伸びます。上級者のブログによれば、この作業を丁寧にしておくのがポイントとのこと。
なお、破けてしまった場合は、スタッフにお願いすれば、新しい袋に交換してもらえますので、失敗しても大丈夫。コツは徐々につかめていくと思います。
伸ばし終えたら、詰めていきます。詰め方のセオリーは様々、上級者の皆様は、それぞれ詰め方のスタイルがあるようですが、すき間なく詰めるには、円筒形に積み上げていくのがポイントらしく、土台を丁寧に作って、3段重ねるのが王道。
10分位で何とかなるかなと思っていたものの、苦戦を続けること20分。完成したのがこちら。
夫は17個、妻は16個が限界でした。
スペシャルヒント写真にあった「むずかしい」の18個は、6個で土台を作り、3段重ねにする方式でクリアしていましたが、2段目までは作れるものの、3段目に6個入れるのが難しく・・・17個と16個に終わりました。
詰め放題の価格は220円。通常品は、1個180円ほどしますので、2個以上詰められれば元が取れるというとてもリーズナブルな企画、人気があるのがよくわかります。なお、詰め放題の整理券がなくなっていた場合でも、工場併設のアウトレットで信玄餅をアウトレット価格で購入することは可能で、5個入り455円でした。
賞味期限は当日とのことですので、持ち帰った後は、冷凍保存して、ゆっくり楽しんでいます。室温で解凍していただく他、急ぐ場合は、1000Wで10秒ほど電子レンジにかければすぐに解凍できますので、おやつに気軽に楽しめます。わが家の冷凍庫には、10月の信玄餅がまだ少し残ってます・・・
整理券を手に入れるために早朝に行く必要はありますが、面白いレジャーのひとつ。整理券入手後は、朝ごはんを食べに行き、農産物直売所で野菜を買って、そして、詰め放題にトライして河口湖に帰るというのがわが家の定番になりつつあります。
笛吹周辺の農産物直売所の野菜や果物は新鮮で美味しいものが手に入ります。特に秋のぶどうのシーズンがお薦めです。
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