東京の桜は、3月14日の開花宣言以降、徐々に咲き始めました。2週間ほどでソメイヨシノは満開を過ぎ散り始めましたが、遅咲きの品種は4月上旬の今が盛り、まだまだ東京で桜が楽しめます。
今週末(4月4日)の週末散歩で赤坂見附のお堀近くを通った折、濃いピンク色の桜がきれいに咲いているのを見つけました。
弁慶橋から四ツ谷方面に伸びる紀尾井町通りの並木は、遅咲きの八重桜が植えられています。
紀尾井町通りの両側に植えられているのは、八重桜の「カンザン」です。
ソメイヨシノに比べて色合いが濃く、一面が明るい紅色に染まります。
花びらが多くついているので、咲いている姿はバラのようです。つぼみの色合いがいっそう濃いのでコントラストも楽しめます。
「カンザン」は食用の桜としても栽培されている品種とのこと、塩漬けにして桜湯や、桜餡に加工するのに向いているようです。
ソメイヨシノに比べ開花が遅く、そして開花している期間が長いのが特徴、4月に入っても長く桜を楽しめるのはうれしいもの。あまりのきれいさに記念撮影している方も多くお見かけしました。
桜が楽しめるのも後わずか、今年も華やかなピンクの花で癒されました。
先週末(3月27日)は、同じ場所でソメイヨシノの夜桜を見ていました。
紀尾井町ガーデンテラスの外堀沿いは「紀尾井町桜テラス」と名付けられ、夜は桜がライトアップされています。
紀尾井町ガーデンテラスのお堀沿いの遊歩道は桜並木。桜のトンネルが続きます。
平日の夜はそれなりの人出ですが、逆に週末の夜は歩く人も少なく、静かに桜鑑賞できます。
ソメイヨシノからカンザンまで1か月近く桜が楽しめるスポット、見ごたえがあってお薦めです。
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