今年の夏、山梨で桃狩りにハマった夫婦、9月の小布施旅行でも何かフルーツ狩りができないかと調べてみると、この時期小布施周辺で楽しめるフルーツ狩りは、りんごかぶどう。ほかにはないかと調べてみると、名産の栗もあるのを見つけ、行ってきました。
栗は木になっているものを取るのではなく、熟して落ちた実を収穫するのは「栗狩り」ではなく、「栗拾い」なんですね・・・
出かけたのは、小布施から車で10分の小林農園です。
新幹線と千曲川の間、大通り沿いにあるので、車で行きやすい場所でした。
こちらの建物で受付。
この時期は、栗拾いとりんご狩りの営業中。
栗拾いは例年9月中旬から。今シーズンの初日に伺いました。
栗拾いができるのは、週末と祝日。入園料1,100円で農園が用意しているパックに詰められるだけの栗を持ち帰ることができます。
りんご狩りは、入園料500円で3個のお持ち帰り、または、1kg500円で量り売りのいずれか。
栗拾いのルールは、透明カップに入るだけが持ち帰りできる範囲。両手で抱えるのはNGであくまでも片手で持って崩れない程度とのこと。
栗ははかりの上に乗っている透明カップが見本。この位の盛り付けで約500gとのこと。さて、どのくらい詰められるでしょうか。
ルール説明を聞いた後、透明カップと火ばさみ(トング)を持ってスタッフさんの案内で栗畑へ移動します。
農園駐車場の脇の坂を少し降りて、りんご畑を抜けると、栗畑です。栗畑まではほんの1-2分、とても近い場所にあります。
栗の木が20-30本くらいでしょうか、左右に栗畑が広がっています。すでに栗が下に落ちています。
まだまだ青いイガのものもたくさんあります。
ちょうどイガが割れて今にも栗が落ちてきそう。
下を見ると、丸々とした栗がたくさん落ちています。
品種は、丹沢、筑波、銀寄があるようですが、どの実がどの品種なのか見分けがつかずわかりません(笑)
落ちたばかりの大粒の栗も多く、大きなものを選んで拾っていきます。
ある程度拾ったら、虫食いがないかをよく確認。小さな穴が開いていたり、鬼皮に割れ目があると虫食いの可能性ありなので除外。選ばれた栗をカップにきれいに詰めていきます。
まん丸に膨らんだ栗も多いので、きれいに詰めるのは難航、すき間なく詰めていきたいのですが、そうもいかず・・・できる限りきっちり入れて積み上げていきます。
底にぎっしり詰めた後、壁になるように栗を重ねて1周、そしてその上に崩れないよう平らな面を組み合わせて積み上げていった結果です。
もう少し頑張れたかも、と思う出来ですが、これで、落とさないようゆっくり歩いて農園受付に戻りました。
スタッフさんの確認の後、ビニール袋に詰めてお持ち帰りです。袋に詰めた後、重みを量らせてもらうと、640gと650gの収穫。夫婦ともに思った以上の収穫にびっくり。
栗のサイズも3L~5Lサイズのものが多数ととても満足できる内容でした。
栗拾いの後はりんご畑が眺められるウッドデッキでひと休み。30℃超えの暑い日でしたので、炎天下での栗拾いはちょっと疲れる作業。パラソルの日陰で涼みながら水分補給をしてから農園を後にしました。
りんご畑の眺められるウッドデッキは涼しく過ごしやすい場所。ここでお弁当をいただいてもいいなと思うところでした。
栗拾いは童心に帰って無心に栗を探す楽しいレジャー。トングを使えば、栗のイガでけがをすることがありませんので、お子さんでも楽しめます。思ったよりも大粒の栗を大量にお持ち帰りできたので、満足感あり。小布施で栗菓子を楽しむだけでなく、収穫する楽しさを味わえる栗拾いもいい経験でした。
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