小布施で栗を楽しむ旅、初日は小布施に行く前に、長野市南部にある「松代」の散策を楽しみました。
小布施旅行の日程などは、旅行記をご覧ください↓
松代は江戸時代に真田氏が治める松代藩の城下町と栄えた土地、多くの歴史的な文化財が残されています。町自体はとても小さいので、半日でも多くの史跡や文化財を歩いて巡ることができます。
散策ルート
信州松代観光協会のサイトには、史跡や文化財の紹介があり、サイト情報を参考に散策ルートを決めました。
参考にしたのは、徒歩1時間程度の「文化財めぐりコース」、ゆっくり見学しても2時間程度で見学ができる内容でした。
駐車場
レンタカーでの旅行のため、観光の間の駐車場が心配の種、松代には中心部にも大きな無料駐車場があり、車での訪問でも心配はありません。
松代城址の近くに大きな駐車場が3か所あります。
我が家は、真田邸の近くにある無料駐車場に車を停め、徒歩で散策しました。
松代城址の前には大きな駐車場がありますので、余裕で駐車できます。
散策の様子
松代城址
車を停めた後、最初に向かったのは「松代城址」
城そのものは現存していませんが、城跡内は見学ができます。
城の周りにはお堀、石垣が再現されています。
本丸があった場所は広場に。
城の中からの眺めを再現できるよう、見学台が用意されていました。高いところから街並みを見下ろすのはお殿様の気分(?)です。
松代小学校
街を散策していると小学校があるのを見つけました。
昔の街並みを彷彿させる壁、木造校舎だったころを忍ばせる雰囲気を残した小学校、街並みを維持するための配慮なのだと思います。
旧白井家表門
松代藩の中級武士 白井家の表門を移築復元したものです。
文化財の近くには案内看板があり、歴史に触れながら見学ができます。
文武学校
松代藩の藩校です。真田家の当主が文武の奨励を目的に開校したもの。現在も当時の建物の一部が残っています。
旧樋口家住宅
真田家の家臣、藩の目付役などを務めた樋口家の住宅です。
主屋がそのまま残されています。
畳の間が続き縁側がある昔ながらの家屋です。
室内には甲冑が展示されています。
南側には雑木林、竹林、庭園があります。
旧松代藩鐘楼
松代藩初代藩主が建てたもの、火の見櫓の役割のほか、2時間ごとに時刻を知らせていたとのこと。そびえたつ高さ、遠くまで良く見通せたと思います。
旧松代駅
松代駅は、廃線となった長野電鉄屋代線の駅、廃線後も駅舎が残り、バスの待合所として利用されています。
大正時代の開通当時のままの駅舎とホームは、昔の鉄道駅の雰囲気そのもの、ホームだけが残っているのはさみしいですが、待合所はバスを待つお客さんで賑わっていました。
六文銭(六連銭)
街のいたるところに真田家の家紋「六文銭」、NHK大河ドラマ「真田丸」を思い出します。
短い時間でしたが、歩いていくつかの史跡、文化財を巡ることができました。当時のまま残されている文化財と見どころは多く、 歴史に触れる旅行になりました。
平日だったこともありとても静か、ゆっくりしたペースで観光できました。この後、松代でお昼ご飯をいただき、小布施へ向かいました。
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