2022年9月の河口湖滞在でも、「道の駅なるさわ」の農産物直売所に行ってきました。9月のお勧めは、とうもろこしに加え、季節のぶどう。地元のぶどう園で栽培されている様々な品種のぶどうが販売されており、夏野菜だけでなく、秋のフルーツも充実している時期。お勧めの時期がわかっている地元のお客さんが開店時間を目がけて多く来店され、いつもよりも賑わっていました。
アクセス・施設概要
「道の駅なるさわ」は、河口湖ICから本栖湖方面へ車で20分ほど行った場所。週末は渋滞になる139号線沿いにあります。
「道の駅」は、ドライブの途中で休憩に立ち寄るにちょうど良いスポット、富士山の麓、お天気の良い日には富士山が大きく望めます。
「道の駅なるさわ」には、24時間利用できる駐車場やお手洗いのほか、農産物直売所、軽食堂、観光案内所があります。
また、敷地に隣接して、富士山の眺望が楽しめる日帰り温泉「富士眺望の湯ゆらり」、富士山のことがよくわかる「なるさわ富士山博物館」もあり、単なる休憩スポットではありません。
河口湖に滞在していた週末は、台風直撃であいにくのお天気。こんな日はお客さんが少ないのではと思っていたら、予想に反して大賑わい。雨だからこそ遠出せず、地元で買い物して自宅に籠る方が多かったのかもしれません。
農産物直売所の営業時間は、9時~19時、施設の詳細は、以下のサイトに掲載されています。
9月中旬に販売されていたもの
店内は多くのお客さんで賑わっていたので、全体の写真は撮影できませんでした。野菜や果物のみ紹介します。
ぶどう
お客さんが最も集中していたのは、ぶどうが販売されているエリア。9月の旬の時期に入り、販売されている品種も増えてきていました。
この日販売されていたのは、シャインマスカット、巨峰、翠宝など。種ありだけでなく、種なしもあり種類豊富。贈答用のエース級の商品から、自宅用のB級など、ぶどうの状態は個性的、みなさん、見比べて吟味しながらぶどうを選んでおられました。
■ シャインマスカット、種なし巨峰
最近の人気は、皮つきのままそのまま食べられる「シャインマスカット」。種なしでもあり、食べやすく甘いことからこれを目的にいらっしゃるお客さんが多い印象。美味しいだけにお値段も立派です。
隣には、かつての人気品種「巨峰」。ぶどうと言えば小粒の「デラウエア」しかなかった頃「巨峰」は高級ぶどうの代表的な品種でしたが、最近は、影が薄くなってしまったように思います。その分、お値段はお手頃に見えます。
自宅用には、お手頃価格のB級品もあります。2房で1,500円ですので、ずいぶんお買い得です。
シャインマスカットのB級品もあります。きれいにぶどうの実が付いていない(玉抜けと言います)ものですが、味に変わりはありませんので、自宅ならこれが一番。
その他、房からはずれてしまったぶどうの粒だけのパックもあり、さらに格安。その日のうちに食べるならは、房落ちのものが一番お得。こちらも味に変わりはありません。
20日大根
立派なサイズの「はつか大根」、形は様々ですが、こちらも味に変わりはなく、美味しいもの。わが家はお弁当の彩りに便利というのもあり、よく購入しています。
セロリ
意外に美味しいのはこのセロリ。青々とした良い色でとても新鮮。野菜炒めでいただくととても美味しく、夏にはセロリ!がおすすめです。
地元の農家さんでは、畑の隅で栽培されていることが多く、果物狩りに行くと安く分けてもらえたり(場合によっては、無料でもらえたり)することもあります。
カリフラワー
今回初めて見かけたのが、紫色のカリフラワー。最初はブロッコリーなのかと思ったのですが、ラベルをよく見るとカリフラワー。これは、味見をしたくなり、買って帰りました。
かぼちゃ
急に増えてきたなと思ったのは、かぼちゃ。
珍しい品種のかぼちゃもあります。
最近の人気は「雪化粧」という品種。皮が白い品種、粉質が高いほくほくとした味わいのかぼちゃです。まるごとや1/2カットなど、ポーションがいろいろ、1/2サイズなら二人暮らしでもすぐに消費できます。
「天空かぼちゃ」とは、その名の通り、天空でつるして栽培するかほちゃ、露地物は土の上で栽培しますが、天空はぶどうのように棚で育てるもの。棚からぶら下げて育てるため、太陽の光は均一にあたり、糖度が高めになると聞きます。
少々お値段が高めなので、トライしたことがないのですが、一度買ってみたいと思っているもの。
このほか、ピーマン、きゅうり、とまと、きゃべつ、とうもろこしなど、定番野菜があり、朝一番が一番品揃えが良く、比べながら購入できます。とうもろこしの写真を撮影したかったのですが、9時10分の段階で完売状態。最後のひとつを買ったので、写真はありません
購入したもの
この日購入した野菜はこちら。
写真にはありませんが6本入りのとうもろこしを加えて、1,700円ほど。いずれも色が濃いものばかり。
鳴沢村はキャベツの名産地、高冷地にあるため、最盛期は少し遅めの8月~9月。とても大きなもので1個130円でした。
赤パプリカ、茎ブロッコリー、はつか大根はいずれも新鮮。
、特に茎ブロッコリーは味が濃く、ゆでて何も付けずにいただきましたが、ドレッシング不要の美味しさ。
紫色のカリフラワーは「紫雲」という品種。カリフラワーのように硬い花蕾かと思ったら、ブロッコリーに近い味わいでした。
真っ赤なパプリカは形がバラバラですが、味に問題なし!肉厚でシャキシャキ。
今回購入したとうもろこしは、「ハニースイーツ」という品種、6本で1,080円。生のままでもたべられる「フルーツコーン」で、白・黄色が混ざった果実が特徴。
美味しい調理方法が書かれた説明書が同封されていました。
電子レンジで加熱するだけで簡単にいただけるので、とても楽。朝食に、おやつにと、6本はあっという間に消えました(笑)
季節に関係なく「農産物直売所」に行っていますが、夏から秋にかけてが一番充実している時期、野菜も果物も美味しくおすすめできます。出荷できない規格外の品が破格で販売されていたりしますので、宝探しの気分にもなります。
農家さんのお名前入りというのも品質保証がされているようで良い点、美味しかった品物の農家さんのお名前を記憶しておくと参考になります。また、販売所のスタッフさんは皆さん地元の方、美味しい野菜の見分け方や食べ方なども丁寧に教えてもらえたりします。
天候により野菜や果物の生育が左右されるので、扱っている野菜や果物の種類は毎回異なります。欲しいものが欲しい時期に買えるわけではありませんが、その時に最も美味しい野菜であるのが良い点、どれを買ってもほぼ間違いなく美味しく、我が家の定番スポットになっています。
次回の河口湖滞在でも多分出かけると思いますので、珍しい野菜があれば紹介します。
2022年7月に出かけた時の様子は以前のブログで紹介しています。↓
コメント