2024年桃狩りシーズン、6月に続き、7月3連休も桃狩りに行ってきました。
今回出かけたのは、桃畑の中で直接採って桃を楽しむ桃狩り、例年お世話になっている笛吹市一宮地区にある「浅間園」、今年初めての利用です。
甲府盆地は「日本一の桃源郷」と呼ばれる桃の名産地、桃狩りのできる地域や、時期、品種などの詳細は以前のブログでし詳しく紹介していますので参考になさってください。↓
甲府周辺は盆地のため、夏は特に暑くなるので、涼しい朝のうちがおすすめ、桃が温まらないうちにいただけるのがよく、営業開始時刻の8時半を目指して伺いました。
到着した時点で、駐車場の車は数台、まだお客さんが少なく、静か。
最初に入園手続き
建物の中で入園手続き。今年の料理金は40分間で1,600円、昨年と同じ料金です。予約の名前を伝えて料金を支払います。支払いは現金のほか、Paypayも使えます。
桃狩りの入園券を受け取り、桃畑へ。入園券には桃狩りができる時間が記載されています。40分間ですが、少しだけおまけしてくれていました。
園内にある案内標識に従って桃畑へ進みます。桃畑は入園手続きをした建物の裏側、畑までは歩いて数分、畑までの道は、しっかり舗装されていますので、お子さんやお年寄りでも安心。
この日の桃畑は斜面中腹にある畑、斜面の向こう側に見えるのは中央道の高架です。
昨日の雨の影響で朝から雲立ち込める、薄曇りのお天気。青い空の下で桃狩りをするのが気持ちよいのですが、気温が上がりにくく暑くなりすぎない曇りが本当はおススメです。
桃狩り開始!
桃畑の入り口にテントがあり、ここにスタッフさんが待機されています。
受付のスタッフさんにチケットを渡して、桃狩りのルール説明をしてもらいます。桃の皮や種を入れるバケツと包丁を受け取り、畑の中へ。
桃畑に入ると、すでに数組のお客さんが桃狩り中。
赤く色づいた桃が生っている木の下には、脚立がセットされています。桃は上の枝から熟していくので、甘い桃を狙うならば、脚立に上って木の上の桃を探すのがコツ。
この日の品種は、2種類。7月はまた早生の品種、白鳳系。
ひとつは、「みさか白鳳」
もうひとつは「日川白鳳」
いずれも白鳳の枝変わりの品種と言われていましたが、「日川白鳳」はDNA検査で枝変わりではないとわかったとのこと。枝変わりではなかったとはいえ、どちらの品種も、果肉が柔らかめでジューシーな特徴は共通、「桃らしさ」が楽しめます。
スタッフさんの説明によれば、「日川白鳳」の方が「みさか白鳳」よりも完熟で柔らかめとのこと、品種の違い、完熟となる時期の違いで味わいにも差があるのだと思います。
畑の中には水道があり、ここで収穫した桃を洗ったり、桃の果汁で汚れた手を洗うことができます。
樹木の桃が硬いと思う方には、あらかじめ収穫して冷やしてある桃の用意があります。
中央のテントの下にあるクーラーボックスの中に冷えた桃も入っています。
クーラーボックスの中には大振りの桃がたくさん。いずれも追熟も進み、まさに食べ頃。
同じ場所には、持ち帰り用の桃を入れる籠と秤もあります。この日の価格は、100g160円、少々お高め。園内でたくさんいただいて帰るのがよさそう。
さらに、スタッフさんが収穫したばかりの桃もあり、自由にいただくことができるようになっていました。
早速、美味しそうな桃を探して、畑の中を歩き回ります。
桃狩りに開放したばかりの樹木もあり、木の上の方までぎっしり桃が生っています。
美味しそうな色合いの桃を見つけて吟味・・・「日川白鳳」が真っ赤に色づいています。
「みさか白鳳」はピンク色のものも多く、少し硬め。
色合いは参考のひとつ、ピンク色でも甘い果肉のものもあり、色だけでは判別付かないのが難しいところ。
これぞ、と思う桃を収穫してきました。赤みが強く、産毛は多め、そして黄色い斑点が付いたものを選びました。
もう一つは、枝に近い部分がすでにやわらかくなっていた桃、こちらは、色合いが強くありません。
いただいてみると、どちらも果肉は硬めでしっかりしていますが、果汁たっぷり、さわやかな甘味と酸味がある桃で美味しい!夫婦ともに自然な笑顔になるおいしさ。
果肉の色合いは、個体差があり、白っぽいものと、ピンク色になっているものと様々。ひとつの桃でも場所によって甘味が異なっていたりなど、食べてみないとそれぞれの味がわからないのが難しいところ。
今回の桃は、若干硬めでしたが甘さは充分、桃らしい味わいを楽しめました。
いろいろいただいてみると・・・
もっとも美味しかったのは、スタッフさんの目利きで収穫された完熟の桃。色合いはいろいろですが、果肉はやわらかめでジューシー、まさに食べごろの桃。
果肉はしっかりピンク色、切った端から果汁が飛び出すようなジューシーさ、さすがスタッフさんと思う美味しさでした。
美味しい桃に出会えたのがうれしく、夫婦ともに6個ずつといつもよりも多い桃を満喫して、大満足。楽しい桃狩りの時間でした。
桃狩りの後はお土産を
桃狩りを終え、受付の建物に戻ってきました。ここには、山梨県の名産お土産品がいろいろ、信玄餅やワインなどが購入できます。
そのほか、持ち帰りや宅配の桃の購入もできます。
畑の中で見た桃よりも、さらに立派な桃たち・・・6個2,300円、5個2,700円など。
一番驚いたのは、1個1,000円の桃の大きさ。手のひらの大きさを優に超えるサイズ、恐らく500g超のものと思います。
たっぷり桃をいただいた後、さらに東京に戻るのは月曜日なので、お土産の購入はせずに帰りました。
太陽の下外でいただく桃は最高の美味しさ、今年もまだまだ楽しみたいと思っています。
参考:利用した農園の紹介
例年桃狩りでお世話になっている農園、畑の中でもぎ取った桃をその場で楽しむ昔ながらの桃狩りが楽しめる「浅間園」です。
「浅間園」は団体客も利用できる大規模な農園、桃のほか、ぶどうも栽培しており、初夏~秋まで果物狩りが楽しめます。
ぶどう棚の下で食事をいただけるスペースもあり、学校や職場などの団体やバスツアーのお客さんも利用できる規模です。
予約は「じゃらん」で
予約なしで利用できる農園もありますが、「浅間園」は原則事前予約制。事前に電話かネットで農園ごとのルールを確認するのがお勧め。確認の時には、桃狩りで楽しめる桃の品種やその日の作柄もわかります。
予約は、今回もいつものじゃらんを利用しました。3連休で利用するお客さんが多いと思われる時期でしたので、早めにサイトで予約しておきました。
利用したのは、畑の中で桃のもぎ取りをして40分間食べ放題になるというプランで1,600円という設定。大規模な農園ですので、今のところ、毎日予約可能、大規模な農園ならではのメリットです。
じゃらんには、定期的に出る「じゃらんクーポン」や期間限定でもらえるポイントがあり、これらを活用すると割引料金で桃狩りができるので、結構な頻度でお世話になっています。
アクセス
中央自動車道の勝沼インターチェンジ、一宮御坂インターチェンジいずれからも5分ほどの場所。都心部から渋滞の状況によりますが、1時間半前後で到着できる場所、東京からのアクセスも便利です。
我が家は滞在していた河口湖周辺から朝出かけ、40分ほど。
甲府盆地内の桃狩りが楽しめるスポットは、アクセス良好、気軽に出かけられます。
最後に
7月に入ると、桃がさらに美味しくなりました。桃畑の中で収穫しながらいただけるのは格別、さらにおいしく感じます。
今シーズンも甲府盆地の桃を満喫したいと思います。
これまでの桃狩りの様子は、以前のブログ記事で紹介しています↓
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