小布施の町の散策は栗菓子のお店を巡るほか、里山を巡るのも楽しいもの。小布施には散策路が数多く整備されていて、歩くのにぴったりの街。小布施文化観光協会「小布施日和」の散策マップにあった「せせらぎ緑道」に行ってみました。
地図は、小布施の観光案内所などに置かれているほか、「小布施日和」のサイトからダウンロードすることもできます。
小布施の中心部から、せせらぎ緑道の始まる岩松院までは歩いて15分ほど。
緑道沿いには案内標識がありますので、これを見ながら進みます。
緑道の両側には、花が咲き、秋の味覚がなりと豊かな自然が楽しめます。ケイトウの花がきれいに咲いていたり、
彼岸花が咲いていたりと秋を感じます。
浄光寺が緑道の中間地点。ここまで歩いて、また小布施中心部へ戻りました。
フローラルガーデンの周辺にもきれいな花が咲いていました。
周囲には栗林も多く、割れた実も多く見かけました。栗拾いしたくなります。
りんごも収穫間近。こちらの木はまだ色づく前ですが、
木によってはすでに真っ赤になっていて、美味しそう。9月になるとりんごの季節なんですね。
標識に従い小布施の中心部へ。
住宅街と畑の間を抜けて戻ります。
「桝一客殿」に戻る途中、「穀平味噌醸造場」に立ち寄り、自宅のお土産に味噌を購入しました。
味噌を作り始めて200年以上、昔ながらの方法で木樽を使って仕込みをした 「天然醸造味噌」を扱っています。木樽へ仕込んでから1~2年自然にじっくりと発酵させる「天然醸造法」を今も続けています。
店内には、材料と配合の異なる味噌が並び迷ってしまいます。味の違いを丁寧に説明くださり、気になる味噌があれば味見もさせてもらえます。お話をお聞きした中でわが家に合うと思った「特醸米こうじ味噌」をいただいて帰りました。
袋詰めで販売されている味噌は、発酵を抑えるため酒精(アルコール)を添加していることが多いですが、この味噌には添加されていませんので、美味しくいただけるのではないかと思って選んだもの。
妻の出身地は信州味噌を愛用する方が多く、しっくりくるお味の味噌でした。
こちらの味噌が美味しかったので、その後、小布施町にふるさと納税をして、穀平醸造場の味噌製品をお礼の品にいただきました。
新栗の「朱雀」の季節、例年であれば多くの観光客で賑わう時期ですが、この年は密を避けるために「朱雀」は完全予約制で運営されており、観光客はまばら。
静かな小布施の町でのんびり滞在ができました。
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