7月3連休の最終日、山梨県笛吹市一宮地区にある観光農園に桃狩りに行ってきました。「見晴し園」です。
3連休の初日に出かけたのは同じ地区にある「浅間園」。あまりに桃が美味しく、3連休中にもう一度桃狩りに行きたくなり、予約が入れられた「見晴し園」に行くことになりました。
「浅間園」での桃狩りの様子は、別ブログ記事で紹介しています↓
アクセス
「見晴し園」は、笛吹市一宮地区にある観光農園、甲府盆地の斜面に桃狩り、ぶどう狩りができる観光農園が数多くある中の1軒です。
今回出かけた「見晴し園」は、先日の「浅間園」のすぐ近く、この道路沿いを通ると、左右に多くの農園があり、多くのお客さんで賑わっていました。
詳細は、「見晴し園」のサイトで確認できます。
こちらの農園には、「見晴し園」という名前の通り、見晴しの良い展望台があります。盆地の斜面に立地しているため、農園からは、甲府盆地が一望できます。
展望台には周辺の山並みを説明する看板がありましたが、あいにくのお天気で雲がかかり・・・山並みは良く見えませんでした。
斜面には桃、ぶどうの木が一面に広がっているのが見えました。桃狩りが楽しみになる風景です。
予約は、直接農園に電話するか「じゃらん」で
桃狩りといっても、運営方式は農園によって様々。どの農園でも、すでに収穫されている桃を購入することができますが、自分でもぎ取ってみたい、桃畑で食べ放題をしてみたいなどがあれば、それぞれ対応できる農園を確認しておくことが必要、その日に熟した桃の数量にも制約があるため、あらかじめ予約しておくことと安心。
予約は、いつものじゃらんを利用するつもりだったのですが、3連休は桃狩りに出かける方が多かったのか、どの農園も予約を締め切っている状況。仕方なく、畑で桃狩りをして食べ放題ができる農園に電話して空き状況を確認するも、やはり予約でいっぱいといわれる農園ばかり。
じゃらんの「見晴し園」にも、畑で食べ放題のプランがあったのですが、すでに予約受付終了の表示。直接農園に電話してみると、スタッフさんから「すでに駐車場が予約で満車、予約なしの場合は、駐車場の空きを待てもらうことになります」と一旦はお断りの説明。
駐車場がいっぱいになるならと、「では朝8時半に行ってみますね」と話してみると、「朝8時半なら予約できますよ」とのこと、電話で予約させてもらいました。
人気のある農園ほど早く予約でいっぱいになるようですので、早めの計画が重要だとよくわかりました。
桃狩りの様子
受付開始時刻の8時半前に農園に到着、朝一番ということもあり、駐車場はガラガラ、無事駐車できました。
入園受付で、予約の名前を話して料金を支払い手続き、入園券をもらいました。
手造り感満載の入園券、これを持って、農園への案内を待ちます。その間、お土産の桃を見てみると・・・
桃の大きさと個数によって、お値段はいろいろ。
一番高価な桃は、巨大サイズ8個で8,000円。高級桃ですね(笑)
こちらの農園は、近隣の畑にバスで移動して桃狩りをする方式。名前の入ったマイクロバスで桃畑と受付の間をピストン輸送してもらえます。
マイクロバスに揺られて数分、受付の場所よりもさらに斜面を登ったところにある畑がこの日の桃狩り会場です。
桃畑に到着した後、スタッフさんから桃狩りの方法の説明を受けました。
・ 畑の中で好きな桃を採って40分間の食べ放題
・ この畑の品種は「白鳳」
・ タンクに水が用意されており、手や桃を洗うことができる
・ 畑の中の桃は食感が硬い品種
・ 柔らかい桃が好みの方には、あらかじめ収穫しておいた桃の用意あり
とのこと、一通り説明を聞いた後、お皿と包丁を受け取って桃狩り開始です。
畑の中に入ってみると、食べごろと思われる桃がたくさん見えました。どれも赤く色づいていて美味しそう♪
桃畑の中にあるピンクのテープより内側の桃であればどれをとってもOKとのこと。
畑の中にはテーブルやベンチが用意されていますので、各々好みの場所で桃を採っていただきます。
このあたりの桃が食べ頃でしょうか?
夫婦それぞれの見立てで収穫してみると、いずれも250gくらいの大きさのもの。持った感じは少し硬めです。
いただいてみると、しゃきしゃきした食感の硬い桃、ほんのり甘みがあるものの、「白鳳」は果肉が柔らかめの品種と思うとちょっと不満。色合いは充分だったのですが、見た目だけでは判別が難しいもの。
美味しい桃は高い枝にある桃なので、「秘密兵器」を借りてくることにしました。
「秘密兵器」はこの長い棒。
高いところの桃を収穫するための、マジックハンドのようなお道具です。下のハンドルを握るとマジックハンド部分が締まって桃をつかむことができる構造のもの。マジックハンドの部分には皮が巻かれていて、桃を傷つけないよう配慮されています。
脚立に登って取るもの大変な位置の桃に狙い定めて・・・マジックハンドを操ります。桃の近くにマジックハンドを移動し、ここぞの瞬間でハンドルを握ります。
桃をつかんで軽くひねると、桃が収穫できます。マジックハンドそのものは少し重いのですが、操作は簡単、高いところの桃も自由自在に採れました。
収穫した桃は、手前の桃。400g以上あるのではと思われるサイズ、大きな桃を採ることができ、にんまり。
早速切り分けてみると、思った通りの完熟、とてもジューシーな桃です。
右側の桃がマジックハンドで採った完熟のもも。果肉が柔らかく種の周りに果肉が付いています。一方、左側の桃は硬めの果肉のもの。シャキシャキしたりんごのような食感です。
桃の食感はこ好みが分かれるもの。山梨の地元の方は、シャキシャキした硬めの食感が好まれるようですが、一般には柔らかい食感のものが桃らしいと言われます。わが家は夫が硬め好き、妻が柔らかめ好きと好みが分かれ・・・畑の中で好きな桃をいただけるので、それぞれ好みの食感の桃を探して桃狩りを楽しみました。
あのマジックハンドさえあれば、自由に高いところの桃も採れるので、桃狩りが一層楽しくなるもの、次回は最初からマジックハンドを使おうと思いました。
桃狩りを楽しむ日によって桃の状態は異なるもの。常に「選桃眼」を養って・・・美味しい桃が採れるようになりたい!と思っています。
農園により桃の品種、生育状態が異なるもの。農園選びと時期選びが重要なのかなと思いました。今シーズンは何回桃狩りに行けるのだろう・・・8月に入ると、「白桃」系の品種で硬めの果肉のものになりますが、桃狩りには行きたいと思っています。いろいろな農園にいってみるのもよいですね。
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