畑の中でもぎ取った桃の食べ放題!樹上完熟の桃狩りができる山梨県笛吹一宮へ~「浅間園」で硬いシャキシャキ桃も柔らかい桃も両方満喫

旅先散歩

先日のブログで、「日本一の桃源郷」山梨県笛吹御坂で冷えた桃の食べ放題がついた桃狩りに行ってきた様子を紹介しましたが、畑の中でもぎ取った桃をその場で楽しむ昔ながらの桃狩りにも行ってきました。

2度目の桃狩りで出かけたのは、山梨県の中で桃の生産地として有名な笛吹市一宮地区の桃農園、甲府盆地を囲む斜面で栽培されている桃畑での体験する桃狩りです。

一宮は最初に桃狩りに出かけた御坂地区と同様、「日本一の桃源郷」と呼ばれる桃の名産地。一帯では桃やぶどうの栽培が盛ん、観光客向けの桃狩り・ぶどう狩り観光農園が多数あります。7月下旬に入るとぶどう狩りが始まりますが、例年9月上・中旬までは桃狩りも楽しめます。

今回利用したのは一宮にある観光農園のひとつ「浅間園」。バスツアーなど団体客も利用できる大規模な農園です。

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予約はじゃらんのサイトから

2度目の予約も、じゃらんのサイトを利用しました。コロナ禍、入場人数を制限するため予約制としている農園が多く、じゃらんならば予約が簡単、定期的に出る「じゃらんクーポン」を使うと割引も受けられるので、このサイトを活用しています。

今回利用した「浅間園」は、畑の中で桃のもぎ取りをして40分間食べ放題のプランで1,500円というもの。8月に入ると白桃系の品種で肉質が硬い桃になるとのこと、ホームページには、栽培されている品種が紹介されていました。

前回「御坂農園グレープハウス」で桃のもぎ取りと冷えた桃の食べ放題プランを利用しましたが、お土産にした桃の方が現地で食べた冷えた桃よりも甘くておいしかったので、畑での食べ放題も試してみようと思ったもの。

サイトに掲載されていた利用者の口コミや利用時の写真が掲載を見ると、畑の中でもぎ取って食べ放題できるほか、柔らかめの桃が好きな方向けに冷えた桃も用意されているとわかり、「もぎ取って楽しむことも、冷えた桃も食べられるのはいいね」とこちらの農園に決めました。

あらかじめ農園の様子が利用者の口コミを読むとわかるのは便利、こういった時に必要な情報が入手できました。

 

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アクセス

一宮までは、河口湖周辺からは車で40分ほど、御坂へ行くのとほぼ同じくらいの距離、山越えのルートで、甲府盆地に出てから左側に進むと御坂、右側に進むと一宮です。

朝一番の予約が8時半とのことでしたので、7時半に河口湖を出発したところ、ほぼ予定通りの時間で到着できました。

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入園まで

カーナビを頼りに現地へ。「浅間園」までの道には多くの農園があり、桃狩り、ぶどう狩りの看板が出ていていました。まさに、ぶどうが始まったばかりで一番賑やかな時期です。

桃狩りの受付はこの建物の中で行います。建物の周辺には広い駐車場があり、バスツアーなども受け入れられる大規模な農園です。

入園の際には、手荷物は貴重品のみにとの注意事項があります。この後、直接畑に入って桃狩りをしますので、手荷物は最小限にしておくのが○。桃を取るには両手を空けた状態にするのがベスト、我が家は、小さめのトートバックに入れ、肩に掛けて入園しました。

山梨モデルで、コロナ感染防止対策は万全。マスク着用、手指消毒、入場人数も限定し、密にならないように配慮されています。

桃狩りの料金は1,500円、畑の中で桃をもぎとりその場で食べるもの、桃狩りができる時間は40分間です。

じゃらんで予約をしていましたので、予約の名前を告げて支払いをしました。じゃらんのクーポンで500円引き、さらに、paypayと笛吹市のキャンペーンで30%ポイントバック中でしたので、1人800円ほどで楽しめました。

桃狩りの料金を支払い入園券を受け取りました。この後、建物の裏側にある桃畑に移動して桃狩りを楽しみます。

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桃畑へ歩いて移動

桃狩りをする畑までは、受付のある建物から歩いて2-3分。他の観光農園では、マイクロバスで移動したりすることがありますが、桃もぶどうも畑が近く、どちらも歩いて移動します。

看板に従って進みます。この時期、桃狩りもぶどう狩りも行われていましたので、それぞれの畑への表示が出ています。

ぶどうは品種によってぶどう狩りのお値段が違い、会場も別のようです。

奥に見えるぶどう棚の下では、バーベキューが楽しめる食事処があるのですが、コロナ感染拡大防止のため営業休止中。普段はとても賑やかなのだと思います。

建物の裏側がすぐ桃畑ですが、桃だけでも数品種栽培されていて、それぞれ収穫時期が違い、桃狩りに行った日の生育状態を見て、入る畑が決まるようです。

途中、収穫が終わっている桃畑があったり、

収穫まであと一息といった畑もあり・・・楽しみになってきました。

この日の桃狩りの会場は、こちら。収穫できる桃の木にははしごがかけられ、ところどころにパラソル付きの桃を食べるためのテーブルが置かれています。

甲府盆地が見渡せる斜面の畑、下側には、巨峰のぶどう棚がありました。

木の様子を覗いてみると、ピンク色に色づいた桃がたくさん。さて、もぎ取り食べ放題の開始です。

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桃狩りのシステム

桃畑の入口で入園券をスタッフさんに渡すと桃の取り方や食べ方の説明がありました。

食べる桃を選んでもぎ取り食べるほか、お持ち帰り用にすることもできます。お持ち帰り用は1kg=1,600円とのこと。大きな桃は1個500gあるようなので、1個800円!食べてみてからお土産にするかどうかは考えようと思います。

お皿と包丁を受け取り、もぎ取った桃をその場でいただきます。

園内に水道があるので、収穫した桃を洗っていただくことができます。汚れた手ももすぐに洗えるので便利です。

お土産は、黄色い籠にいれて、受付に持って行き、料金を支払います。重さの目安を知るため、秤もあります。

クーラーボックスの中には、数日前に収穫した桃が冷やされています。柔らかめの桃が好みの方は、クーラーボックスの中の桃を食べることができるとのこと。もぎ取り桃は外の桃ですので常温、冷たい桃が良い方はこちらと使い分けもできます。

冷えた桃は真っ赤で良く熟した桃。まずは、もぎ取りして味わってから、冷たい桃を食べるかどうか決めようと思います。

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桃狩り開始

桃畑の中には、食べごろの桃がなっている木が10本ほど。桃の熟し具合には差があるので、良く見て美味しそうな桃を選びます。

スタッフさんの話によると、木の上から熟していくので、上の方の実が甘いとのこと。

色合いも大きさもいろいろ、とても迷ってしまいます。

畑にあった桃の品種は、「すいみつ」。晩成種で肉質が硬くシャキシャキした食感を楽しめる桃とのこと。同じ畑では、「みさか」「日川」の札がついた木がありましたが、実が残っておらず、すでに収穫を終えているようでした。

産毛で覆われていて、産毛が渦を巻いています(笑)甘さを示す黄色い斑点が出ている実もあり、美味しそう。

早速ひとつもぎ取り、食べてみます。

先ほどの水道で洗って産毛を落としてきました。種の筋に沿って包丁を入れて、2つに割ります。

説明された通り、実がしっかりしていて、切込みをいれた後、両手で回すときれいに割れました。切り分けてみると、シャキシャキの食感が残る甘い桃、美味しいです。

桃と言えばトロリと溶けるような食感のものが多いですが、地元の方に好まれるのは、シャキシャキした食感の桃。まさに、シャキシャキしながらも甘い桃、夫好みで大喜びです。

妻はもう少し柔らかめのものが好きなので、木の上ですでに熟し始めた桃を探して収穫、とろける部分とシャキシャキの部分が混在するくらいの桃をいただき、桃を満喫しました。

最初は、冷えた桃の方が美味しいかなと思っていましたが、自分で桃の熟し具合を見極めて選んだ桃であれば好みの状態の桃が選べるので、もぎ取り食べ放題の方が美味しく、クーラーボックスの中の桃はいただきませんでした。

口コミでは、「硬い桃で美味しくなかった」というものも多く見かけ少し心配しながら伺いましたが、品種の違いを理解することや、好みの桃を選べたかどうかで感じ方も違うのではないかと思いました。私たち夫婦も、1個目が当たりで美味しかったので、どの桃も美味しいのだろうと、2個目はあまり吟味せずに選んでしまったら、りんごのような食感の桃に出会ってしまい・・・3個目からはしっかり吟味していただいたところ、それ以降は当たりの桃ばかりでした。

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最後に

桃の狩りと桃の食べ放題は今年初めての経験。最初はもぎ取り体験と冷えた桃の食べ放題、2回目は、畑でもぎ取ってその場でいただく食べ放題、どちらにも楽しめる要素があって夫婦ともに大満足。

来年もまた行きたいと思うほどはまってしまいました。

桃狩りで大切なのは、スタッフさんから美味しい桃の見極め方をよく聞き、良く吟味して選ぶ ”選桃眼” をしっかり持つこと。桃に限らず、果物狩りでは、美味しいものの見極め方を栽培している方に直接教えてもらうのが一番、スタッフさんと仲良くなって教えてもらうのがコツ。

取り方も食べ方も知らないことばかりなので、教えてもらうと満足度がアップすると思います。

最初の桃狩りの様子は、以前のブログ記事で紹介しています。

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