2024年桃狩りシーズン到来!オープン初日に桃狩り&冷えた桃の食べ放題へ~御坂農園グレープハウス(山梨県笛吹市)

山梨県

6月中旬になり、山梨県笛吹市の桃狩り農園が開園、2024年の桃狩りシーズンが始まりました。

6月に入ると桃狩りが楽しみになるもの、我が家が毎年出かけている桃狩り農園「浅間園」のホームページにアクセスしてみるとは6月下旬の開園予定とのこと。ほかの農園もと探してみると、同じ笛吹市内にある「御坂農園グレープハウス」は一足先の6月15日から開園するとわかり、早速予約して行ってきました。

「御坂農園グレープハウス」は以前も出かけたことがある農園、詳しい情報は公式サイトで確認できます。

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予約はじゃらんのサイトから

笛吹市内には桃狩りができる観光農園が多数あり、いつから開始するかなどは、じゃらんのサイトで検索するのが便利。希望日を入力すると、その日に予約可能な桃狩り農園の候補が表示されます。

今回利用した「御坂農園グレープハウス」は、桃狩りと桃食べ放題のセットプランのほか、桃食べ放題のみ、食事などを組み合わせたプランがあり、その中から、「桃狩りで1個お土産と冷えた桃食べ放題」のついたプラン1,600円を選んで予約しました。

こちらのプランで食べられるのは、あらかじめ収穫しておいた冷やした桃。涼しいハウスの中でテーブルに座って桃が食べられること、そして、食べ放題に時間制限がないのがほかの農園にはないサービス。ほかの農園では40分などの時間制限があるのが一般的、時間制限がなければ、ゆっくりマイペースで食べ放題が楽しめます。

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アクセス

河口湖周辺からは車で45分ほど、8時半の開園時間を目指して、7時半過ぎに河口湖を出発して向かいました。

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御坂農園グレープハウス

夏休み前とあって、まだ渋滞はなく、農園にはスムースに到着。現地に着いたのは8時半少し前、駐車場には数台しか車がなく、受付の目の前に停めることができました。

桃狩りのコースはA,Bの2種類

A:桃食べ放題コース
テーブル席にて用意してある桃の食べ放題、ご自身での収穫が難しい方にお勧め

B:桃狩り+食べ放題コース
畑で桃をひとつお土産用としてもぎ取り、その後テーブル席にて用意してある桃の食べ放題

食べ放題だけでもよいのですが、せっかく笛吹まで行くのであれば、お土産も欲しいと思い、Bコースで予約しておきました。

受付で予約の名前を伝え、お支払い。支払いには、現金のほか、Paypayが使えます。

お支払いをすると渡されるのがこの紙。食べ放題会場に入場する際に必要になりますので、それまで大切に保管しておきます。

この後、桃畑まではマイクロバスで向かいます。マイクロバスの準備ができるまでは、ひとしきりお土産物屋さんの中を散策。

山梨土産の定番、桔梗屋信玄餅のほか、ワイン、ジャムなどがあります。

しばらくすると、順番に名前を呼ばれてマイクロバスに乗り、桃狩り会場の畑へ移動します。

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桃のもぎ取り

桃狩りをする畑までは、マイクロバスで5分ほど。

このマイクロバスに乗って移動します。マイクロバスは数台で運行する体制、桃狩りができる畑と受付のある建物の間を循環しています。

マイクロバスを降りると、係の方から桃の採り方の説明があります。桃は優しく触ること、握ってひねると実に指の跡がついて傷むので、枝先に向かって真っすぐ引くと取るなど、取り方のコツを教えてもらいました。

また、枝側の桃の根本に小さな穴が開いている場合は、交換してもらえるとのこと。穴がある桃は虫が入っていて腐っていたり雨水がしみて種が割れていたりするとのこと。大切なお土産ですので、注意事項をよく聞いて美味しい桃をお土産を持ち帰ります。

今日の熟れ具合だと、採った後1-2日寝かしてからいただくのが食べごろとのこと。東京に持ち帰ってから食べるのがちょうどよさそうです。

皆さん上を見上げて桃の実を吟味しています。畑の中には何本も桃の木がありますので、よく見比べてお土産にする桃を吟味(笑)

高いところの桃は脚立に乗って手を伸ばして採ります。

見上げると高いところにある桃の色付きがよく、大きいもの揃い。枝先に近いものの方が甘いらしいのですが、なかなか「これ!」という桃を決められません。

この日の品種は、早生の「ちよひめ」という品種の桃。一番早く収穫時期が来る品種です。この後、7月中旬くらいになると白桃系の桃が収穫でき、さらに大きな桃になるとのこと。

枝の途中にある桃ですが、大きくて色付きのよさそうな桃があったので、これに決めて収穫しました。

黄色い斑点の出ている赤みの濃い桃、350gくらいでしょうか、手のひらサイズの大きな桃が採れて大満足。週明けに東京に持ち帰って食べるつもり。

夫も同様に大きな桃を選んでご満悦。食べるのが楽しみです。

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桃の食べ放題

畑でのもぎ取りを終えた後、マイクロバスに乗って再び受付のあった建物に戻り、食べ放題を楽しみます。

受付のあった建物の奥に食べ放題の会場があります。

ぶどう棚の下に8人くらいが座れる大きなテーブルが多数、大型バスツアーの団体さんが数組いらしても一度に食べ放題ができる広い場所です。

天井には育成中のぶどうが見えました。大きな房ばかりで驚いていると、「このぶどうはグローブくらいの大きさになって赤い実が付きますよ。『レッドグローブ』という品種のぶどうです。」とスタッフさんが教えてくださいました。

桃狩り会場には水道が多数あり、桃を洗ったり、汚れた手を洗うこともでき快適に桃を楽しめるようになっています。

桃狩り会場の入り口で先ほどのチケットを渡して、ナイフと皿、お手拭きを受け取って食べ放題開始です。

食べ放題の桃は、テーブルに並べられていますので、美味しそうな桃を選んで持っていきます。

この日の品種は「ちよひめ」、先ほど桃畑で桃狩りをした桃と同じ品種です。ピンクのお皿に乗っているのはやわらかい桃。

黄色いお皿に乗っているのはかたい桃。硬いといっても、熟していないわけではなく、硬い食感というだけ。地元の方は、硬い桃を食べるのが一般的、やわらかい桃は収穫してからしばらく置いた桃なので、あまり好まれないとのこと。硬いといっても甘さは充分なので、食感の違いだけです。

早速、美味しそうと思う桃を選んでテーブルに着きました。

選んだのは大きめで赤みの強いもの、産毛がたくさんついています。

大きな桃が美味しいだろうと、大きな桃ばかり選びたいのですが、あらかじめ3個セットになっているので、組み合わせは変えられません。

早速いただいてみると、程よい酸味がある桃、やわらかめを選んだので、シャキシャキではなくじゅわっと果汁が口の中に広がる桃、食べ方を間違えると、果汁を飛び散らしてしまいます。

甘味には個体差があり、ひとつの桃でも、日当たりの状態によって甘味が変わる、そして、色合いと甘みが比例しない・・・外見だけで甘さを当てるのは難しいと思いました。

「次はかたい桃も食べてみたい」とスタッフさんにお願いして1個だけにしてもらっていただいてきました。もちろん、やわらかい桃もお代わりします。

硬い桃は果肉が硬いだけで、甘味は充分、やわらかい桃よりもずっと甘いと感じ・・・おそらく当たりの桃だったのだと思います。

食べ放題の桃は次から次へと用意され、お客さんが桃に手を伸ばしていきます。形も大きさも色づきもばらつきがあり、販売用にできなかった桃が食べ放題になっているようでした。

形が丸くなくても、色付きが不均等でも味わいに変わりなく、何ら問題ありません。美味しい桃をお手ごろ価格で思いっきりいただけるのは食べ放題ならではのメリット。この日は夫婦で8皿24個+かたい桃1個の25個いただき、いつも以上にいただきました。

時期によっては桃が大振りになって、4-5個で満足することもありますが、この日はさっぱりした食感で比較的小さめでしたので、たくさんいただけたのだと思います。

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お土産物の販売

食べ放題会場の外では、桃のお土産販売もあります。美味しい桃を食べた後は、買って帰りたくなるもの。

サイズ、個数によりお値段はいろいろ。ただ、走りの時期でもあり、小さな桃が多いように思います。

こちらのパックは7個入りで2,000円。赤みが強く、すぐに食べられる状態です。

少し大きめの桃は、2個入り1,000円、3個入り1,500円で箱に入ったものが販売されていました。

いつも楽しみにしているお土産は、地元でないと購入できない摘果で落とした「若桃」やキズのある「アウトレット」、この日は販売がなく残念。まだまだ桃狩りに来ようと思っていますので、お土産の購入は見送り。これからどんどん美味しい桃に出会えるものと思います。

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お土産の桃は350g超の大きめサイズ

自宅に帰ってきてから、お土産桃の記録方々、重量を計測し、写真撮影。

妻が選んだ桃は383gと大きめサイズ、全体に赤味を帯びた桃です。

夫が選んだ桃は、349g、夫婦ともにしっかり大きな桃を選んでいたようです。夫の桃は黄色の斑点が出ていますが、全体に赤みと黄色みが混ざった色合いのもの。2日後が食べごろとのことでしたので、追って味見してみるつもり。

夫婦で甘みを比べて楽しもうと思っています。

甘みは色合いでは決まらない、というのが、これまでの多くの桃を食べてみた経験に基づく仮説なのですが、こればかりは食べてみないとわかりません。

2日後、食べてみた感想(追記)

畑のスタッフさんのおっしゃるとおり、2日後がちょうどよい熟れ具合、食べる1時間ほど前に冷蔵庫に入れて冷やしてからいただきました。

包丁で切れ目を入れると、つるりと皮がむける完熟状態、とてもジューシーで甘い桃。食べ放題会場でいただいた桃の数倍の甘さ、お土産付きのプランにしておいてよかったと思いました。

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最後に

6月中旬から始まる桃狩りは、長ければ9月上旬まで3か月近く楽しめます。早速、再来週も桃狩りに行こうと河口湖行きを予定しています。7月になると開園する農園が増え、桃狩りができる品種も増えていきます。

笛吹にある「浅間園」は6月下旬にオープンする予定とホームページでお知らせされていますので、再来週の河口湖滞在では、桃畑の中で自分でもぎ取った桃をいただく方式の桃狩りに行く予定。今年も桃狩りを満喫したいと思っています。

昨年までの桃狩りの様子は、過去のブログ記事で紹介しています。よろしかったらご覧ください。↓

 

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