2024年シーズン最後の桃狩りへ 9月は「幸茜」「さくら」「みさかっこ」硬めの品種でも甘さ充分~山梨県笛吹市一宮「浅間園」

旅先散歩

台風10号の影響を受け東海から関東にかけても線状降水帯が発生し大雨に見舞われた週末、2024年最後の桃狩りに行ってきました。

この週末は河口湖滞在の予定を立てていましたが、金曜日は東京から山梨に掛けて大雨。金曜日夜から河口湖へ向かおうと出発した直後、中央道の一部区間が通行止めになったとの情報に遭遇。いつ解除されるのか全く予想がつかなかったものの、既に出発してしまっており引き返すのも苦行。代替ルートを検討しながらひとしきり思案、相模湖ICまで一般道路を使って移動する方法を選択し、何とか河口湖へたどり着きました。

国立府ICから相模湖ICまでは、多摩ニュータウンを抜け、橋本周辺、津久井湖や相模湖を通ってみたところ、下り線はさほど混雑しておらず、通常の1.5倍の時間がかかりましたが、その日のうちに到着できました。

翌日はお天気も回復、無事桃狩りに行くことができました。

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利用したのは、今回も「浅間園」

2024年最後の桃狩りも「畑の中でもぎ取った桃をその場で楽しむ昔ながらの桃狩り」、笛吹市一宮地区にある観光農園「浅間園」へ。

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予約はじゃらんから

桃狩りのシーズンも最後になると、いつまで桃が残っているかはお天気次第、直前まで開園するかどうかが決まりません。週末の河口湖行きを決めてから浅間園に開園予定を確認するも未定とのこと。特に8月最終週は台風の襲来予定があり、開園するかどうか決めかねていたものと思います。

大きな台風に見舞われると完熟となった桃の実が風雨の影響で落ちてしまい、桃狩りができなくなることもあります。その後、台風の動きが遅く、週末は晴れる予定となったためか開園が決まり、じゃらんのサイトの予約枠も開き、サイトから予約しました。

利用したのは、いつもの「畑の中で40分間もぎ取り食べ放題」のプランで1,600円、じゃらんの割引クーポンなどが使えるので、少しだけ安価に利用できました。

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アクセス

一宮までは、河口湖周辺からは車で40分ほど。前日の中央道通行止めの影響か、河口湖周辺は観光客が少なく、道路の渋滞はなし!のんびりドライブをしながら笛吹に向かい、開園時刻の8:30の少し前に到着しました。

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入園まで

開園時刻には数組のお客さんがいらっしゃるのですが、この日はわが家だけ。予約のお客さんもいなかったのかとても静か。

玄関脇には籠にいっぱいの桃、ちょっと土がついています。前日の風雨で落下した桃、朝開園前に回収したのだと思います。

色づきを見ると、食べごろのものがたくさん、今日の桃は期待できそうです。

入園券売り場で料金を支払い、桃狩り開始です。開園時刻には数組のお客さんがいらっしゃるのですが、この日はわが家だけ。予約のお客さんもいなかったのかとても静か。

この日はお持ち帰りもできる設定、100g98円ととても安く、シーズン終盤なのだと思いました。

受け付けの脇にはお土産用の桃が並んでいます。この日は台風のため特別セール中で全品半額。とてもお買い得な価格、桃狩りの後、お土産を買うかどうかを決めようと思います。

支払いを済ませた後、スタッフさんに案内されて桃畑へ。

本日の桃畑は、受付のある建物のすぐ裏側。シーズン最後に桃狩りが楽しめるエリアです。

通路には、バケツや包丁などがセットされています。普段であれば畑までぶどう棚の下を通ったり、坂を下ったりするのですが、この日は目の前、ほぼ歩かずに桃畑でした。

雨が降ることが予想されたのか、食べるエリアにはテントが設置されていました。雨に見舞われることはありませんでしたが、テントのお陰で日陰が確保され、快適!

桃狩りに開放されたばかりの畑なのか、上までぎっしり桃が生っています。

高い場所の桃ほど甘いので、できる限り上の枝から収穫します。畑の中には脚立がありますので、登って採れば甘い桃に出会えるかもしれません。

この日の品種は、3種類。

みさかっこ(みかさ娘)と

幸茜、そして、

さくらの3種類、いずれも晩成種で硬めの品種です。

さて、どれにするか脚立に登って美味しそうな桃を探します。

見上げると、ちょうどよい色づきの桃がたくさんあり、どれにするのか迷ってしまいます。

いずれも400g超えのとても大きな桃ばかり、きっと甘いに違いないと信じて収穫します。

夫の桃は400g超、大きな桃を選んで満足そう。

妻が選んだのはみさかっこの大玉。枝側が少し柔らかく、色づきが良かったので選んだもの。

早速いただいてみます。

柔らかめとはいっても、シャキシャキした食感が残っているレベル、甘みだけでなく適度な酸味もあり、美味しいもも。ちょっと硬めが好みの方にはちょうどよい桃。

その後、いくつか取ってみましたが、若干の差があるものの、いずれも甘く美味しいものばかり、今年は特に当たりなのかと思いました。

いつもの通り、クーラーボックスの中には冷えた桃が用意されています。

クーラーボックスの中を覗いてみると、珍しく黄桃が入っています。見つけたら食べたくなるもの、早速美味しそうなものを見繕いました。

黄色が濃い美味しそうな色合いのものを選択。

切ってみると、中まで黄色で、種の周りが赤く色づいた桃、さっぱりとした甘みで酸味がほぼなく砂糖水を飲んでいるようなお味、桃らしい香りよりも甘みが強くて驚きました。

3品種と黄桃と1人5個の桃をいただいて胸がいっぱいに。どんなに美味しくてもさほど量は食べられないものだと今回も思いました。

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最後に

2024年の桃狩りシーズンも9月最初で終了、今年は例年よりも1週間ほど早かったのは気候のせいでしょうか。

6月から9月まで7回も桃狩りに行きましたが、全く飽きることなく、毎回桃を満喫させてもらいました。時期により品種は変わり、品種ごとにそれぞれの良さがあるので何度も桃狩りに行ってしまいます。

いちばん美味しかったのはいつか・・・7月下旬から8月上旬にかけての時期が良かったのではと思います。

来年も美味しい桃を楽しみたいと思っています。

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