3月下旬に入り暖かい日も増えてきました。21日は祝日で夫婦ともに仕事はお休み、早朝散歩で桜の様子を見てきました。
■ 靖国神社
早朝6時過ぎの境内は、人が少なく静か。にぎやかなのはラジオ体操をしているグループが集まっているくらい。桜を見に来る方もまだ少ない時間でした。
日曜日以降暖かい日が続き、桜の開花が進み、全体がピンク色になってきました。
標準木の枝は、咲いている花が増え、華やかになってきました。
今年は「夜桜詣」が開催されるとの案内が出ていました。3月25日~4月2日までの期間限定、ライトアップされた桜が楽しめます。同じ期間には、「夜桜詣限定朱印」の頒布もあるようで、多くの方で賑わうものと思います。
今度の週末は出かける予定がないので、早めの夕食の後行ってみようかなと思っています。
■ 千鳥ヶ淵
靖国神社の後は、千鳥ヶ淵へ。
九段坂から千鳥ヶ淵緑道に入った場所にある我が家の定点観測地点の桜は、まだまだの状態。
緑道の桜は咲き始めたばかり、まだつぼみが多く、他の場所に比べると開花はゆっくり。この状態であれば長い間桜が楽しめるのではないかと思います。
一部には開花が進んだ樹木もあります。
咲き始めた木の枝には濃いピンク色のつぼみが見えました。千鳥ヶ淵は古い桜の木が多く、徐々に花が少なくなってきているような気がします。若い木への植え替えも進んでいますが数は多くありません。
土手には菜の花が咲き、黄色が輝いていました。
千鳥ヶ淵の見頃は、恐らく今週末(25-26日)あたりだと思います。
■ 国立劇場前庭
千鳥ヶ淵を抜け、半蔵門にある国立劇場にも行ってみました。
こちらは離れたところからもわかるほど、全体がピンク色に染まっていて、開花が相当進んでいるようです。
前庭の中央にある「神代曙」の大木は、ほぼ満開。
すべての枝が桜の花で埋め尽くされ、全体がピンク色、花のボリュームも多く見ごたえがあります。
木の近くには案内看板が出ていますので、すぐに見つけられると思います。
まだつぼみも残っていましたので、もう少し長い期間桜が楽しめそう。
国立劇場は、2023年10月末でいったん閉場し、建て替えが予定されています。2029年秋には、劇場のほか、ホテル、レストランなどが入った施設になるとのこと、再開場する2029年秋が楽しみです。
前庭の部分がどのようになるのか、工事期間中鑑賞ができるかはわからず、このような形で鑑賞できるのは今年が最後になるかもしれません。
九段下、市ヶ谷、四ツ谷周辺の桜の中では、こちら国立劇場前庭の桜が一番早く満開になっています。
例年、桜の開花時期にあまり差がありませんが、今年は場所により開花時期が大きく異なるように思います。咲いていない場所もまだ多くありますので、長い期間桜が楽しめそう。今週末もお花見散策に出かけようと今から計画を立てています。
静かにゆったりと桜鑑賞をするなら朝がお薦め。週末は早起きが三文の得なのかもしれません。
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