3年ぶりの開催!まぼろしの白びわ狩り(詰め放題)に行ってきました~静岡県伊豆市土肥地区だけの希少品種「白びわ」

国内散歩

希少品種「白びわ」の果物狩りが3年ぶりに開催されると分かり、静岡県伊豆市の土肥へ行ってきました。

白びわは、全国でも栽培している場所がほとんどない「希少品種」。静岡県の土肥地区の他、由比に少しだけ栽培されているところがあるだけという幻の果物。

短い収穫時期に限定的に開催されている「白びわ狩り」、コロナ禍で2020年以降開催されてない状態が続いていましたが、伊豆観光協会のホームページで2022年は再開と知り、初日に行ってみました。

「白びわ狩り」の情報は少なく、探すのが難しいのですが、伊豆観光協会のホームページほか、土肥周辺の観光情報サイトに案内が出ますので、時期が近くなったら情報チェックするのがお勧め。

日程は白びわの生育により多少変わりますが、例年5月下旬~6月上旬、2022年は5月最後の週末からの3日間との案内。生育状況によっては、収穫できる白びわの数に限りがあり、開催日程の途中で中止されることもあるので注意が必要です。

2022年は3日間開催となっていましたが、最初の2日間で採り尽くされてしまったようで、最終日は中止となりました。

会場の恋人岬には、「白びわ狩り開催中」の看板。初日の10時に出かけてみると、すでに一番近い駐車場は満車と人気の様子。

受付は駐車場の一角に設けられたテント、こちらで料金を支払って白びわ狩りへ。例年は取ったその場でいただく方式ですが、今年は、コロナ感染拡大防止のため、お持ち帰り方式。

白びわ狩りの料金(1,500円)を支払うと、このビニール袋が渡され、15分間の詰め放題ができます。結構大きな袋です。

白びわは恋人岬の斜面に植えられています。海に向かって下がる斜面、両側にびわの木があります。

中に入ると、色づき始めたびわが目に入りました。すでに多くのお客さんはびわ狩りを楽しんでいるところ。青い実が多いなあと思いつつ園内のびわの木を探して・・・

ちょうどよい色合いの実を見つけました。白びわは傷みやすく、キズができやすいので、茶色くなっているものも多く見かけました。

探し始めると時間を忘れてしまい・・・夢中になって収穫。袋一杯の白びわを持ち帰りました。

夫婦で2袋分、洗うためにカゴに出してみるとこの分量。思ったよりも多くてびっくり。

傷みがなく、濃い色目で熟しているものを中心に探したのですが、茶色くなっている実も多く・・・傷みやすいびわであることがよくわかりました。

傷みやすいが故に流通に向かず広まらないと聞いていましたが、持ち帰ってみてよくわかりました。

夜、食事の後デザート代わりにいただいてみると、上品な甘さで美味しい!その場でいただくのではなく、持ち帰って洗って冷やしたきれいなびわを楽しめるのはいいもの、例年よりも美味しく感じました。

白びわをいただける機会が少ないのは残念。白びわを楽しむには、この時期に土肥に行く必要があり、少々面倒ですが、この美味しさを知ると来年もまた土肥に行って白びわ狩りができるといいなと思ってしまいます。

今から来年の白びわ狩りが楽しみです。

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