【志賀高原】ゴンドラリフトに乗って天空の花畑「東館山高山植物園」へ~夏でも涼しい標高2,000mの高山植物園

旅先散歩

小布施滞在2日目、桝一客殿の「傘風楼」で朝ごはんをいただいた後、志賀高原方面へ出かけました。

小布施から志賀高原までは車で1時間ほどの距離、気持ちのよりドライブルートです。志賀高原の冬のスキーに行くところというイメージが強いですが、夏は緑がきれいな高原リゾート、トレッキングなどアウトドアが楽しめます。

今回の旅行は1泊2日の短い旅行、2日の夕方は東京へ戻るために長野から新幹線に乗車する予定でしたので、リフトに乗って「東館山高山植物園」に行ってきました。

「東館山高山植物園」は標高2,000mにある日本最大級の高山植物園、山肌に咲くニッコウキスゲが有名です。

「東館山高山植物園」には、リフトとゴンドラリフトで登ることができますので、お子さんからお年寄りまで気軽に出かけられます。

リフトは高天ヶ原から乗車、山頂駅から30分ほどのトレッキングで高山植物園へ、ゴンドラリフトは発哺温泉から山頂のすぐ近くまで行け、山頂駅を出るとそのまま高山植物園に入ることができます。

わが家はトレッキングしたかったのですが、妻は足がブラブラするリフトが大の苦手、囲まれたゴンドラで登れるゴンドラリフトに乗車しました。

発哺温泉にゴンドラリフトの駅があります。駅の周囲には無料の駐車場がありますので車でも問題ありません。

ゴンドラリフトは片道1,400円、往復2,000円の料金、乗車時間は7分、すぐに標高2,000mの展望台に到達できます。

ゴンドラは4人乗りカプセル、夏の週末ですが、観光客は少なく閑散としていて、お客さんがいる時だけゴンドラを動かしていました。

ゴンドラは1,600mから2,000mまで一気に登っていきますので眺望は抜群、志賀高原が一望できます。山々は一面の緑、とてもきれいな景色です。

ゴンドラリフトに乗って7分、標高2,000mの展望台に到着しました。頂上付近は25℃を下回る涼しい場所、風が吹くとさらに心地の良い空気が流れます。

お天気に恵まれ、志賀高原全体をぐるっと見渡せました。

展望台を降りると、「東館山高山植物園」の入口、園内地図に沿って歩いてみました。

植物園はゆっくり回っても1-2時間程度の広さ、植物園を抜けてトレッキングをしたり、リフト山頂駅まで下りのハイキングを楽しみ、復路はリフトで降りるなどの楽しみ方もできます。

花の生育場所がわかる地図を片手に植物園の中を歩きました。

園内には随所に位置を示す看板が出ているので、地図と照らし合わせながら進めば迷うことはなく、見どころの花を見落とすこともありません。

地図に出ている道は、きちんと整備されていますので、歩きやすい靴で充分、特別な装備がなくとも楽しめます。

8月は高山植物の季節、特に花がきれいに咲きます。

■ コミヤマカタバミ

■ オオバギボウシ

■ タテヤマウツボグサ

■ シラネセンキュウ

■ クガイソウ

■ オオバナノヒメシャジン

■ ニッコウキスゲ

一番は花の多い季節、まさにお花畑と思う風景が続きました。

途中、きれいなクジャクチョウが止まっているのを見つけました。前日に出かけた「戸隠森林植物園」でも蝶をたくさん見かけましたが、「東館山高山植物園」の周辺にも、多くの蝶が棲息していました。

湧き水にはオタマジャクシ。自然豊かなところなんですね。

園内は木が生い茂るところもあり、ちょっとしたハイキング気分に。

ビューポイントからは、ニッコウキスゲの花と山々のきれいな風景が見られました。

リフトやゴンドラで登れ、トレッキングをしなくとも楽しめる植物園は貴重な場所、8月の暑さを忘れてしばし涼しい時間を過ごしました。

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