初日の午後は、善光寺門前散策をして過ごしました。
長野駅から善光寺までは約2km、その参道の両側には多くの商店があって賑わう観光スポットと聞き、お昼ごはんの後、散策してきました。駅前からの道はわかりやすく、至る所に案内標識があります。
長野市のホームページにはお勧めの散策ルートが「ナガノで楽しむ 善光寺周辺ぶらり旅」として紹介されています。↓これを参考に散策、参道のお店をのぞいてみたりしながら、ゆっくり歩いて2-3時間のコースでした。
善光寺表参道
善光寺につながる参道は両側に広く歩道が取られ、とても歩きやすく整備されています。道の一部は石畳と、風情があります。
参道に面した建物は建て替えされたところもありますが、参道の雰囲気を残すよう工夫がされています。このマンションは1階部分に日本家屋の街並みを残して建てられています。
古き良き時代のビルや蔵などもあり、歩ているだけでも楽しめます。
御本陳 藤屋旅館
こちらの建物は「御本陳 藤屋旅館」。”御本陳”とは、大名が参勤交代の際に宿泊した旅館を指す言葉、大正時代のレトロな建物が残っています。江戸時代から続く旅館でしたが、現在は、業態変更してレストラン・ウエディング事業をしています。
通りかかると、結婚式をされたカップルが玄関付近で記念撮影を始めているところ、趣のある建物とウエディングドレスの雰囲気があっていて、素敵な思い出に残る写真になると思いました。
善光寺郵便局
善光寺郵便局は二階建ての和風建築。参道の雰囲気をとうまく調和しています。
根元 八幡屋礒五郎
参道のお店の中で一番賑わっていたお店は「根元 八幡屋礒五郎」。お昼ごはんにくるみ蕎麦をいただいた「信州蕎麦の草笛」に置かれていた七味はこちらのお店のお品です。
お店の中では、あらかじめブレンドされた七味がある他、好みの材料を組み合わせ調合してもらいオリジナルブレンドを作ることもできます。
きれいな花束は赤唐辛子。キッチンの片隅にこれを飾っておいて使うのもいいですね。
唐辛子を使った製品がいろいろとありますが、中でも驚いたのはジェラートがあったこと。唐辛子の入ったジェラートって・・・興味深々。
柚子ミルクは、さっぱりした風味が効いた爽やかなジェラートではないかと思いますが、万願寺や麻種は想像ができません。万願寺は、辛くない唐辛子らしく、パプリカのようなお味で一番人気と聞きました。そして、麻種は麻の実のナッツが入っていてアーモンドのような香ばしい味がするとのこと。アーモンドならアイスクリームとの相性もよさそうです。
試してみたかったのですが、この後、「栗歩」でモンブランをいただく予定でしたので、ジェラートはぐっと我慢。七味をお土産にて家でも楽しむことにしました。
お店の外には、おなじみの缶を模したベンチがあり、ちょっと笑ってしまいました。
善光寺の参道は賑やか、長野駅からの散策も2kmの距離を感じさせないほど面白く楽しい時間でした。
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