休日の所用で浜松町へ出かけた折、評判の高い肉料理ビストロ「Aux delices de dodine（オデリスドドディーヌ）に行ってみました。
伺ったのは12時前、店内は満席、皆さん予約をされているようで、予約なしでの入店は相当難易度が高い様子。偶然、遅い時間の予約席があり、「13時までの利用でよろしければお席をご用意できますが・・・」と予約なしで入店させてもらいました。
その後にいらしたお客さんは皆さん予約ありの方でしたので、伺う時には予約必須と心得た方が良さそうです。
ランチメニューは、前菜、メイン、パンで1,100円。デザートと食後のカフェはオプションで付けられます。
前菜は、グリーンサラダ、かぼちゃの温かいポタージュからの選択、メインは、鶏もも肉の煮込み（2種類）、豚ロースのローストから選択します。
初めて伺ったお店ですので、夫婦それぞれ違うものをオーダーしてみました。
前菜
グリーンサラダ
シンプルなサラダですが、素材は新鮮、トマトは甘くジューシーと良く吟味された素材が使われています。ドレッシングは酸味が効いたさっぱり味、シンプルながら美味しいと思うものです。
かぼちゃの温かいポタージュ
寒い時期にはポタージュが美味しいもの、かぼちゃのほんのりした甘さを感じる滑らかなスープ、パンと一緒にいただくとあっという間に終わってしまいました。
パン
自家製のバゲットとのこと。しっかりリベイクされた状態で共されたので、ちぎったときに湯気がふわっと上がりました。
クラムは目が詰まっているもののもっちりした食感のもの、クラストの硬さが程よく素直に美味しいと思いました。
メイン
鶏もも肉の白ワイン煮込み
オーバル皿にたっぷり盛り付けられた鶏もも肉、運ばれてきたときから良い香りがします。
プリッとした肉質のもも肉、ジューシーでありながら、ほろっと崩れる煮込み加減です。下にはマッシュポテトがひかれており、鶏のうまみが出たソースと一緒にいただけるので、鶏をまるごと味わえます。
いんげん、にんじん、たまねぎと野菜もたっぷり。ソースが美味しいので、野菜とパンに絡めて美味しく完食しました。
豚ロースのロースト
厚切りのローストの表面には粒マスタードのソースがかかり、マッシュポテトの上に載って供されました。付け合わせはグリーンサラダ、先ほどのサラダと同じものです。
厚み3cm以上はあると思う厚みのあるロース肉、噂には聞いていましたが、目の前にすると驚くほどのボリューム感に圧倒、マッシュポテトもあることを考えると、さすがに食べきれるだろうかと心配になってしまうほど。
切り分けてみると、表面はしっかり焼きが入っていますが、内側はほんのりピンク色、肉汁が溢れてきました。肉の厚みあるので、しっかりとナイフを持って切り分ける必要があります。粒マスタードの酸味と塩で肉そのものの味を楽しみました。
若干塩味が強いように感じましたが、普通の方はこの位の塩味がお好みなのかもしれません。
ロース肉そのものが美味しいので、ボリュームが多くても飽きずに最後まで楽しめるかと思いますが、家族での訪問でしたら、シェアして楽しむのも良いかなと思いました。
コースの最後にデザートやカフェもと、お料理をいただく前は考えていましたが、あまりのボリュームにデザートまでは入らないと状態。予約なしでの入店でしたので、次のお客さんのことも考えて早めにお店を出ました。
メインのお料理のボリュームとクオリティを考えると、1,100円というお値段はコストパフォーマンスが高いと思います。会社の近くにあるとよいなと思うスタイルのお店、人気がある理由がよくわかりました。食べログなどの投稿を見ると、ランチのバリエーションは少ない様子、季節が変わったあたりで再訪できればと思います。
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