羽田空港第二ターミナルで落ち着いたランチのお薦めは羽田エクセルホテル東急~フライヤーズテーブル(京急羽田)

ランチ

羽田空港のターミナルには数多くのレストランがありますが、ランチタイムは混雑するところが多く、行列ができているとゆっくり過ごせない場合が多いのもの。そんな時活用できるのは、第二ターミナルにある羽田エクセル東急内にある「フライヤーズテーブル」。羽田空港から午後出発するフライトの日、ランチで利用しましたので、紹介します。

羽田エクセル東急ホテルは、第二ターミナルの端、モノレールや京急で空港ターミナルに到着後、出発フロアの左端にあります。

空港ターミナルビル内には案内看板が多く出ているので迷うことはなく到着できるものと思います。

ホテルに入るとすぐの場所「FLYER’S TABLE]の文字が見えますので、すぐにわかります。

伺った日は「山形フェア」を開催中。山形の名産物、山形牛やサクランボを使ったお料理のコースなどがありました。

あらかじめ予約しておいたところ、レストラン一番奥の窓のあるエリアに案内されました。

窓がありますが、滑走路が直接見えるわけではなく・・・空港内の様子が見えるリアルタイムカメラの映像がながされていました。

カジュアルな雰囲気、ホテル宿泊者向けの朝食、夕食を主にサービスしているようで、ランチタイムは閑散としていました。

ランチタイムは、アラカルトの他、週替わりで内容が変わるウィークリーランチとウイークリーパスタのセットがあります。以前、週末はビュッフェの営業をしていたようですが、現在は、休止中、このほか、ランチタイムからアフタヌーンティのメニューのオーダーもできるようになっていました。

この日のウィークリーランチは、

A 鶏胸肉と骨付き鶏のビネガー煮込み デミソース仕立て
B 白身魚の香草蒸し ほうれん草と青海苔風味のヴァンブランソース

の2種類、いずれもデミスープ、バゲットまたはライス、ミニデザートがついて、1,750円、ホテルのランチ料金が高騰している中、良心的な価格です。食後の飲み物が欲しい方には、ドリンクバーがありプラス320円でつけられるようになっていました。

ひとしきり悩んでBの白身魚をオーダーしました。

■ ウィークリーランチ(1,750円)
白身魚の香草蒸し ほうれん草と青海苔風味のヴァンブランソース

なかなかお料理が来ないねと話していると、ワゴンに乗せられてお料理が運ばれてきました。時間を見ると、オーダーから提供までに20分ほどかかっていました。

トレーの上に、メインのお料理のほか、デミカップのスープとグラスデザートが載せられていました。

デミカップに入ったスープは、コーンスープ。コーンの粒がわずかに残るものでしたが、風味がよくおいしいもの、デミカップだったのが残念、もう少し食べたいと思ってしまうお味。

メインの白身魚は、ヒラメ、ソースはフランス料理の定番、白ワインのソースというお料理、ソースの中には青のりが入っています。

魚にナイフを入れるとほろりと崩れる柔らかさ、青のりのきいたソースとの相性はよく、意外なおいしさ、塩加減が程よく、素直に美味しいと思えるお味。添えられているのは、ホウレンソウのソテーとナスの素揚げ、いずれもクリームソースと絡めてパンでいただきました。

パンはバゲットとバターロール、いずれもリベイクされて温かい状態で供されました。

ソースの塩加減がちょうどよく、2つのパンで拭ってしっかりいただいてしまいました。

ミニデザートは、グラスに入ったオレンジのゼリー。ゼリーの上にはマンゴーとグレープフルーツ、ブルーベリーと3種類のフレッシュフルーツが乗り、ゼリーの部分にはオレンジのジュレが入っているなど手の込んだもの。おまけにつけたというレベルではなく、丁寧に作られているデザートだったので、少々驚きました。

あまり期待しないで伺ったのですが、スープ、お料理、デザートと丁寧に作られているのがわかるお料理で大満足。ランチタイム中込み合うことなく、ゆっくり過ごせたこともよかった点。羽田空港のターミナル内のレストランはいずれも空港価格で少々お高め。そんな中、こちらのホテルランチは、お値段以上のおいしさと落ち着き度合い、羽田空港ターミナル内でのランチでお薦めできるところと思いました。

羽田空港でゆっくりランチとなることは少ないのですが、ランチをいただく機会があったら、羽田エクセル東急でと思っています。

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