家の近くで休日ランチ、時間がない時、迷った時には「アルカディア市ヶ谷」によく出かけています。この日も、午後早い時間から所用があって、サクッとランチするニーズがあり、「アルカディア市ヶ谷」へ。
「アルカディア市ヶ谷」には、洋食、中華、和食と3軒のレストランがあるのですが、コロナ禍の変則営業で、休日は洋食「フォッセ」で和洋中のメニューを提供しています。デパートのお好み食堂のような運営です。
店内はテーブルの間隔が充分に取られている上、アクリル板が置かれ感染対策は万全、休日は混雑することはほぼないので、安心して利用できます。
窓際の席が空いていたので、案内してもらいました。内堀の土手がちょうど見える場所、5月は新緑の緑がとてもきれいに見えます。
さて、メニューをもらって何をいただくか夫婦で相談。
休日もランチサービスがあり、お得なセットメニューが用意されています。洋食「フォッセ」では、週替わりのランチが1,100円、肉、魚などメニューは豊富です。
こちらは和食「いちがや」のメニュー。同じく、1,100円からメニューがあります。
中華「翠」は、ご飯もの麺ものなど。限定メニューですが、いずれも「翠」で人気のあるものばかり。これだけ揃っていれば、不満はありません。
洋食、和食、中華ともにメニューの数は多く、また、「フォッセ」で和洋中3つのお店のメニューがいただけるので、家族で食べたいお料理のジャンルが分かれても困ることはありません。
3つのメニューを比べて・・・選んだのは、和食でした。
■ おすすめ御膳「いちがや」(1,100円)
おすすめ御膳「いちがや」はいわゆる幕の内弁当。刺身、揚げ物、焼き物、煮物、サラダの中から日替わり4品とご飯、味噌汁、香の物、そして食後のコーヒーまでついています。
この日は、まぐろの刺身、塩鮭、かつ煮、ポテトサラダ というもの。結構なボリュームがあります。幕の内弁当のようで、作り置きかと思ったら、塩鮭もかつ煮も温かく、注文ごとに作られているのがわかりました。
塩鮭は少し辛め、かつ煮は甘めの味付けでご飯との相性はよく、どちらも美味しいもの。
ご飯はお米がよいのか、艶やか、味噌汁もしっかり出汁を効かせていて美味しく、お値段以上の満足感がありました。
■ 海老天丼(1,100円)
夫は海老2本の説明に惹かれて「海老天丼」に。天丼、味噌汁、香の物に小鉢が付きます。
立派な海老天のほか、しし唐、なす、蓮根の組み合わせ、タレは少し甘めのもの。器が大きいのかボリュームがないように見えますが、ご飯の盛りも天ぷらも食べ応えがあります。
味噌汁は、御膳「いちがや」と同じもの。
思っていた以上に美味しい天丼で、次回も天丼にしようかなと思ったほど。
食後にはコーヒーをいただきました。
食事にコーヒーまでついているのは、お得感あり。平日のビジネスランチにも手頃、会社の近くにあれば高頻度で通うのではと思いました。
食事を終え、会計を済ませるとこの看板が目に入りました。和食のご飯は岩手県産の「ひとめぼれ」を使っているとのこと。お米もこだわって選んでいるのですね。とても美味しかった理由がわかりました。
休日のランチタイムは、会議などのお客さんがいないからか、ほぼご近所さん。予約不要で混雑なく、美味しいランチがいただけるお店があるのは有難いこと。ご近所さんはみなさんわかっておられると思いました。
コロナ禍も落ち着いてきているので、まもなく、各店舗での営業も再開されるとのこと。各店舗での営業が始まると「お好み食堂」式の運営ではなくなりますが、美味しいお料理がいただけることに変わりありませんので、また利用したいと思っています。
コメント