松代の歴史を巡るウォーキングを巡ったあと、地元のお休み処「日暮し庵」でお昼ごはんをいただきました。
真田宝物館などがある松代の中心部にあるお店、松代藩士 恩田家の武家屋敷を改装した建物で営業されています。
松代観光をしたのは平日の午前中、街中に観光客はほとんどおらず、とても静か。12時過ぎに伺いましたが、お客さんは私たち夫婦だけ。お陰でゆっくりいただけました。
おすすめメニューは、地元の食材を使った「まつしろ定食」。松代周辺では、長芋の生産が盛ん、定食のメインはとろろです。
そのほか、蕎麦のメニューが各種。とろろご飯とそばのセットのほか、蕎麦は冷たいもの、温かいものと揃っています。
名物が揃った「まつしろ定食」が良いかなと思ったものの、午後は、小布施で栗菓子を楽しむ予定なので、控えめにしておこうと、「とろろそば」を注文しました。
最初に運ばれてきたのは、お水と八幡屋礒五郎の七味唐辛子の缶。注文したのは冷たい蕎麦ですが、七味・・・さすがに使いませんでした。
夫婦で午後の予定などを相談していると、お料理が運ばれてきました。
■ とろろそば(1,020円)
せいろ蕎麦にとろろ、漬物がセットになっています。
蕎麦は手打ち、少し不揃いですが、細目の蕎麦。茹で上げた後、冷水で締めているのでとても冷たく、しっかり歯ごたえがあります。蕎麦の香りもしてのど越しがよいもの、とても美味しいです。
長野はどこで蕎麦を食べても美味しいと思うのですが、このお店も例外ではありません。
そばつゆにとろろを少し入れていただくと、また違った味わいに。長芋の味が濃く、蕎麦と絡めるとさらにのど越しがよく、つるりとしています。
そばもとろろも美味しく、せいろの蕎麦はどんどん食べ進み・・・少々物足りないと思うところで蕎麦がなくなりました。
改めて長野県の蕎麦のレベルは高いと実感、他県では信じられないと思うほどの美味しさです。地元の方は美味しい蕎麦に慣れているので、美味しくないおそば屋さんは淘汰されるのかもしれないと思いながら、とろろそばを満喫、長野の方がうらやましくなりました。
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