小布施のお食事処では新栗を使った「栗おこわ」が提供されていますが、小布施堂の敷地内にある寄り付き料理「蔵部」でも「栗御飯定食」があり、小布施滞在中のお昼ご飯にいただきました。
傘風楼などがある広場に面しています。
「朱雀」の提供期間、ランチタイムのメニューとして提供されているもの。この時期のメニューはこの1種類だけです。
店内に入ると、大きなオープンキッチンが見えました。お料理を作る様子が見えるので、オープンキッチンは楽しいもの。お料理ができるまでの間、キッチン内のスタッフの動きをずっと見てしまいました。
店内はかなり広く、カウンター席のほか、テーブル席が多数。天井の高い広々とした空間にテーブルは並んでいます。私たち夫婦は、オープンキッチンの前、外のお庭が見える窓際の席に案内されました。
ほどなくお料理が運ばれてきました。「栗御飯定食」(1,600円)です。
■ 肉団子
メインは肉団子。大きな肉団子はとてもジューシー、柔らかい仕上がりです。出汁の味がよく、美味しく、もう少し食べたいと思ってしまうもの。
■ きのこのお椀
きのこと三つ葉の風味が効いたきのこ汁、少々濃い目の味付けです。
■ 栗御飯
醤油味の炊き込みご飯、栗は上だけかなと思いつつ食べてみると、ご飯の中にもたくさんの栗が入っていました。栗は甘みを付けていないそのままのもの、ほくほく感がたまりません。
醤油味のご飯は焦げ目の香ばしさもあり、美味しいもの。お代わりしたいと思ってしまうものでした。ここまでたくさんの栗が入った栗御飯は初めて。最後まで美味しくいただきました。
他のお店の栗のご飯は、もち米の「おこわ」。「蔵部」のものはうるち米の炊き込みご飯。もちもち感を楽しむのであれば「おこわ」なのでしょうが、香ばしさが感じられるこちらの「炊き込みご飯」もよいもの。どちらをいただくかは迷ってしまいました。
「蔵部」でのランチメニューは期間限定とのこと。新栗を炊き込みご飯でいただけるので、栗を食べることを目的に小布施にいらした方にはお勧めしたいお昼ごはんです。
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