黒姫高原方面に出かけた日のお昼ごはん、お店の数が少なくどうしようかと思案、黒姫駅にある駅そばは生麺を使っていて、蕎麦もつゆも美味しいと聞き、行ってみました。
しなの鉄道の黒姫駅、駅舎の中には、奥に改札、脇に待合室があります。電車の運行は1時間に1-2本と本数が少なく、電車が到着する前後の時間帯以外は、閑散としています。
駅そばは、待合室の一角、この入口奥にあります。
待合室の一角は、産直野菜売り場になっています。こしょう、南瓜、プルーン、じゃがいもなど、旬の野菜がいろいろ。
プルーンは1袋200円、美味しそうで買って帰りたかったのですが、食べるチャンスがなさそうなので、泣く泣くパス。
ピーマンのようにみえますが、「こしょう」です。しし唐のように辛みのあるもの、肉厚でピーマンのように甘い部分と辛いしし唐のような部分がある野菜、戸隠や黒姫あたりの名産です。
欲しい商品があったら、駅の窓口に持って行って支払いをする方式、おおらかな産直です。
さて、駅そばは待合室の一角にあり、食券販売機で食券を購入する方式、お客さんが多い時間帯でしたので、お店の写真はありません。
メニューは、かけ、ざるのほか、海老天玉子、海老天、鴨、かき揚げ玉子、かき揚げ、山菜、月見、とろろというラインナップ。麺は、ゆでるのに3分かかる「特上」と30秒の「駅そば(冷凍めん)」があり、価格差は30円。時間があるのであれば、「特上」がお薦め。
■ (特上)かき揚げそば(470円)
妻は、かき揚げそばを。最初につゆをいただくと、出汁の香りがするおいしいつゆ、薄味なのが好み。そばは太さが不揃い、少し太目の部分もあって田舎そば風、駅そばとは思えない美味しさです。
かき揚げは、揚げおきのものですが、海老など具材がしっかり入っているのがうれしいところ、衣ばかりのかき揚げではありません。
■ (特上)山菜そば(500円)
夫は山菜そばです。夫も美味しさに驚いたようで、あっという間に完食していました。ちなみに、こちらのそばは太さが揃っていましたので、妻のそばがたまたま田舎風だったのかもしれません。
駅そばですので、基本立ち食い。カウンターの前に立って食べられるようなテーブルがあり、そこに置いて食べる他、待合室の椅子に腰かけながらいただいたり、駅舎の外で立って食べたりと、お客さんがそれぞれ工夫している様子。比較的回転はよいので、駅舎の中の待合椅子になんとか座れる状態でした。
なお、こちらの駅そばは営業時間が11時~15時(途中、13:15-13:45は休憩)と短いので、時間を確認してからの訪問がお薦め、我が家は、休憩時間中に到着してしまい、時間調整をして出直しました。再開の時間に戻ると10人以上の行列が出来ていましたので、皆さん営業時間を把握していらっしゃるのだと思います。
駅前広場に台数は少ないのですが駐車スペースがありましたので、駅そばをいただく間駐車させてもらいました。お客さんの大半は、駅そば目あてでいらしているようで、駅そばのお客さんが捌けると、駐車している車の数が減っていました。
長野県はどこでそばをいただいても一定レベル以上というのは本当だと、今回も思いました。駅そばで生麵を使い、そして美味しいのは、さすが、そばの国ですね。
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