近所での買い物、通りかかりに「ブータン料理が市ヶ谷にやってきた」という看板を発見。「ブータン料理って??」とネット検索してみると、唐辛子を野菜のように使ったお料理で辛いものが多いと分かりました。
食べたことのないお料理にはとても興味があり、500円のオープン記念ランチは12日までとのことでしたので、週末のランチで行ってみました。
靖国通りよりも一本住宅地寄りの二七通り沿いのビルの2階、以前はインド料理店(NAZA)、串揚げ店(やさいと揚げもん屋 享。)だった場所、今回は「モンゴル料理」になったのですね。
店内はオレンジ色の壁にオレンジ色の椅子、チベット仏教で見られる青、白、赤、緑、黄の五色の旗(ルンタ)が飾られています。
オープン記念のランチメニューは4種類、いずれもスープ、ライス、サラダ、ドリンクがついて500円です。
◆ シャモダツィ(キノコとトウガラシのチーズの煮込み)
◆ ジャシャパ(鶏肉、キャベツ、トウガラシの煮炒め)
◆ パクシャパ(豚肉、大根、トウガラシの煮炒め)
ドリンクは、ラッシー、アイスティー、アイスコーヒーから選べます。
初めてのブータン料理、辛さには耐性があるものの、世界一辛いといわれるブータン料理なので、辛さの度合いを聞いてみると、「全体に辛めのお料理が多いですが、中でも、「エマダツィ」がとても辛いです。」とのこと。
お料理の説明を読み比べて・・・
最初から辛すぎるお料理を試すのもどうかなと思い、鶏肉を使った「ジャシャパ」をお願いしました。
最初にドリンク(アイスティー)が来ました。ラッシーは甘みが付いていて、アイスティーとアイスコーヒーが無糖とのことでしたので、甘くないアイスティーにしたもの。
ほどなく、トレーに乗ってお料理が運ばれて来ました。お皿もカップも木製のもの、中々よい雰囲気です。
中央には大きな赤唐辛子、想像よりも鶏肉の割合が多く、野菜炒めというよりも鶏肉炒め、ニンニクの香りが効いた炒め煮といったお料理でさほど辛くはありません。
キャベツは鶏肉の旨みが良くしみていてよいお味、ご飯が進みます。
サラダのドレッシングは人参のすりおろしが入ったさっぱりタイプ、スープはトマトベースの酸味と辛みが効いたお味です。
ご飯はこんもりと1膳半くらいの分量が盛られています。鶏肉、キャベツをおかずにご飯が良く進みます。現地では赤米も食べられているようですが、こちらでは白米でした。
ご飯はお代わりができるとのこと、鶏肉が美味しくご飯が進みますが、思ったよりも盛りがよく、お代わりは要らないかなと思うくらいの満腹感。この位で充分満足できました。
世界一辛いと聞いていたので、恐る恐るいただいたランチですが、メインの鶏肉よりスープの辛みが強く感じました。恐らく、温かいスープのため、トウガラシの辛みの効きが良かったのではないかなと思います。
この位の辛さであれば、まだまだ美味しくいただけるので、モンゴルらしさのあるチーズ煮込みを食べてみたいと思い始めました。オープン記念の500円ランチは12/12(日)まで。来週以降のお値段がわからないのですが、さほど高くなければトライしてみたいと思っています。
入店した時点では、先客が2組だけでしたが、12時を回ると、多くのお客さんがお見えになりほぼ満席の状態。皆さん、メニューを見て悩まずに注文されている様子を見ると、モンゴル料理に慣れた方ばかり。市ヶ谷のこの立地で、モンゴル料理に縁のある方がたくさんおられることに新鮮な驚きを感じました。モンゴル料理って、意外に人気なんですね。
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