四谷三丁目の「魚の三是」に通い始めると、新宿の「三是」で大盛りの漬けのネタが乗った「みこちゃん丼」が食べたくなり、新宿に買い物に出た折、立ち寄ってみました。
以前新宿でいただいた「みこちゃん丼」は、旧ブログで紹介しています。
この日の元々の目的地は、新宿住友ビルにある「ヤクンカヤトースト」。コロナ禍、最近シンガポールに行っておらず、カヤトーストやラクサが妙に食べたくなり、「現地の味に近いのはここ！」「ヤクンカヤトースト」に行ってみたのですが、お店のあった場所は、閑散としていて、暗い・・・既に閉店していたことを現地で初めて知りました。
気分はすっかりラクサだったのですが、閉店であれば致しかたないとそのまま、代々木へ買い物に行こうと歩いていると、「三是」の前に行列があるのを見つけました。「三是の行列って・・・そうだ！みこちゃん丼にしよう」と行列の意味を理解し最後尾に並んで開店時間を待つことにしました。行列に並んだのは開店時刻11時の30分前の10時半で15人くらいの行列。人数から開店時の1巡目に入店できるかどうか微妙な順番・・・
開店後、順番に店内に案内されていき、私たち夫婦の2組前で満席。次の空きを引き続き待つことになりました。その後、しばらくすると・・・
店内から出てきたスタッフさんが手にしていたのは、「みこちゃん丼売り切れ」と書かれたまな板。1巡目の多くのお客さんが名物の「みこちゃん丼」を注文していたのだと思います。
売り切れを知ったのは、入店の直前、次は私たち夫婦の順番という段階、ここで列を離れるという選択肢もありましたが、ここまで並んだのであればと、そのまま入店することにしました。
新宿のお店は、大きめのカウンター席と窓際にテーブル席という配置、相席前提でテーブル席に座りました。
ランチメニューは写真付き、にぎり寿司、ちらし寿司、海鮮丼、マグロ丼、いずれも並盛と大盛りがあり、大盛り好きの方に対応したメニュー構成。
みこちゃん丼の写真がおとなしい盛りで、良い意味で詐欺メニューです（笑）
土日祝日には、天ぷらとお寿司のセットメニューもあります。ちょっと豪華なものもよいですね。
さて、お目当てだった「みこちゃん丼」が選べない中、それぞれ注文してお料理が来るのを待ちました。
最初にみそ汁とお茶などのセットが運ばれてきました。
味噌汁の具はわかめとシンプルですが、出汁が効いていて美味しいもの。味噌汁を飲みながら、お料理を待っていると・・・
■ 産直海鮮丼（1,080円）
酢飯の上には、9種類のネタ、彩りよくとてもきれいです。
中でも美味しかったのが、いわしとサーモン。身がしっかりしたいわしが美味しく、どの切り身も厚切りなのがよいところ、しっかり食べ応えもあります。
■ ちらし寿司（850円）
ちらし寿司はお弁当箱に入って供されました。酢飯の上には、でんぶ、錦糸卵、きゅうり、とびこがのり、とても華やか。ネタは5種類が一切れずつ入り、お刺身も楽しめます。
ネタの切り方が寿司ネタ用？と思われるサイズ、頭の中でにぎり寿司として楽しみました（笑）ネタの数は少ないのですが、ご飯がそこそこ分量があり、充分満足できるボリュームでした。
私たち夫婦と相席になった男性1人客は、「みこちゃん丼」に間に合ったのか、うず高く盛り付けられた漬けと格闘中。ボリュームの多さに目が留まりますが、厚切りでボリューム感のあるネタが美味しそうで、次回こそは「みこちゃん丼を」と思っています。
「みこちゃん丼」にありつくには10時15分には行列に並んでおく必要があると思うと、ハードルが高く・・・当面難しいと思いますが、いつかはリトライと思います。
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