お天気に恵まれた週末、いつもより長距離のウォーキングでお台場にある日本科学未来館へ出かけ、特別展「きみとロボット ニンゲンッテナンダ?」を見てきました。
この分野はどちらかというと夫の領域、「とても楽しい展示があるらしい」と勧められてでかけることになったもの。
日本科学未来館へ行くのは10年ぶりくらい、子供の頃に戻ったような気持ちになりました。
特別展では、ホンダのASIMO(アシモ)やソフトバンクのPepper(ペッパー)、ソニーのAIBO(アイボ)などおなじみのロボットはもとより、早稲田大学ヒューマノイド研究所が作った世界初の人型ロボット「WABOT-1(ワボット-ワン) 」の実物もあり、実物を見るのが初めてのものも多く、見ごたえがある内容、お子さんでも楽しめるよう工夫を凝らした展示になっていました。
中でも特にこれはすごいと思ったのは、RODEM(ロデム)という名前の馬乗り型電動車いす、
このような形のもので、今までの車いすとは全く異なる形状。ベットから乗り降りがスムース、前傾姿勢で乗ることも驚きで日常生活の動作が快適に行えるもの、自分が将来車いすを必要とするようになった際にはこれを使いたいと思ったほど。
写真では動きがわかりにくいと思いますので、ぜひ、ホームページの動画をご覧ください。
その他、会場の中には、ロボットと触れあえるコーナーがあり、子供たちが楽しそうにロボットと遊ぶ姿はほほえましく、私たち自身もロボットに癒されるとは思ってもいませんでした。
登場した時に話題になったしっぽのついたクッション「Qoobo」(クーボ)の展示があり、触ってみると柔らかく、しっぽの動きがかわいいと思うもの、不思議な癒し効果があるのか「わが家にもロボットを買おうかな」と思ってしまうほどでした。
特別展を見学した後は、通常展示もひと回り。「ジオ・コスモス」も健在。思ったよりも賑わっていたのは意外でした。
見学の後は、館内のカフェテリアでランチをいただきました。
日本科学未来館の最上階には展望ラウンジとカフェテリア「Mirai Kitchen」があります。
大きな窓があり、天井が高く広々としたラウンジ、お台場の景色も楽しめます。
カフェは、フードコートや学食といった雰囲気。メニューは、カレー、パスタ、ハンバーグプレ―トなどの軽食があり、セルフサービス形式で提供されています。
メニューの中に未来の食材「代替肉」を使ったお料理があるのを見つけ、トライしてみることにしました。
カウンターで注文、支払いを済ませて、お料理が出来上がるのを待ち・・・
お料理を受け取ってきました。
■ チーズハンバーグプレート(950円)
夫はハンバーグを。プレートの中には、メインのハンバーグ、サラダ、ご飯、フライトポテトが乗っています。
ハンバーグの上のチーズは、最近よく見かける冷えても固まりにくいチーズフードで特別感なく・・・950円という価格では残念な内容。
■ NEXTカルビプレート(980円)
妻は、代替肉のカルビが乗ったプレートしました。
NEXTカルビは、大豆を原料にした100%植物性食品から作られたもの、焼肉ライクでもメニューに取り入れられたと話題になった時に存在を知りましたが、食べる機会がなく一度食べてみたいと思っていました。
味が付いた状態で焼き上げられたカルビは、肉を食べているような食感と噛んだ時に肉汁が広がるまさに肉らしいお味、噛んでいると油揚げや高野豆腐のような食感も感じられます。カルビと思っていただくとさすがに違うものと思ってしまいますが、これはこれで美味しく、こういったものがあれば、肉そのものを食べられなくなってもよいかなと思うほど、肉に近いものと思いました。
あらかじめ味付けがされた製品のようですので、手軽にいただけるというのもよい点、冷凍庫にあったもよいかなと思いました。
自宅に帰ってからお値段を確認してみると、80g×5袋入りで1,500円。1食分が300円と考えると少々お高め、一般に普及するにはもう少し時間がかかるかもしれません。
都心からは少し離れていますが、日本科学未来館は休日の散策の目的地にするには楽しいところ。真夏のウォーキングには少々距離があるので難ありですが、涼しい時期にはちょうど良い距離感。面白そうな展示の時にまた行こうかなと思っています。
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