新宿での買い物の途中、生パスタのお店がオープンしたのを見つけ、次の週末出かけてみました。北海道小麦の生パスタ専門店「麦と卵」です。
新宿西口の家電量販店近く、「生パスタ専門店」の大きな看板がとても目立っていました。お店は地下、階段を下りていくと・・・
手指消毒剤と二酸化炭素濃度測定器が置かれているなど、感染対策がされています。地下にあるお店ですと、換気の不安がありますので、置いてあると不安が少し解消します。600ppmでしたので、まだ空気はきれいのようです。(職場は築5年の新しい建物ですが、朝500ppmでも夕方には1,200ppm近くまで行くことを考えると、600ppmならば許容かなと。)
店内に入ると、食券購入の行列。10分ほど並んで食券購入し、席に着きました。
メニューはパスタ一択。トマトベース、オイルベース、カルボナーラトソースは様々。いずれも北海道小麦の生パスタが使用されています。
メニューの内容を見ると、チーズ、とうもろこし、たらこ等々北海道の食材が多く使われています。自宅に帰ってから店舗のホームページを見てみると、北海道の会社が運営されているのがわかりました。だから北海道の食材に拘っていたのですね・・・
パスタの分量は、普通盛りで150g、大盛り200gとのこと。目安がわからずスタッフさんにお聞きしてみると、「150gは女性の方向けの分量」とのこと。軽く食べられてしまいそうでしたので、大盛りを選択。
食券を購入した後、スタッフさんに「お好きな席に」と案内されたので、カウンター席に座りました。
店内は4人掛け、2人掛けテーブルが2つずつ、その他、アクリルパネルで仕切られたカウンター席があります。通路は狭く、ちょっと密な感じ。これは入店してみないと分からなかった点、地下で換気ができないことも少し心配・・・
カウンター席に座ると、席に消毒液があるのを見つけました。ちょっとした心遣いですが、あるとうれしいです。
その他、テーブルには、トウガラシ、塩、黒胡椒の用意がありました。
最初にドリンクから運ばれてきました。ジンジャーエールです。環境のこと考えると、ストローは不要ですが、最初からストローがセットされていて断れず残念。
ランチタイムで大変混み合っていて、お料理が運ばれてきたのは約20分後。夫婦で会話しながら待っていたので、気にならなかったのですが、平日ランチタイムだとちょっと時間がかかりすぎ。
■ 絶品たらこスパゲッティ(880円)
たらこ好きの妻は、「絶品たらこ」をオーダー。パスタの上にはたっぷりの大葉が盛り付けられています。パスタの熱で大葉が温められ、運ばれてきた時にふんわりと大葉の良い香りが広がりました。
「たらこは?」と思ってしまうほどたらこの粒が見えないパスタ、その点では、想像していたお料理と違いがあります。
いただいてみると、生パスタがとてももっちりした食感、弾力があってとても美味しい。でも・・・見た通りたらこが少なく、たらこのパスタを食べているという味わいではなく、残念。途中、レモンを絞ると少しさっぱりして美味しくなったものの、たらこが少ないのは看板倒れ。
■ たらこ、ぷりぷり海老、きのこのパスタ(1,080円)
メニューの名前の通り、海老ときのこ(椎茸)が見えるパスタです。こちらにも大葉が盛られていて、風味はなかなか。
海老は思ったよりも大振りのものが3つ、そして、肝心なたらこはほとんど見えません(泣)
自家製麺を謳うだけあって、パスタは美味しいのですが、ソースの味わいが薄いのが残念。海老も椎茸も良いものを使っていると思うので、あとはソースなのだと思います。
夫婦ともに大盛り(200g)にしてみたものの、ペロリと食べられてしまう「これで大盛り?」と感じる分量、普通盛り(150g)では相当物足りないと感じたのではないかと思いました。
店内は12時前には満席になるほどの人気、席の間隔が近くカウンター以外にはアクリル板がないので地下の店舗で混雑している中食事をするのは少し不安になるもの。さらに、混み合うほどにフロアスタッフさんが忙しくなり、サービスがすべてがせかされているような感じで居心地はあまりよくありませんでした。
食べログのコメントを見ると、「オペレーションに難あり」や「ざらざらした印象」等々ネガティブなコメントがあった理由は利用してみてわかりました。せっかく北海道の美味しい食材を使っているので、オペレーションを見直すことで良くなるのではないかと思いました。
居心地の良い飲食店って、見えないところで努力されているのだろうなと気づくことになったランチでした。オペレーションって難しいのですね。
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