昨今の事情により在宅勤務が増え、勢い運動不足になりがちの日々を送っています。
在宅勤務が始まった当初、お昼ごはんは、出勤の時と同じように朝作ったお弁当を食べていましたが、お昼を自宅で食べると、終日自宅にいることになり、全く外出しなくなってしまうため、「お昼くらいは外に出よう」という気分になります。そういった時は、いつもよりも遠くのお店まで足を延ばして、行ってみたいと思っていたお店にトライするよいチャンス!と新規開拓に励んでいます。
新規開拓店のひとつ「季節料理 中むら円」にランチに出かけました。
ここは、会社の同僚からのお薦め。同僚は、とある会社に出向中の身分、出向先企業のオフィス近くにあるお店を片っ端から制覇している中、「ここはお薦め」と教えてもらいました。
店頭には写真入りのメニューが出ています。フライ、生姜焼き、お刺身、焼き魚・・・割烹料理店の定番メニューが揃っています。
看板のメニューにはお値段も入っています。冷奴や納豆などをオプションで付けられるようです。
伺ったのは11時半頃、店内には数人のお客さんがいるだけ、ランチタイムには少し早めの時間だったようです。(ただ、ランチをいただいている間に12時を回ると、店内はあっという間に満席になっていましたので、空いているかどうかはタイミング次第なのかと思います)
店内はテーブル席が3つ、カウンター席、そして奥に小上がりがある、昭和らしい雰囲気が残っていて、時間が止まっているように思ったほど。ひとりでしたので、カウンター席に座って注文しました。
■ アジフライ盛り合わせ(850円)
カキフライか、アジフライかと迷ったのですが、「盛り合わせ」の文字に牽かれ、アジフライを選びました。フライの盛り合わせのほか、ごはん、みそ汁、小鉢(この日はひじきの煮付け)、自家製の漬物がセットです。
盛り合わせは、ふっくらした揚げ上がりのアジフライにとんかつ、そして、なすの素揚げの3種類。メインのアジフライは肉厚で大振り、身がふんわりしていて美味しいフライ、選んで正解でした。
うれしかったのはご飯と香の物。ご飯が炊きたてなのはもちろんのこと、お米も上等なものらしく、とても美味しい。そして、香の物が、大根ニンジンなどの皮をアレンジした手作り品。みそ汁含め丁寧に作られているのがわかりました。
お食事が美味しく、そして、ホールとキッチンで連携がよく取れていて、ホール担当のおばさまの応対が気持ちよいくらいキビキビしていてよい雰囲気。「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」の声がよく通って明るい感じがしました。
12時過ぎには満席になりオーダーが集中していましたが、ホール担当のおばさまひとりで、お客さんを上手にさばいていて、さすが!と思う接客。ここまで雰囲気が良いお店は少ないと思います。
同僚に勧められても、店構えをみるだけではひいていましたが、ランチで行ってみて正解。お料理が美味しく、気持ちよい接客で気に入りました。昭和の雰囲気が残っていても、気持ちの良い接客があるといいですよね。ランチローテーションのひとつになりそうです。
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