太めのもっちり麺に白・黒選べるスープの担々麺~ななつぼし(麹町)

ランチ

コロナ禍以降、飲食店の入れ替わりが激しく、麹町周辺でもいつの間にかお店が変っていることが多くなりました。緊急事態宣言が出ると休業、夜の営業時間短縮など経営も相当難しいのだと思います。

麹町駅近くにあった「ゆで太郎」の後には、担々麺の「ななつぼし」が開店して1年余り。「一度行ってみよう」と夫婦で話していながら機会がなく・・・予定があって遠出できない週末、担々麺を食べに行ってみました。

日本テレビ通り沿い、飲食店が複数入店しているビルの2階にあるお店です。「四川担々麺」という文字を見て、興味を持っていたもの。

担々麺は3種類、白胡麻、オリジナルの汁あり、汁なし、そして、チーズ、たまご、パクチーなどのトッピングが選べるようになっています。

イラストの担々麺が美味しそうと、お店の前を通る度に気になっていました。

伺ったのは、土曜日の12時前。店内には先客1名のみと、麹町らしく平日よりも休日の方が空いています。階段を上がった店内に食券販売機があり、食券を購入してからテーブルに座りました。

カウンターの他、2人かけ、4人かけのテーブルが複数、女性ひとりでも気軽に入店できそうな明るいお店です。

食券を購入した後ですが、テーブルにもメニューがあり、お料理が届くまでの間、メニューを見て、研究。

夫婦で同じものを注文してもつまらないと、白胡麻とオリジナルブレンドを選んだものの、オリジナルブレンドってどんなお味なのか・・・メニューには特に書かれておらず、来てのお楽しみです。

辛さと痺れは5段階で強い方から2つが有料。汁なしの方が強めに作られているようです。

辛さの追加は、100円と200円の2種類。そこまで辛くして美味しいのだろうかと思うほどの辛さ倍率。わが家はおとなしく、2と3を選択、ほどほどの辛さにしておきました。

その他、メニューを見てみると、チーズと温泉玉子の両方をトッピングするなど、トッピングの組み合わせも自由にできたり、担々麺が苦手な人向けに醤油ラーメンもあるなど、バリエーション豊かです。

おつまみもありますので「ちょい飲み」需要にもこたえられるのだと思います。

滑りにくい箸に、穴あきレンゲと担々麺仕様になっています(笑)

■ 担々麺 オリジナルブレンド(950円)

黒い器に入って登場した担々麺、黒胡麻のスープにひき肉、ネギ(白ネギ、青ネギ、玉ねぎ)、ピーナッツが乗っているのが見えます。

■ 担々麺 白胡麻(950円)

白い器で供されたのが、白胡麻の担々麺。乗っている具材はオリジナルブレンドと同じものです。

それぞれの器を見てもスープの違いがわかりにくかったのですが、並べて比べてみると、スープの色合いに違いがあるのがわかります。

麺は平打ちの太麺、もっちりした食感の麺です。

スープをいただくと、比較的すっきりした味わい、オリジナルブレンドの方が白胡麻よりも胡麻の風味が強く感じるもの、好みは分かれますが、食べやすいお味のスープです。

痺れよりも辛みを強く感じるもの、食べ進むにつれ、辛みの効いた赤い油がスープに混ざっていくのでさらに辛みが増すような気がしました。もっちりした麺ととろみのあるスープはよいのですが、スープのお味そのものは好みがわかれるところ、特に中に入っている玉ねぎが生でとても辛く、花椒の痺れと唐辛子の辛さとは異なる辛さが加わり、玉ねぎの辛さが苦手な方にはつらいものと思いました。

ひき肉やピーナツは美味しく、汁ありよりも汁なしが良かったのではないかと反省。寒い日でしたので汁ありを注文しましたが、担々麺は汁なしが夫婦の好みだと分かりました。

担々麺もお店毎の個性が出るメニュー。このもっちり麺であればぜひとも汁なしを試したいと思っています。

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