GoToEatキャンペーンが始まった当初、一休レストランで対象店舗を探してみたところ、軒並み高級店ばかり。普段使いのお店でもGoToEatが適用されるのはコース料理だけだったりと、お手頃価格で行ってみたいと思うお店が少ない中、目に留まったインド料理店に行ってみました。原宿にある自然派インド料理レストラン「ナタラジ」です。
神宮前交差点から渋谷方向に歩いて数分、Q-PLAZA原宿の中にあるお店、エレベーターで8階へあがると、8階はこのお店だけでした。
GoToEatを利用するため予約して来店でしたが、予約は必要なかったかもと思える空席度合い。先客は3組と静かでした。
壁には大きな絵が飾られているなど、高級感ある内装。白木を多用した調度品類で明るい印象、自然派菜食レストランと銘打っていることもあり、女性をターゲットにしていると思われるおしゃれなお店です。
休日のランチタイムは、カレー・ビュッフェ（1490円）の他、アラカルトメニューがあります。
ブッフェのお料理の内容は、
- 4種類の日替わりカレー
- 天然酵母ナン
- 小松菜ビーガンナン
- ライス
- 農園サラダ（2種類）
- オードブル
- アチャ
- 自家製デザート
というもの、小松菜のナンというのは初めて見るお料理です。
コロナ対応はしっかり。マスク着用が励行され、ビュッフェのトング類はポリ手袋をつけて使う方式、この時期のブッフェには多少不安がありますが、安心感が高まる運営です。
GoToEatキャンペーンの適用は、ブッフェコース、迷うことなくそのまま注文しました。
ブッフェ台のお料理にはひとつひとつ名前が付いており、どんなお料理かが確認できるようになっていました。
最初に目についたのは、サラダ類。グリーンサラダ、チャットパッタ、アチャールと野菜を使ったメニューが充実しています。
カレーは日替わりで4種類。
この日は、ダル（豆）、パンプキンカレー、グリーンピースのカレー、ナタラジ・きのこ。いずれにも使われている材料などが丁寧に表示されています。
ナンは2種類。プレーンのナンと小松菜が練りこまれているナン。
デザートは、キール（ライスプディング）。
保管容器の中に入っているので、お料理の状態がよく、安心していただけます。
以下、いただいてきたお料理を紹介します。
サニーレタス、キャベツ、ニンジンが入った「グリーンサラダ」、ひよこ豆、キュウリ、じゃがいもをスパイスの入った塩味で仕上げた「チャットパッタ」、刻んだ大根とニンジンのお漬物「アチャール」、辛みの調整をしようと「トマトチャツネ」もいただいてきました。
いずれもチャットパッタもアチャールもほどよくスパイスが効いているもの、若干味が濃い目でしたが、ドレッシングなしのグリーンサラダと合わせていただくとドレッシング代わりになりちょうどよくいただけました。シャキシャキした野菜の歯ごたえがよく、お代わりをするほどの美味しさでした。
カレーを4種類いただいてきました。
上から時計回りに、パンプキンカレー、ナタラジ・きのこ、グリーンピースのカレー、ダル（豆）です。カレーの色合いが異なることからもわかるよう、クリームベース、トマトベースと味わいの異なるカレー、辛さも違って楽しめます。
特に美味しかったのは、「ナタラジ・きのこ」。大豆ミートとしめじが入ったものですが、大豆ミートがお肉を食べているような食感、カレーとの相性がよくとても美味しいと思いました。恐らく、表示がなかったら肉と誤認するのではと思うほど。
小松菜のナンをいただいてきました。色合いがグリーンですが、味には小松菜があまり感じられず・・・もちっとした厚め仕上がりで妻の好みでした。
美味しかったカレーはお代わりしました。ライスは日本米のサフランライス、もっちりした味わいのお米でした。
もう一つあったのが、揚げパパド。塩味のおせんべい、細かく割ってカレーとライスにかけていただきました。
最後はデザート「キール」。お米をミルクで煮込んだ、薄めライスプディング、中にはアクセントでナッツとレーズンが入っています。インドのデザートらしく、とても甘く・・・1杯で充分でした。
一緒に行った夫曰く「ボリュームがないんだよね、インド料理を食べた感じもあまりしないし・・・」と少々不満だった様子、妻には”あたり”だったので、インド料理店に求めるものの夫婦での違いに気が付きました。そういえば、来店しているお客さんの雰囲気が違うと思いました。
お店の雰囲気もお料理もこれまで利用したことのあるインド料理店とは異なるおしゃれなお店、こちらであればインド料理に慣れない友人も誘いやすいと思います。GoToEatキャンペーンがなかったら、行くチャンスはなかったと思うと、意外な効果かなと思いました。
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