昭和が残るレトロなお店で焼きめしと肉ライスのランチ~新潟屋(河口湖)

ランチ

10月の河口湖滞在、午前中、駅近くで買い物をしているとちょうど11時前。営業時間が短くて行くチャンスがなかった「新潟屋」に行くチャンスと、お店に行ってみました。

表には営業中の看板と、メニュー写真が出ています。焼き餃子と焼きそばの写真が大きく、お勧めなのでしょうか・・・

お店の中は、テーブル席と小上り席がある構造、吉田うどんのお店によくあるタイプです。小上りの奥にはブラウン管のテレビがあるなど、昔懐かしい雰囲気。

小上がりにある2人席に座ると、お茶が運ばれてきました。

お花や果物が描かれたコップ、花柄のちゃぶ台など、どれもレトロ、店内は昭和のまま時間が止まっているように感じます。

さて、メニューを見て何を食べるか・・・ラーメン、焼きそばにスパゲッティまで。

裏側には、餃子、肉ライス、中華ライス、焼めし、カレーライス、肉野菜炒め定食の写真。お店の屋根には「中華」とありましたので、中華料理がメインの定食屋さんなのだと思います。

一度食べてみたいと思っていたのは、人気のあるという「肉ライス」。どんなお料理なのだろうと写真を見てみると、野菜炒め丼のようなもの、なかなか美味しそうです。

写真を見ながら夫婦で相談。餃子と焼めし、肉ライスを注文しました。

注文を終えて店内を見渡してみると、レトロなものがいろいろ。石油ストーブや昔の車の写真等々、久しぶりに見るものばかり。

ほどなく、お料理が運ばれてきました。

■ 餃子(400円)

餃子は1人前8個。手前のポテトサラダときゅうりの酢の物は、定食につく小鉢。餃子の焼き上がりと一緒に運ばれてきました。

餃子は厚めの皮でもっちりした食べ応えのもの、醤油とニンニクの効いた辛みが添えられたタレを付けていただくと、ピリリとした刺激でさらに美味しくなりました。

■ 肉ライス(700円)

玉ねぎとバラ肉、そしてわずかにニラが入るシンプルなもの、ピリッと辛い味と甘醤油の味がするもの、焼き肉のたれで炒めたような味と言ったらよいでしょうか。ご飯が進むお味です。肉よりも玉ねぎの方が多いので、甘さを感じるのは玉ねぎのせいかもしれません。

丼物は同じ味が続くので単調になりがちですが、甘い、辛いのバランスがよくやみつきになるというものわかる後引くお味と思いました。

■ 焼めし(700円)

具材は、たまごと刻みなると、玉ねぎとシンプル、焦げた醤油が美味しい、昔懐かしいお味。ご飯がパラリと炒められているのではなく、ちょっとしっとりしているところも、家で作るものに似ています。チャーハンではなく、「焼めし」と名乗っているのもうなずけるお味でした。

ご飯ものには、酢の物とポテトサラダ、そして味噌汁がついて、いずれも700円と安価。人気があるのもわかりました。

周囲のテーブルでは「肉ライス」のほか、タンメンも人気がある様子。タンメンと餃子のセット(いわゆる『タンギョウ』ですね)で1,000円ですの、お手頃と思います。

その他、中華ライス(いわゆる『中華丼』)も美味しそう、他にも試してみたいと思うお料理がいろいろ。なかなか伺うタイミングがないのですが、午前中買い物などに出かけた折に行ってみたいと思っています。

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