この2月は週末に雨や雪が降る寒くてあいにくのお天気の日が続き、休日に遠出の気持ちにならず、「近場のランチにしよう」と、以前から気になっていたタイ料理店「オールドタイランド」へ行ってきました。
市ケ谷の日テレ通り沿いにある飲食店ビルGEMSの3階にあります。
日曜日で周辺の店舗はお休みのお店が多い中、貴重な営業店舗、歩いている人も少ない寂しい日でしたが、エレベータで3階に上がって扉が開くと、お客さんが多く、とても賑わっている状況。外との格差に驚いてしまうほど。
若い方中心、とても人気があるお店だったのですね。
ランチメニューは、ガパオ、タイカレー、カオマンガイ、パッタイなど定番のタイ料理が並ぶもの、いずれも1,200~1,500円台とタイ料理としては少々お高め。
冬のおススメは牡蠣を使った炒め物や鍋など。大振りの牡蠣が乗った写真で紹介されています。
牡蠣好きの夫は、ガパオを注文するつもりだったのを牡蠣のガパオに変更、妻は、寒い日だったので、汁物がいいとセンレックナームに決めました。
テーブルの上には、タイの調味料セットも用意されています。辛み、甘み、酸味、塩味が自由に調整できます。
しばらくすると、付け合わせの生春巻きとスープが来ました。
ご飯ものには、スープがセットでついています。辛くないさっぱりしたスープで飲みやすいもの。
すべてのランチメニューには、生春巻きが付いています。スイートチリソースの甘味と刻みピーナッツが良いアクセント、野菜たっぷりで美味しい生春巻きです。
■ ガパオ・ホーイ(牡蠣のホーリーバジル炒め)(1,480円)
牡蠣のバジル炒めです。ライス大盛りでお願いしたら、このビックサイズ、山盛りのジャスミンライスに目玉焼きが乗っています。
牡蠣は写真よりも少し小さめですが、牡蠣がたくさん入っています。パプリカや玉ねぎがシャキシャキなのもよく、ご飯が進みます。
オーダーの時に「辛みはどうしますか?」と聞かれたので、「控えめ」でオーダーしたところ、辛みが適度で良く、しっかり味わえました。控えめにしない場合は相当辛い仕上がりと思いますので、辛みが苦手な方は注意が必要です。
■ センレックナーム(1,100円)
平麺のビーフンにさっぱりスープの汁そば、具材はゆでもやしにひき肉、魚のすり身団子、上には刻みピーナッツと干し海老、パクチーが乗っています。
スープは辛みなく飲みやすいお味、酸味はさほど強くなく、甘みがあるもの。平麺のビーフンはもっちりした食感、箸でつまむとつるっと落ちてしまいそうになります。
スープと麺をいただくと、タイを思い出すお味、ひき肉のコクともやしのシャキシャキを楽しみました。
少々お高めかなと思ったのですが、出てきたお料理のクオリティは高く、美味しいもの。具材がふんだんに使われ、刻みピーナッツやパクチーなども多めで盛り付けもきれい、このお値段でもよいと思う内容、人気がある理由がよくわかりました。
市ケ谷周辺にはタイ料理店が何店かありますが、ここまで丁寧なお料理がいただけるお店は少なく、タイ料理が食べたくなったら再訪しようと思いました。
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