休日のランチで久しぶりに「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」にカレーを食べに行ってきました。
「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」は、妻にとっては思い出深いお店、30年以上前、生まれて初めて食べた欧風カレーは、こちらのビーフカレーでした。
大学進学で上京、当時アルバイトしていた会社の方に「美味しいカレー屋さんがある」と連れて行っていただいたのが最初。カレーといえば、「ハウスバーモンドカレー」を使った家庭のカレーしか知らなかったので、甘みと辛みがあるドロッとしたカレー、じゃがいもやにんじん、玉ねぎが入っていないカレーってと衝撃を受けました。
その後、社会人になってからも時折伺っていましたが、近くに住むようになってからは足が遠のき、夫と最後に行ったのは10年近く前、今回は久しぶりの訪問です。
食べログの百名店にも選ばれているのですね。
30年前は食べログなど評価サイトはなく、「Hanako」などの雑誌メディアで情報を得るか、口コミで美味しいお店を知るしかありませんでした・・・
いろいろな雑誌に紹介されていますね。
店内に入ると、ホール担当の方から、4人かけのテーブル席を勧められました。ちょうどキッチンの様子が見える席です。
ランチタイム、ディナータイムともに同じメニュー。ビーフ、ポーク、チキン、エビ、カニ、アサリ、ホタテが1,350円、シーフードミックスとミートミックスが1,550円です。
薬味はらっきょう、福神漬け、キュウリの漬物の3種類。
カレーをオーダーすると、最初にふかしたじゃがいもがバターとともにきました。
つるっとしたメークイン、蒸したての熱々のじゃがいも、皮をむいてバターと付けていただくとねっとりした食感がよく、美味しい!ただ、ここでじゃがいもをたくさん食べてしまうとカレーが食べられなくなってしまうので、1個に留めておきます。
■ アサリカレー(1,350円)
妻はアサリカレーの辛口をオーダーしました。ご飯の中央にはチーズが乗っています。
辛口にすると、少し色が濃い目、アサリは見えませんが・・・
アサリはルーの中にちゃんと入っています。アサリのエキスもたっぷり。
トロットしたルーは野菜がたっぷり溶けていると思う甘みがあるお味、ご飯と一緒に味わうと後から辛みが伝わってきます。そして、ルーのスパイスに負けないくらいアサリの出汁も効いていて、アサリの香りもします。
■ ビーフカレー(1,350円)
夫は王道のビーフカレーを中辛でオーダーしました。
妻の辛口に比べると、少し茶色がかった色合いです。やはりルーには野菜の甘味がたっぷり、スパイシーさの中に甘みがある濃厚なお味、ビーフはスプーンでほろっと崩れる位よく煮込まれていてとろけます。
夫曰く、中辛にしたら、辛みが少なくて・・・とのこと。甘さとスパイシーさの両方を楽しみたい方は、辛口がお勧めと思います。
夫婦でルーの美味しさを味わっていると、妻は、初めて欧風カレーを食べて驚いた時の新鮮な気持ちが蘇ってきました。こちらで欧風カレーに出会った後、美味しいといわれる様々な種類のカレーを食べてきましたが、まろやかな甘みがある欧風カレーは忘れられない美味しさであると改めて思いました。
プティフ・ア・ラ・カンパーニュのビーフカレーは、S&Bからレトルトカレーとして販売されていますが、お店でいただくのが一番。また伺おうと思います。
コメント