半蔵門周辺でお花見散策の前のランチ、「どこに行こうか?」とひとしきり夫婦で相談。「久しぶりにお寿司にする?」と新宿通り沿いにある「鈴政」に出かけました。
通り沿いにこの看板が出ている通り、ランチタイムは「ちらし寿司」のみとシンプルなメニュー体系、迷うことはありません。
お店はビルの1階、奥に入口があります。以前は「後楽別館」として営業していた場所、名前が変わりましたが、「後楽」の時と同じ「ちらし寿司」がいただけます。
「後楽」と言えば・・・妻が学生だった30年前からあったお店、学生時代も確か同じくらいのお値段、同じメニューだったように記憶、その頃から人気がありました。
靴を脱いで上がると、案内されたのは、座敷。普段はカウンター席ですが、この日はすでにカウンターが満席だったので、座敷となったもの。タイミング次第ですが、安心してランチが楽しめます。
こちらのお店、絨毯敷きで掘りごたつ式、カウンターも座敷も座りやすく、居心地は◎
席に座ると、お茶と小皿、お箸のセットが来ました。ランチメニューは「ちらし寿司」のみなので、あえてオーダーを聞かれることはありません。
最初にみそ汁が運ばれてきました。こちらのみそ汁は、あさり。この日も大振りのあさりが入っていて、よい出汁が出ています。ちょっと熱すぎるのが気になりますが、美味しいので、許します。
■ ちらし寿司(1,100円)
ほどなくちらし寿司も運ばれてきました。
ネタは、まぐろ(赤身、中トロ)、いか、はまち、さば、えび、いくら、松前漬け、玉子、かまぼこ、ごぼう、きゅうり、たくあん、でんぶ、がり。日によって多少ネタの種類が変りますが、以前からずっと同じ盛り付け。いつも同じ「ちらし寿司」のように思います。
どのネタも厚みがあって大きいもの、食べ応えがあるものばかり。
特に美味しいと思ったのはまぐろ。さっぱりとした赤身の他、ねっとりした中トロと部位による味わいの違いも楽しめるもの、まぐろをいただくと、特に美味しいと思います。
「ご飯の盛りが少なめ?」と運ばれてきた時には思いましたが、いただいてみると、そこそこ分量はあり、ネタの食べ応えと合わせて相応に満足できる内容でした。
最近お寿司と言えば、回るお店に行くことが多かったので、久しぶりにお寿司屋さんのお寿司をいただき、クオリティの高さを再認識。このお値段でこの内容ならとてもお得に思いました。
平日に行くチャンスはありそうなので、近いうちにまた伺いたいと思っています。
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