那覇空港で乗継時間に買える「うちなー弁当」~コンビニ「シャロン」で沖縄のお弁当文化を楽しむ

ランチ

昨年以来、ANAマイレージクラブのダイヤモンドステータス獲得を目指して国内線に搭乗していますが、効率的なプレミアムポイント獲得を考えると行先は那覇が中心。妻は、ステータス獲得を目指す前に沖縄に行ったのはたった1度だけの沖縄初心者だったのが、ここ2年で20回以上出かけることになりました。

緊急事態宣言期間中を避けても、現地に滞在するのは憚られ、現地で宿泊も観光もしないで単純往復するだけ。せめて沖縄らしい食事をと2020年は空港食堂に1度行けましたが、2021年は行けずじまい。羽田ー那覇線が需要減少に合わせて減便になり、1日2往復するには現地での乗り継ぎ時間を短くする必要があり、空港での食事も難しくなりました。

短い乗り継ぎ時間で楽しめる沖縄、最初はブルーシールのアイスクリームやソフトクリームを食べていましたが、それにも飽き、同好の皆さまのブログを読むと、空港内店舗で販売されているお弁当が沖縄らしい「うちなー弁当」と知り、何度か試してみました。

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お弁当を買ったのは空港内コンビニ「シャロン」

那覇空港内には、ローソン、ファミリーマートと全国チェーンのコンビニエンスストアがあるほか、お弁当、ドリンク、お菓子などを扱う売店があります。

沖縄らしい「うちなー弁当」は、チェーン系のコンビニエンスストアにも少数ながらありますが、種類多く売っているのは、国内線ターミナル3階にある「サンカクマート」と1階にある「コンビニシャロン」とのこと。

どちらのお店にも行ってみましたが、「サンカクマート」では売り切れているからかお弁当の姿が見られず、もっぱら「コンビニシャロン」で購入しました。

「コンビニシャロン」は、国内線ターミナル1階、到着ロビーフロア、JAL側の出口Aの近くにあります。ANAのフライトを利用すると出口Bから出ますので、JAL側に向かっていすぐに見つけられます。

このような看板が出ていますので、簡単に見つけられると思います。店頭に出されたテーブルの上にお弁当が並べられ、販売されています。

お弁当の種類は数えきれないくらい(笑)メインのおかずもお弁当のサイズもいろいろ、何を食べようか迷ってしまうほどの品揃えです。

お弁当の商品シールを見ると、お弁当屋さんは1店舗ではなく、いろいろなお弁当屋さんのものがあるのがわかりました。1キロサイズのボリューミーなお弁当で有名な「キロ弁」をはじめ、学校の近くにある有名なお弁当店など、数店舗の商品が常に入荷しているようです。

お弁当のお値段は、300円~500円くらい。空港勤務者と思われる方が入れ替わり立ち替わり来店してお弁当を買っていきます。

早い時間であれば、店頭にだされた2つのテーブルの上にぎっしりとお弁当が並んでいますが、13時過ぎになるとテーブル1つ分くらいになって選択肢が少なくなります。夕方にはほとんどなくなっていますので、売れ行きは抜群だと思います。

以下、いただいたお弁当を紹介します。

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MUIMUI弁当

タコライス弁当380円

ご飯の上にタコミートが乗った「タコライス」のお弁当です。

とうもろこし粉のクレープ「トルティーヤ」にタコミートと刻みレタス、トマト、チーズが入った「タコス」には親しみがありますが、ご飯の上に乗った「タコライス」はあまり見かけないもの、沖縄にちょくちょく出かけていた夫は、「タコライス」が大好物だったので、このお弁当を見つけすぐに選んでいました。

温めるとチーズがとろけて美味しい香りが広がります。スパイシーなひき肉のかけご飯はドライカレーを思い起こすお味、妻も味見してみて、「なかなか美味しい組み合わせ」と思いました。

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ゆうな弁当

日替わりチャンプルー弁当400円

妻は野菜好きなので、ゴーヤチャンプル―が入ったお弁当をよく選びます。

こちらのチャンプルー弁当は、メインのゴーヤチャンプル―のほか、から揚げ、チキンカツ、にんじんしりしり、焼きそばが入ってボリューム満点、野菜もお肉もと楽しめる満足度の高いお弁当です。

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キロ弁那覇店

ゴーヤチャンプル―弁当380円

一番よく見かけるのがゴーヤチャンプル―が入ったお弁当です。

「キロ弁」のゴーヤチャンプル―弁当には、ポーク、にんじんしりしり、卵焼きが入ったもの、ご飯の上にはゆかりが振りかけられていて、爽やかな酸味がアクセントになっていました。

ゴーヤチャンプルーといってもお店によって個性があり、こちらのお店のものはにんじん、玉ねぎ入りで卵が多めにはっていました。

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店名不明(ハートマーク)

日替り(ゴーヤー&タコライス)400円

店名がわからないのですが、ハートマーク印のお弁当屋さんのもの。ゴーヤにタコライスという王道の組み合わせです。

タコライスとゴーヤだけと思っていたら、チキンカツが乗っている豪華なお弁当、ご飯が見えないほどおかずが乗っていました。

ゴーヤー400円

同じお店のゴーヤー弁当です。

こちらのゴーヤは豆腐入り。豆腐ゴーヤチャンプル―にポークとチキンカツの組み合わせです。

ご飯が見えないほどのおかずが乗っていると食べ応えもあり、夕食はいらないと思ってしまうこともありました。

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沖縄しまや

コンビニシャロンには地元のパン屋さんのパンもあり、沖縄らしいパンを買ってみました。

紅イモぱん

紅イモを使ったあんが入ったパンです。こしあんぱんのような味ではないかと思わず購入。

一部紅イモのあんがはみ出てます(笑)表面には黒胡麻が付いていて美味しそう。

真ん中にあんが入っているあんぱんを想像していたのですが、練りこまれているタイプ、ところどころに紅イモペーストが入っていてほんのり甘いパン、おやつ代わりに食べたいものです。

田イモぱん

こちらもあんぱんのような味と思って購入したもの。

田イモは白ごまが振られていて区別できます。

こちらは真ん中にまとまってあんが入っている、普通のあんぱんタイプ。田イモのホックり感とほんのりとした甘みがよく、何個でも食べられるのではと思ってしまいました。

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沖縄らしい「うちなー弁当」とは

初めて沖縄のお弁当を見て驚いたのは、「茶色のおかずでご飯が見えない」、「持ち上げるとずっしり重い」、さらに「お値段が400円くらいと安い」こと。空港にも複数のお弁当屋さんのお弁当が販売されているうえ、飛ぶように売れていく・・・沖縄のランチはお弁当愛用者が多いと知りました。

どのお弁当もご飯がぎっしり詰まり、おかずもたっぷり、見た目の大きさで選んではいけないと食べてみてわかりました。東京で見るお弁当は、おかずがきれいに盛り付けられ、ご飯はふんわりなので、お弁当容器が大きくてもさほどボリュームがありませんが、沖縄のお弁当はぎっしり詰まっている分ずっしり重く、容器が小さそうに見えても食べきれない・・・東京と沖縄では見た目のサイズ感と中身の分量が違うので、選ぶ時には注意が必要です(笑)

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最後に

沖縄往復の合間にいただいた「うちなー弁当」で、わずかですが、沖縄に行った気分がもりあがりました。

タコライスやゴーヤチャンプル―、にんじんしりしりなど沖縄名物料理がお弁当でも味わえたのがよく、市街地に出られない今はこういった楽しみ方しかないかと思いますので、しばしの辛抱。

空港内で沖縄の食を気軽に手に入れられると知ってからは、お土産代わりにほぼ毎回お弁当を買って帰っていました。

羽田-沖縄を2往復する日は、「コンビニシャロン」で買ったお弁当でお昼ごはんということもしばしば。レストランでいただく時間が取れないフライトスケジュールのこともあるので、お弁当が便利だったりします。

なお、夕食にと持ち帰りたい場合は、夕方行ってもほぼお弁当に出会えないので、1往復目の乗継時に購入しておくことがポイント。最初は買ったお弁当を持ち歩いて搭乗していましたが、ある時、お弁当を買ったお客さんが「夕方取りに来るので、預かってほしい」とお願いしている場面に遭遇。店員さんも慣れた感じで「いいですよ」とお客さんの名前を聞いて店内の冷蔵ケースにしまっているのを見て、それ以来、自宅に持ち帰る時には、1往復目にお弁当を選んで購入、お取り置きしておいてもらって、2往復目に受け取って帰るようにしています。お弁当が重いので持ち歩かなくて済むのは助かりました。

今は人流抑制でコロナウイルスの流行を抑えるのが最優先。夏休みの旅行は見送り普通に静かに過ごしています。再び、普通に観光できるような日が来ることを願っています。

 

 

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