河口湖フォレストモールにも気軽にうな重が楽しめる「うなぎの成瀬」~8月からは鰻のクオリティと分量から選べるメニュー体系

ランチ

2024年の春、河口湖にあるショッピングセンター「フォレストモール」に「うなぎの成瀬」が開店、8月の河口湖滞在中のランチで行ってきました。

最近出店が増えている「うなぎの成瀬」、いろいろなメディアで取り上げられている話題のお店、一度行ってみようと思っていたところでした。

「フォレストモール」には、イタリア料理、中華料理などがありますが、桔梗屋が撤退してからは和食系がなく選択肢が少なかったので、ちょっと嬉しい変化です。

伺ったのは土曜日の12時過ぎ、東京での人気を考えると、大混雑か?と思って行ってみると、意外にも先客は1人のみと静かな状態。

スタッフに2人と告げると、カウンター席に案内されました。

開店から間もないこともあり、什器類はきれいで気持ちよいもの。店内は、シンプルで落ち着いた雰囲気です。

メニューはシンプル。開店当初は、海外養殖の二ホンウナギをつかったうな重で、鰻のサイズが異なる「梅」1,600円、「竹」2,200円、「松」2,600円の3種類でしたが、この8月からメニュー体系を変え、鰻のクオリティとサイズで選ぶ9種類のバリエーションになりました。

一番お手軽なのが、海外養殖のニホンウナギを使ったもので、
●脂少なめあっさり風味の「並」
梅 1,600円 竹 2,200円 松 2,600円

●ふっくら柔らかジューシーな「上」
梅 1,900円 竹 2,500円 松 2,900円

のほか、

●国産鰻の上品な味わいの「特上」
梅 3,400円 竹 4,000円 松 4,400円

というメニュー体系、いずれも梅は1/2尾、竹は3/4尾、松は1尾とサイズが異なります。

うなぎのクオリティの比較をしようと、「並」と「上」をいただくことにしました。

10分ほどでお重が運ばれてきました。お重のほか、薬味とお吸い物が付いています。

薬味は、かば焼きを楽しむわさびとネギ、ショウガ、漬物の3種類。白焼きではないのに、わさび?と思いつつスタッフの案内を聞きました。

お吸い物は、わかめと麩、三つ葉のシンプルなもの。

■ 「並」梅(1,600円)

一番お手頃価格のうな重、1/2尾といっても、それなりの大きさがあり、充分なボリューム感。

■ 「上」 梅(1,900円)

海外養殖ものの中でも脂ののりがよいものとのこと。見た目の違いはあまり感じられません。

夫婦で分け合いながらいただいてみると・・・

表面が香ばしく、中はふんわりというのは、その通り、普通に美味しいうなぎです。「並」と「上」では、脂の乗りぐあいに違いがあるという説明でしたが、さほどの違いがなく、「上」の方が若干肉厚かなと思う程度の差。食べ比べてみるとわずかに違いがあることを感じるくらいのレベル感です。

ご飯は固めの炊き加減で粒が立ったもの、鰻のたれは少な目でさっぱりいただける仕上がりです。

お料理と一緒に供されたのが、追いたれの小瓶。好みに応じて掛けられるようになっていました。

たれだけで味見をしてみると、甘味強めの醤油味、好みで追加できる形はありがたく思いました。


価格が高騰して食べにくくなってしなったうなぎですが、この価格帯であれば、気軽にいただけるもの。うなぎの専門店に行く敷居の高さを気にすることなくいただけるのはありがたい。

専門店でうなぎを焼く香ばしい香りや深みのあるたれは楽しめませんが、このお値段でこのクオリティのうな重がいただけるのであれば不満なく、近くにあればたまに行こうかなと思うお店。専門店ではなく気軽にいただける回転寿司や立ち食いそばのうなぎ版と考えればよいかなと思いました。

都内にも多数出店されていますので、東京でも外食で迷ったときにはいってみようと思っています。

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