本場の味とサービスの老舗中華料理店で水餃子と麻婆豆腐のランチ~隋園別館(新宿御苑)

ランチ

前回のブログで、アパホテル1階の「ステーキ&ハンバーグ匠」のランチを紹介しましたが、新宿までの散歩ルート沿いにある新宿御苑周辺でランチをいただくこともしばしば。先日、老舗中華料理店「隨園別館」に行ってきましたので紹介します。

妻が大学時代国際電話オペレーターの仕事をしていた折、一緒に働く同僚の中には中国からの帰国子女や留学経験者が多く、仲間内での食事会では「隨園別館」も人気があるお店のひとつでよく通っていました。その後、就職した会社でもたまたま同じセクションに中国留学経験者がいらして「隨園別館」好き、会社の忘年会でもお世話になりました。

お店の前を何度が通った折、「そういえば、最近は行っていなかったね」と、久しぶりに夫婦で行ってみました。

(以下、スマートフォンで撮影したため、写真の色合い調整に苦心しました。写真ごとに色合いが異なること、ご容赦ください。)

店内の様子はタイムスリップしたように、以前のままの雰囲気、全く変わっていませんでした。独特の親しみのある接客もそのまま、メニューは分厚いグランドメニューの他、ランチセットは窓際のポスターを指さされました。

少々肌寒い日、温まるものがよいかなと、点心セットと旨辛セットをオーダーしました。

中国茶はステンレスポットでサービス。香りのよいジャスミン茶です。

■ 点心セット(1,000円)

夫はいろいろな点心が楽しめるセットです。点心セットは、こちらのお店で有名な水餃子のほか、小籠包、角煮バーガー、ふかひれスープが付く粉もの中心のセット。もちもちの水餃子は、北京でいただくような皮を楽しむタイプのものがいただけます。

最初は小籠包。上海や台湾で有名な小籠包店のものに比べると皮が厚めのもっちりタイプ、スープがたっぷり入っているのは同じです。

熱々のものが運ばれてきたので、とても美味しくいただけました。

続いて、水餃子です。こちらも皮が厚め、中身は肉あんはジューシー、ラー油の辛みを付けて楽しみました。

肉まんの皮のようなふんわり柔らかな中国パンの中にとろとろになるまで煮込まれた角煮を挟んだバーガー、角煮の美味しさを皮にしみこませて楽しむもの。

ここまで粉ものが続くとさすがに胸がいっぱいになってきます。

そして、ふかひれスープです。

とろみが少しついた醤油ベースのスープ、体がとても温まります。以前定食セットをいただいた時にこのスープが付いてきていたので、スープのベースは同じなのかもしれません。

■ 旨辛ランチセット(980円)

妻は辛みが効いたお料理が続く、旨辛を。

最初は麻婆豆腐です。土鍋に入って熱々のものが運ばれてきました。真っ赤な油を見て、とても辛そうと思ったのですが、花椒の効きはあまり強くなく、しびれはあまり感じません。豆腐の柔らかい甘みと唐辛子の辛みが効いていて、汗をかきました。

海老と鶏肉の甘辛炒めです。甘み、辛みにほんのり酸味が感じられる炒めもの。辛すぎるかなと心配することはない、食べやすいお味でした。

ご飯には、食べるラー油がかかっていました。XO醤かなと期待したのですが、辛み優先のもの、これだけで御飯が進んでしまいそうでした。

久しぶりにお邪魔して、少々ぶっきらぼうなサービスも、おおらかなな盛り付けも以前のまま。変わらない雰囲気とお料理で若かった時に皆で水餃子や 合菜戴帽 (野菜炒めに卵焼きを乗せお料理で北京ダックの皮で包んでいただくもの)を囲んだ宴会を思い出しました。久しぶりに伺うのもいいですね。

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