2019-20年の年末年始はユナイテッド航空の特典旅行を利用してシドニーへ行ってきました。今回の航空券は予約から搭乗日まで1年近くあったため、フライトスケジュールの変更が何度かあり、乗り継ぎできなくなったり、ファーストクラスからビジネスクラスにダウングレードされたりといろいろなトラブルがありました。
トラブル続きで苦労があったものの、最終的には、なんと全行程ファーストクラスでの予約が成立するというチャンスに恵まれ、楽しい旅行になりました。
今後の記録のために、特典旅行の予約変更方法についてご紹介します。
予約から旅行開始までの経緯
今回の特典旅行はファーストクラスのマイルを使って予約を入れたものの、当初から全行程がファーストクラスの空席はなく、一部区間はビジネスクラスで我慢して予約。(ちなみに、一部の区間がビジネスクラスであっても、特典旅行の予約に必要なマイル数はファーストクラス分必要、割引はありません。)
その後、スケジュール変更でフライト運航日が変わって乗り継ぎできなくなったり、運行機材変更によりファーストクラスの運行がなくなったりと災難続き、その都度予約変更をして対応、何とか年末年始の旅行が成立するよう対応していました。
フライトスケジュール変更等で予約変更をしていただいた時の対応は、以前の記事で顛末を紹介しています。
記事で紹介したトラブルには、さらに後日談があり・・・
その後、シドニー滞在中に搭乗予定路線のファーストクラス特典旅行に空きが2席出たのを見つけ、再び予約変更。最終的には、復路は全行程ファーストクラスの利用、かつ、夫婦そろって同じフライトで帰国することができました。
特典旅行のファーストクラスの空席は、なかなか2席同時に出ることはなく、個別に別日程の航空券を予約しておき、空席が調整され次第、片方の予約を変更してスケジュールを合わせたり、最後まで空きが出ず、別々のフライトに搭乗して現地で落ち合うなど、これまでも苦労をしながら予約して旅行をしていました。
今回の年末年始の旅行は、予約以降様々な大小様々なトラブルに見舞われたものの、最後は大満足の結果になり、新年早々幸先良い旅行初めになりました。
ホームページからの予約変更
特典旅行のフライト変更は有償航空券と同様、ホームページから変更することができます。変更手続きにより変わる税金なども再計算され、クレジットカードで精算されます。
変更は、ホームページにログイン後、予約確認画面から行います。
予約記録を表示させると、各種手続きボタンの中に「フライトの変更」があります。このボタンを押下すると以下の画面が表示されます。
複数で予約を入れている場合は、全員まとめて変更するのか、特定の人のみ変更するのか、変更する対象者を選びます。そして、変更する対象のフライト(往路または復路)を選びます。
次の画面では、フライトの検索画面が表示されますので、日程と出発地、到着地を入力して検索。表示される選択肢の中から変更したいフライトを選べば、そのまま変更手続きができます。
発券時支払う税金等は再計算され、過不足があればクレジットカードで決済して変更手続きは終了です。
当初は、シドニーから2回乗り継ぎの上に、バンコク→東京の区間はビジネスクラスと少々残念なルートでしか予約できなかったのですが、最終的には、復路は1回乗り継ぎでかつ全行程ファーストクラスでの予約が成立、夫婦ともに同じフライトに搭乗できるという大満足な結果となりました。
ホームページからの変更ができない場合は予約課へ電話
見つけたファーストクラスの空席は2席でしたので、夫婦ともに同じフライトに変更することに決め、それぞれホームページで手続きしてみました。
ところが、夫の予約記録はホームページから変更ができたものの、妻がオペレーションすると「対象のフライトがない」と表示され、変更ができません。手続きを誤ったのかと変更を再度してみるも同じ結果。
まさか、空席を他の人に予約されてしまったの?どうしよう。
ちょっと検索してみようか。
・・・
空席があるようだね、どうして変更できないのかなあ。
「まさか、空席がなくなってしまったのか」と不安になり、別途、特典旅行予約で検索をしてみると、空席が表示されるので、空席はあるはず。変更できない理由が不明のまま悶々として・・・一晩過ごし、翌日、日本のユナイテッド航空へ国際電話を掛けて手続きを依頼、空席を検索してもらうと確かに空いていて、難なく変更が完了。無事同じフライトを利用できることになりました。
ユナイテッド航空の方曰く「変更できなかった理由はわからないのですが、ホームページからは変更できない予約記録があるようです。できないときは予約課に電話してみてほしい。」とのことでした。
なお、ホームページからの予約変更機能は、過去にも有償航空券で利用したことがありますが、処理が途中で止まってしまい変更できなかったり、終了したように見えても正しく変更が行われなかったりなど、挙動が怪しいことがあり、基本使わないようにしていました。今回のような緊急時は致し方ありませんが、時間的に余裕があるときは、ユナイテッド航空へ電話で依頼するのが確実と思います。
ただ、電話での手続きは会員資格によっては有料になりますので、その際は、オペレーションしてみて挙動がおかしいなどの事実があればそれを説明する必要がありますので、留意が必要です。
ユナイテッド航空運行便の場合は、チェックイン時の同日オプション利用も可
今回の特典旅行はタイ国際航空のフライトでしたので、利用できなかったのですが、ユナイテッド航空のフライトの場合は、チェックイン時に同日フライトへの変更オプションも利用できます。
搭乗予定時刻の24時間前以降に予約記録の画面にある「フライトの変更」を選ぶと、上記のポップアップが表示されます。ここで「チェックイン時の搭乗予定のフライトの変更」を選ぶと、空席がある場合に限り、同日の別のフライトへ無料で変更することができます。
アメリカ国内線など、フライトが数便ある場合、同じ日の早いフライト(または、遅いフライト)に変更してもらったり、経由フライトから直行便フライトへ空きがあれば変更することができますので、その時の状態に応じた予約変更など、柔軟な対応が可能です。
以前は空港のチェックインカウンターで相談して変えてもらっていましたが、ホームページからできるようになり大変便利になりました。
アメリカ旅行では時差ボケで朝早くから目が覚めてしまうので、早いフライトに変更してもらって乗り継ぎ時間に余裕を持たせたり、現地での滞在時間を調整したりなどのケースで活用しています。
最後に
特典旅行の空席はとても流動的で、日程をフレキシブルに変えられるのであれば、ピーク時の特典旅行も可能になります。ただし、航空券の日程に合わせて現地のホテル予約を短くしたり、長くしたり調整が必要になるので、その対応ができるケースに限られます。
年末年始のカウントダウンが目的の旅行者が多いシドニーやニューヨークのように、ピークシーズンにホテルが軒並み料金が高騰し満室になる時期や目的地では、延泊しようにも予約が取りにくいですし、キャンセル不可料金で予約しているとホテル代を捨てなければならないケースもありますので、このあたりは慎重な対応も必要になります。
可能であれば、前日までキャンセルペナルティのない金額でホテル予約しておき日程変更に備える・・・そんな心掛けも大切かと思いました。でも、キャンセル可の予約はホテル代が高いので悩むところです。
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