新型コロナウィルスの対応で、日本では緊急事態宣言が検討されているところですが、本日(4月6日)、ユナイテッド航空から1通のメールが届きました。
内容は、2020年の上級会員ステータスの有効期限を1年延長し、2022年1月末日まで有効にする特別措置を行うというものでした。
すでにユナイテッド航空のホームページでも同じ内容が発表されています。
今回の特別措置の主な内容は、以下の通りです。(詳細は上記の公式サイトでご確認ください)
- 2020年度プレミアステータスの有効期限を1年延長(2022年1月末まで)
- 2021年度プレミアステータス判定基準の引き下げ(2020年中に獲得が必要なPQPを50%引き下げ)
- プラスポイントの有効期間を6か月延長、スキップウエイトリストでのアップグレード機会を拡大
- 特典旅行のキャンセルに伴うマイル返還手数料を免除
- 2022年度プレミアステータスの獲得基準引き下げ(詳細は後日公表予定)
中でも朗報は、2020年度プレミアステータスの有効期間が1年延長されたことと、2022年度プレミアステータスを決定する2021年の基準の見直しを検討していることの2点、いずれも会員にとっては朗報です。
2022年度プレミアステータス判定基準の詳細は、今年後半に発表されるとのことですのでどんな内容になるか発表まで気がかりですが、いずれにしても、現行の基準よりも緩和されると思われます。少しでも楽に上級ステータスが得られるのであれば歓迎です。(ただし、基準緩和により、1Kなど上級ステータスの会員が増えると、アップグレードや特典旅行が確保しにくくなるというデメリットもあります)
新型コロナウィルス対応では、ホテル・航空各社が会員ステータスの有効期間延長の方針を打ち出し、発表が始まっています。デルタ航空やシンガポール航空では会員ステータス有効期限の1年延期を早々に発表していましたし、全日空では資格判定基準「プレミアポイント」の積算率を通常時の2倍にする特別キャンペーンを6月末日までの期間限定で実施で大盤振る舞い中。ユナイテッド航空でも何か実施されないかと、2021年度プレミアステータスの判定方法に関する発表を楽しみにしていました。
いつになったら、海外への渡航ができるようになるのか、今の段階ではめどが立ちませんし、新型コロナウィルスの感染が下火になる時期も不透明なまま。そんな中ですが、ホテル・航空会社ともに顧客の囲い込みをするべくキャンペーンを打ち出している状況かと思います。
2020年は、フライトに搭乗したいと思ったお客さんがいたとしても、海外からの渡航者への自宅待機要請や渡航制限がある国が多いので、なかなか海外へいくことができない状況。航空各社は国内線・国際線とも運休や便数の減少にシフトして限定的な運用をしていますので、会員資格維持のための搭乗は難しい状況、会員ステータス1年延長のこのニュースはマイレージプラス会員にとっては朗報でした。
1日も早く新型コロナウィルスの感染が収束することを願っています。
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