今週、ユナイテッド航空から1通のメールが来ました。2022年の上級会員ステータス判定方法の変更についてのお知らせです。
新型コロナウィルスにかかる「特別措置」で、2020年の上級会員ステータスの有効期限が1年延長され、2022年1月末日まで有効になっていますが、海外旅行に出かけるにはまだまだハードルが高い状況。マイレージプラス会員の関心は、さらに翌年度、2022年のステータスをどのように判定するかに変わってきているところにタイミングよい案内があったもの。
勝手ながら、「もう1年、さらに延長されるのかなあ」などと淡い期待を抱いていましたが、無条件のステータス延長ではなく、ステータス獲得のハードルを下げるという内容になっていました。
参考までに、2021年の会員ステータスの扱いは、以下の公式サイトに詳細が掲載されています。
2022年度プレミアステータスの獲得基準引き下げを行うことは今年の4月の段階から「詳細は後日公表予定」とされたまま、公式発表がない状況が続いていましたが、11月に入りようやく公表されたようです。
- 2022年度プレミアステータスの判定基準の引き下げ
(Premier 1Kステータスの場合は、36 PQF + 13,500 PQPまたは、15,000 PQPへ) - 2020年末のステータスに基づいて、2020年末のプレミア会員にPQPを一定数付与
(Premier 1Kステータスの場合は、3,750PQP) - 最初の3回分のフライトのPQPが2倍に(期間:2021年1月1日から3月31日まで)
その他、メールに記載はありませんでしたが、
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- プラスポイントの有効期間はさらに6か月延長
- 追加のPlus Points獲得条件の引き下げ(1K ステータスに到達し、15,000 PQP を獲得すると、3,000 PQP ごとにではなく、2,000 PQP ごとに +20 Plus Points を加算)
の2点の「特別措置」がホームページには掲載されていました。なお、1.の判定基準の引き下げは、すべての会員レベルで行われ、それぞれの基準は以下の通り公表されています。
Premier 1KのPQPが15,000に下がったのは朗報、普通に搭乗していれば獲得できるレベル感ではありますが、コロナ禍の中海外渡航が相当困難であり、日本在住者がユナイテッド航空を利用するのはほぼ不可能、達成の見込みは低いと言わざるを得ません。
ワクチンの開発が進展し、来年には一般の接種が始められそうとのニュース報道もありますが、渡航先によっては入国後一定の隔離期間があるなど、まだまだ海外渡航はハードルは高く、駐在員として渡航するならともかく、旅行目的での渡航はほとんど不可能のように思います。
10月に入り、寒くなってくると感染者数が増加傾向に転じ、「第三波の到来か?」と警告する医療関係者のコメントも出てきています。足元の様子を見ると、すぐの海外旅行は難しく、早くて来年の秋口~冬あたりに一般の海外旅行に行けるようになるのではないかと思ってますが、いかがなものでしょうか。夏には東京オリンピックが開催され、海外から多くの渡航者が想定されますので、その後であれば、一般化しているのではないか、と勝手ながら考えています。
来年度の特典旅行の予約はまだ何もない状況。再開時期が見込めないものの、再来年の年末年始あたりから特典旅行の予約をしてみようかと思い、計画を練り始めました。ワクチンや治療薬の開発に成功し、1日も早く新型コロナウィルスの感染が収束することを願っています。
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