例年、マイレージ会員になっている航空会社各社から新年早々NewYearのあいさつメールが届きますが、今年はユナイテッド航空から何も届かないなあと思っていた矢先、2022年最初のメールが届きました。
内容は、昨年開始された新サービス「Miles by the Month」のご案内でした。
「Miles by the Month」とは?
「Miles by the Month」は毎月一定額の支払いを行ってマイルを購入してくサブスクリプション、購入時に割引がある他、さらに、3か月ごとにボーナスマイルも獲得できるサービス、定期購入を長く続けるほどボーナスマイルが貯まりお得と宣伝されています。
毎月購入するマイル数は、3,000マイル、5,000マイル、8,000マイルの3つのプランがあります。購入マイル数が増えるほど、割引率が増し、ボーナスマイルも増えるという設定。推奨は月5,000マイルを140ドルで定期購入するプラン、1年間継続すると、購入マイル60,000マイル+ボーナスマイル12,000マイル=72,000マイル加算されます。
購入マイルの価値は?
推奨されている月5,000マイルのコースを利用、購入時のマイル単価を1ドル110円の為替レートで計算してみると、1マイルあたり2.6円の結果。
コロナ以降、海外旅行がままならない状況が続いて2年、ユナイテッド航空マイレージプラスの保有マイル数は、夫婦合わせて70万マイルほど、全く使えないまま塩漬けになっているので、今のところマイルを購入してまで積算をする必要がなく、購入意欲がわかない状況。
最近は全日空の国内線に搭乗していますが、ANAマイレージのステータス確保のためには、有償での搭乗が必要になるため。マイルの出番はありません。
購入マイルで全日空国内線の特典旅行を利用するか?
ステータス獲得目的以外の純粋な国内旅行で、全日空の国内線利用も検討してみました。
ユナイテッド航空マイレージプラスの特典旅行で、全日空国内線を発券した場合、距離や時期により必要マイル数はと異なりますが、羽田ー那覇の必要マイル数8,800マイル。「Miles by the Month」の購入単価が1マイル=2.6円でしたので、22,880円かかることになります。
通常時の那覇線の航空運賃を考えると、概ね安く発券できますが、セール時には、1万円を切る運賃や1万円台の運賃が相応にあることも考えると割高感は否めません。さらに、特典旅行では必ずしも行きたい日程で座席があるとは限らず、繁忙期の予約は相当の困難があり(根性が必要ともいう?)、また、特典旅行ではANAマイレージのプレミアムポイントが獲得できませんので、マイル購入することのアドバンテージを見出せませんでした。
わが家での評価など
獲得済マイルを使って特典旅行を発券する際わずかにマイルが不足しているなどの時以外では、わが家ではマイルを購入するニーズがなく、本サービス利用の可能性はほぼないと考えています。
マイルの定期購入サービスの導入は、コロナ禍で旅客収入が減少して苦しい台所事情からと推測していますが、日本をベースとする会員の中では、なかなか購入する方は増えないのではないでしょうか。
何よりも早く海外渡航が自由にできる環境が来て、航空券の購入でユナイテッド航空の応援ができればと思っています。
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