「久しぶりにホテルの朝ごはんを食べたいね」と夫婦で意見が一致。家から近くて、外来者での朝食利用ができるホテルがないかと調べてみると、美味しそうなフレンチトーストの写真が目に入り、「ホテルウィングインターナショナルプレミアム東京四谷」の「ビストロダブリュー」に行くことにしました。
ホテルの場所、朝食の内容などはホテル公式サイトに紹介されています。
朝食の開始時間の7時にホテルに到着、早速朝ごはんです。
店頭には、朝ごはんの自慢料理「フレンチトースト」と「おらが町のお粥」が紹介された看板が出ています。ふんわり熱々のフレンチトースト、写真を見ると、いただくのがとても楽しみになってきました。
休日ということもあり宿泊のお客さんの出足は遅く、7時の時点では数組だけ。この後8時過ぎあたりから混みはじめ8時半あたりでほぼ満席になりました。
朝食メニュー
朝食は和洋のビュッフェスタイル。店内中央のビュッフェ台に朝食メニューが並んでいます。
以下、お料理の内容を写真で紹介します。
フルーツ、ヨーグルト、シリアル
この日用意されていたフルーツはバナナとグレープフルーツ。シリアルは1種類でした。
サラダバー
リーフレタス、にんじんのラペ、海藻類、
パスタサラダ、ブロッコリー、枝豆、コーン、そして、地元の栗原豆腐店のおからサラダがありました。
ドレッシング8種類のほか、オイル、ビネガー、すりおろしオニオンなどと種類が豊富。
カレー
朝ごはんに欠かせなくなっているカレーもあります。
おらが町プロジェクト 地元の名品
ホテルウイングインターナショナルでは「おらが町プロジェクト」に取り組み、地元の魅力を紹介する活動に力を入れています。朝食でも、地元の名店の「ご飯のお供」が数多く用意されていました。
ひとつめは錦松梅の佃煮ふりかけ。錦松梅と言えば、佃煮、そしてこのふりかけは贈答品でしかお目にかからない高級なお品、しっとりとしたふりかけはこれだけで食べたくなるお味。
もうひとつは妻家房の梅干しキムチ。南高梅を唐辛子の薬味に付け込んだもの、酸味と辛さのバランスがよいもの、ご飯によく合います。
錦松梅も妻家房も四谷三丁目近くに本店があります。四ツ谷には名店が多いと改めて気が付きました。
スープ（味噌汁、コーンスープ）
ホームページでは豚汁と紹介されていましたが、用意されていたのはシンプルな味噌汁、わかめとねぎの具材を自分で組み合わせるタイプでした。
このほか、写真撮影を失念してしまいましたが、コーンスープがありました。
温かいお料理
温かいお料理は保温容器に入っています。
■ フライドポテト
■ ソーセージ
■ スクランブルエッグ
■ 焼き鮭
■ ベーコン
品数は少な目でしたが、クオリティが高く美味しいものばかり、特に焼き鮭が美味しく、これで鮭のおにぎりを作りたいと思うほど。
フレンチトースト
フレンチトーストはライブキッチンでサービス、店内にあるピザ窯で焼き上げて提供されます。
奥に見える赤いオーブンがピザ窯、スキレットでフレンチトーストを焼き、最後はピザ窯で仕上げの焼き上げをして提供しています。常にできたてが用意されるので、熱々のものをいただくことができます。
フレンチトーストには、シロップやソースもいろいろ。マスカルポーネにキャラメルナッツ、いちごのコンフィチュールなど。どれでいただくのがよいか迷ってしまいます。
パンケーキ
パンケーキは、全自動マシンで焼いていただきます。このマシン、海外のホテルで見かけますが、日本で見たのは初めて。ボタンを押すと1枚分の生地がマットの上に落ち、ロースターの中を移動しながら焼き上げていくもの。少し時間がかかりますが、焼きたてのものをいただけるのがうれしいもの。
フレンチトーストをいただいて余力があったら試してみようと思います。
パン
パンは、食パンの他、クロワッサン、ホッカチャ、デニッシュ、ドーナツ、甘いものも揃っています。
ホイップバターもありますので、バターたっぷりも楽しめます。
パンコーナーの脇にはオーブントースターがありましたので、リベイクも可能です。
ドリンク
飲み物もセルフサービスです。
ジュース、ソーダ類はベンディングマシンから好みものを注ぎます。
コーヒーは専用マシンがあり、常に淹れたてのものが楽しめます。エスプレッソが抽出できるマシンなので、カップチーノ、カフェラテもできます。
トマトジュースと牛乳はポットサービス、このほか、緑茶、紅茶類はティーパックで用意されていました。
いただいたもの
メニューの種類はさほど多くなったので、サラダを中心に朝ごはん定番メニューで朝食にしました。
妻のメインはサラダとヨーグルト？と思うような盛り付けですが、この後、フレンチトーストをいただくので、控えめに。
地元の名品は少しずつ。錦松梅も梅干しキムチもご飯のおかずにはぴったり。1品ずつ日替わりで楽しみたいと思う美味しさ、さすがです。
サラダもヨーグルトもクオリティが高く美味しいもの、お料理の中では焼き鮭が秀逸でした。
お待ちかねのフレンチトーストです。
1人分ずつスキレットに入った状態で供されるので熱々の状態のままいただけます。
ピザ窯で仕上げ焼きされているので、表面が香ばしく良い香りがします。熱々のスキレットにソースをかけると・・・
スキレットが熱々なので、ソースが溶けて香ばしさが増します。
厚切りのパンはトロトロの食感で美味しい！これは驚きました。
卵液のしみこみもよく、パン全体がプリンのよう、食事というよりもデザートと思いました。
昨今、ホテル朝食もお値段が徐々に上がってきていますが、この内容で2,200円ならばとてもお得！フレンチトーストとドリンクを楽しむためだけに伺ってもよいと思うほどのクオリティ、このほか、ご飯のお供類なども美味しく、和食も洋食も楽しめる充実の内容でした。
四ツ谷のPaulの朝食ビュッフェも魅力的ですが、3,000円超と考えると、こちらの朝食はとてもリーズナブル。家からも便利な立地ですので、また伺えればと思っています。
コメント