所用で出かけた尼崎、元々は尼崎でお昼ごはんを食べて帰るつもりが、予定よりも早く終了。どうしよう考えながら駅に向かう途中、商店街の中の喫茶店「ラ・セーヌ」の前にモーニングサービスの看板が出ているのを見つけ、モーニングをいただいてくことにしました。
阪神尼崎から出屋敷まで続く商店街「尼崎中央商店街」の中にある喫茶店、駅から10分かからない場所です。
商店街でよく見かける雰囲気の喫茶店、店頭にはお料理の見本のほか、サービスメニューの看板が出ています。
この写真、帰り際に撮影したので、モーニングの案内がすでに下げられていましたが、11時までの間はモーニングサービスがあり、410円のお値段とともに、メニューの紹介がされていました。
店内は昭和の雰囲気、こういうテーブルと椅子の喫茶店があったなあ、と懐かしくなりました。
入店したのは10時半過ぎ、モーニングの時間帯としてはとても遅い時間、店内は2組のお客さんがおられるだけでとても静か。
「まだモーニングオーダーできますか?」とお聞きすると、「もちろん大丈夫ですよ」とのこと、座ると同時にオーダーしました。
10分ほどで先にお料理が到着しました。「コーヒーは今淹れているのでもう少し待っててくださいね」とのこと、急ぐわけではないので、先にトーストをいただきながら待つことにしました。
モーニングセットの内容は、ドリンクのほか、トースト、ゆで卵、サラダという内容、トーストはバターかジャムから選べます(あえてお聞きしなかったのですが、両方はないのだと思います。)
サラダはレタスに千切りキャベツきゅうりのスライスという王道、サウザンアイランドドレッシングがかかっています。
トーストは5枚切りにあらかじめバターが塗られた状態で提供されました。
ほどなく、飲み物も来ました。カフェオレをオーダーしたところ、カップにコーヒーが半分、そしてピッチャーに温められたミルクは入った状態で供されました。
そういえば、昔カフェオレは、ミルクとコーヒーが別々に来ることがあったなあ、とそんな点でも懐かしくなりました。
肝心のモーニングですが、トーストの焼き加減が良くサクサク、バターもほどよく塗られていて、良い感じ。サラダは少々物足りなかったのですが、サービスメニューなのでこの程度で。そしてゆで卵は硬すぎずほどよく、全体に美味しくいただきました。
コーヒーも酸味苦みもほどよく、マイルドなお味のもの、何よりも普通が一番と思えるモーニングでした。
最後の飲み物と一緒に持って来られたのがこの伝票、モーニングサービスはこの内容で410円。お値段も昔のままというのが申し訳ないと思うくらいの内容、驚きました。
通りがかりに見つけた喫茶店でいただいたモーニング、タオルのおしぼりもあるなど昭和感満点ですが、大当たり!とても心地よく、近くにあったらまた来てしまうと思ったお店でした。
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