コロナ禍で今や多くの飲食店でテイクアウト(お持ち帰り)サービスをしていますが、同時に増えたのが、「朝食営業」。朝型生活スタイルのわが家は大歓迎、いくつかのレストランの朝食営業に出かけ楽しんでいますが、ステーキ&サラダバーの「Sizzler(シズラー)」でも2021年1月から一部の店舗で朝食営業を開始。11月の週末に行ってきました。
出かけたのは、新宿三井ビルにある店舗。
モーニング営業は週末(土曜日、日曜日)と祝日開催で店舗も限定、現在朝食営業しているのは、新宿三井ビル店のほか、桜新町店、府中店、東京国際フォーラム店、大塚駅前店、ランドマークプラザ店のみ。東京ドームホテル店、アクアシティお台場店は対象外ですので注意が必要です。
元々、ホテルに併設された店舗(三鷹店、押上店)はホテル宿泊者向けのモーニングビュッフェを実施していたもの、我が家からはちょっと離れているので、出かける機会がなかったのですが、営業する店舗が増え、利用できるようになりました。
朝食営業は朝8時からとモーニングとしては少し遅めの時間。開始時間に行ってみると、お客さんは1組のみとひっそり。ランチタイムの行列とは対照的ですぐに入店できました。
店内の様子
店舗内はひっそり。座席も選び放題です。
シャープのプラズマクラスタ―空気清浄機が店舗内のあちらこちらに置かれています。気休めかもしれませんが、安心感はあります。
窓が大きくとられているので、高層ビル街の街路樹が見え気持ちが良いお店です。
テーブルに案内され、運ばれてきたカトラリーセットの中には、手指消毒の小さなボトル。サラダバーをいただく時に、パンやフルーツは手で持っていただきますので、消毒用アルコールが各テーブルで利用できるのはありがたいサービスです。
サラダバーエリアの入口付近にも消毒液が設置されており、エリア入場時に消毒を行います。
そして、プレート置き場にはこの表示。プレートは2枚目から取るようになっています。
しっかり感染防止対策が取られているのは、さすが、しっかりした運営会社だからと思います。安心感があるとお店は利用しやすいですね。
料金など
朝食の時間帯はサラダバーのみで、グリルメニューの提供はありません。お1人1,680円とランチタイムのサラダバーよりも少しお安い価格設定、チーズトーストは別料金、枚数を指定してオーダーします。
ちょっと驚いたのは、滞在時間の記載、朝食営業は8:00-10:00の2時間ですが「12:00まで滞在できる」となっていたこと。最大4時間滞在できるというのは、とてもおおらかなサービスと思います。
なお、サラダバーの内容は、朝食タイムとランチタイムでは若干異なりますが、10時を過ぎると、サラダバーの内容がランチタイムメニューに順次変わっていくので、10時過ぎまで滞在している方は両方のメニューが楽しめます。
シズラープレミアムサラダバー
ほぼ一番乗りでしたので、サラダバーの写真を撮影させてもらいました。
お店中央にサラダ、ホットミール、スープ、ドリンク、スープ、パン、デザートが並んでおり、各々好みのサラダプレートを作ります。
Fresh Salad & Deli Salad Bar
最初は素材系のメニューから。シズラーのサラダバーの野菜はすべて国産。時期により産地は異なりますが、どこの野菜なのかはホームページで紹介されているなど、自慢のもの。
新鮮でとても美味しいので、安心していただけます。
彩りよくとても美味しそうです。
反対側のエリアには、あらかじめ味つけされたサラダがあります。
春雨サラダは、タイ料理のヤムウンセン風。シズラーピクルスは甘酸っぱいアクセント。
その他にも、シーフードサラダやクスクス、ポテトサラダなど・・・サラダの種類は多いです。
右上にあるのが、サラダバー総選挙でサラダ編第1位に輝いた「ローストパンプキン&ベーコンのシーザーサラダ」。オリープオイル風味のローストパンプキンがほんのり甘く、ベーコンの塩味とともに味わえるもの。食べてみたいと思っていたので、楽しみ。
妻は、このチュニジア風人参サラダのファン。いわゆる「人参のラぺ」、レーズンの甘味とアーモンドのアクセントが美味しくて、我が家でも良く作ります。
そして、エッグベーコンポテトサラダもお薦め。ちょっとカロリーが気になるお品ですが、ベーコンの塩味がほどよく効いて、ゆで卵とふかしじゃがいもと黄金の組み合わせです。
ドレッシングは5種類。わが家は薄味好みなので、ドレッシングは不要です・・・
シーザーからノンオイルまで、コクのあるもの、さっぱりしたものとバラエティに富んでいます。
Hot food Bar
モーニングの時間帯だからでしょうか、ボイルされたソーセージがありました。
その他、スクランブルエッグ、グラタン、パスタ、トマトソースとカレー。写真には写っていませんがご飯もあります。
トマトソースパスタにしてもよいですし、カレライスもできます。
トルティーヤがありますので、タコスで楽しむもよし、タコライスにするもよし。
この案内を見て思い出したのですが、スクランブルエッグの場所に、ランチタイムはタコミートととろけるチーズソースが置いてあるのでしたね。モーニングの時間帯はタコミートとチーズソースがありませんので、肉なしで楽しむことになります。
隣には、タコス用のトマトソース、アボカド、オニオン、刻みレタス、チーズ、オリーブ、ハラペーニョがありました。
Drink Bar
ドリンクバーはホット、アイスと勢揃い。真ん中のマシンはコカ・コーラのベンディングマシン。ソーダ、ジュースなどがいただけます。
右側のマシンは、ロイヤルが運営するコーヒーブランド「スタンダードコーヒー」のマシン。ドリップコーヒーが淹れられます。
左側はトロピカルティとデトックスウォーター。さっぱりしたお水で食事の時には、このデトックスウォーター一択です。
ホットドリンクは、リーフティ各種(紅茶、日本茶、フレーバーティ)と、
もう一台、スタンダードコーヒーのマシンがあります。こちらのマシンはミルクが使えるので、カフェラテ、カップチーノも楽しめます。
エスプレッソが抽出できるので、ソフトクリームと合わせて、アフォガードで楽しむこともできます。
Soup Bar
スープバーは3種類。伺った日は、コーンスープ、オニオンスープ、大麦のスープ。定期的にメニューが変わるスープもお楽しみのひとつ。例年冬にはクラムチャウダーが登場しますが、伺った日はまだだったようで・・・ちょっと残念でした。
Fruits & Dessert Bar
シズラーのサラダバーで充実しているのは、フルーツ。この日はオレンジ、グレープフルーツ(ホワイト、ルビー)、パイナップル、
黄桃、バナナ、ライチーの7種類。特に美味しかったのはこのパイナップル。完熟でとても甘くて驚きました。
フルーツ以外には、ストロベリーバナナヨーグルト、杏仁豆腐、ぶどうのゼリー、そして、朝食の時間帯には牛乳もあります。
そのほか、プチシューもあって、朝から種類が多くてうれしい限り。
温かいデザートには、リンゴのクランブルとパンケーキ。
このパンケーキとフルーツで、フルーツパンケーキが楽しめます。
そして、シズラーで楽しみなのは、ソフトクリームを作ることができること。
生まれて初めてシズラーに行った時に、ソフトクリームマシンを操作できることを知り、うれしくなったことを思い出しました。誰もが一度は、ソフトクリームを絞ってみたいと思ったことはあるはず。作るのはなかなか難しいと扱ってみてわかるのですが・・・いまだに上達していません(^^ゞ
ソフトクリームのアクセントは、カラースプレーとチョコクッキークランチ、コーンフレーク。牛乳がありましたので、朝食の定番コーンフレークの牛乳かけもできます。
そのほか、3種類のソース(チョコレート、カラメルソース、ストロベリー)がありますので、ソフトクリームやパンケーキにかけても楽しめます。
Bread Bar
朝の時間帯は、小さめのフランスパンと食パン、ピタパンの3種類。隣にトースターがありますので、リベイクもOK。
バター、ジャムがありますので、パンを美味しくいただけます。
醤油、塩、こしょう、オリーブオイル、ビネガーもこちらにありますので、シンプルなお味でサラダを楽しむこともできます。
いただいたもの
サラダバーのラインナップを確認してから、お料理をいただいてきました。
緑の野菜を中心にビタミンチャージの気分でいただいてきました。枝豆があるのがうれしいところ、種類多くいろいろな野菜が楽しめるのがサラダバーの良い点ですよね。
素材系以外のサラダは、少しずついただきお味見。中央のシーフードサラダは、いわゆるカニカマのマヨネーズ和えなのですが、これが意外にも美味しく、ちょっとした驚き。
オニオンスープは、しっかり玉ねぎの甘味が引き出された奥深い味わいのスープ、スープバーでいただくレベルを超えているような気がします。
大麦の野菜スープもやさしい味わいで◎、体が温まります。
サンドイッチを作ってみました。
シズラーで一度やってみたかったのは、野菜たっぷりのサンドイッチを作ること。薄切りの食パンがあり、そして、サンドイッチの具材がいろいろ揃っているので、萌え断サンドイッチができるのではないかと思ったのでした。
ほうれん草にエッグとベーコンのポテトサラダ、チュニジア風人参サラダ、パプリカ、わさび菜をサンドイッチにしたものです。
ラップやラッピングペーパーがないので、形を維持するのが難しく、今にも崩れそうですが、なんとか彩りが良いものが作れました。
夫もサンドイッチに挑戦。夫はポテトサラダ、ハム、シーフードサラダの3種類をメインにしてみたとのこと。ほうれん草をうず高く積み上げたつもりだったようですが、サンドイッチにしたらしんなりとしてしまい・・・思ったような出来栄えではなかったと。
それでも、緑と赤とカラフルになりました。
妻が、次にトライしたのは、フルーツパンケーキ。果実園のフルーツモリモリのパンケーキを目指してみました。
オレンジ、パイナップル、グレープフルーツ、バナナとフルーツバーにあるものをいただいてきて、皮をむき、切り分けて盛り付けみたもの。フルーツをきれいに切るのに難儀、果実園のフルーツはとても新鮮で切れ味の良いナイフで作っているのがよくわかりました。
作るまでに10分以上を要したものの、いただく時間はわずか。果実園のありがたみがよくわかりました。
後から思ったのですが、ここにソフトクリームを絞って、チョコレートソースで飾ってみると豪華になったかもしれません。(ソフトクリームを絞るのに失敗する可能性があるので、挑戦は危険なんですが・・・)
妻がフルーツパンケーキを作っている間、夫も黙々と作業をしていると思ったら、
フルーツパフェを完成させていました。
こちらもサラダバーにあった、バナナ、グレープフルーツ、オレンジ、パイナップル、黄桃を組み合わせたもの。
フルーツの種類が少ないのではと思いましたが、この位の種類のフルーツでも豪華に仕上がるのですね。新鮮な発見でした。
通りかかったスタッフさんに「稀に見るきれいな仕上がりですね」と声をかけられ、恥ずかしくて・・・恐縮です。
なお、フルーツの切れ端はすべて残すことなくいただきましたので、マナーを守ってのお楽しみでした。
その後は、普通にデザートとお茶をいただいきました。
ソフトクリームは、バニラとチョコレートの2種類でしたので、ミックスにチョコクッキークランチをかけてチョコレート増しに。
ランチの時間帯になり、デザートコーナーに「モカケーキ」が登場したので、少しだけいただきました。このデザートも、サラダバー選手権で第1位に輝いたデザート。ティラミス風のケーキで皆さんが美味しいと評価するのがわかるお味でした。
最後に
シズラーのサラダバーはランチタイムでいただくと2,000円超と少々敷居が高い価格帯ですが、朝食は少しだけお安く利用できます。久しぶりにシズラーに行ってみて、サラダバーに並ぶお野菜やデザートのクオリティが高いことを再認識、充分価値ある内容なのだと思いました。
野菜たっぷりの好みのサンドイッチが作れ、デザートやドリンクもいただけると思うと休日のブランチにはぴったり、また伺いたいと思っています。次は、スープバーにクラムチャウダーが登場する冬ですね。
新宿はすでに秋から冬の風景。街路樹の紅葉も進み、11月下旬になると三井ビルにクリスマスツリーが飾られています。クリスマスのホリデーシーズンまでもう一息、華やかな冬になることを待ち望んでいます。
コメント