コロナ禍で夜の営業時間が短縮され、朝食営業を始めるお店が増えているというニュースをよく目にするようになりました。有名なところでは、回転寿司の「かっぱ寿司」やおひとりさま焼肉の「焼肉ライク」で朝食専用メニューの提供を始めていますが、わが家が愛用する「タカマル鮮魚店」の朝食営業もお薦め。
先週末も朝食営業時間に行ってきました。
出かけたのは、新宿にある「タカマル鮮魚店」の1号店。新宿地区では、4号店でも朝食営業をしていますが、せっかくの「朝外食」ならば、メニューが豊富な1号店がお薦め。
「塩鮭定食」、「サバ焼定食」、「粗切りネギトロ丼」は毎日提供されている定番メニューで500円でいただけますが、こちらで楽しみなのは、毎日ラインナップが変わる日替わりメニュー。
伺った日の日替わりメニューは、この4品。
最も安いのは、500円の「まぐろ竜田揚げ定食」、そして最も高いメニューでも980円の「生まぐろとトロサーモン合盛り」と良心的。
過去には、シーフードカレーやいわしフライ、サーモンフライタルタルなど、魅力的な内容の定食があり、毎回何を食べようか迷ってしまいます。
この日も、夫婦それぞれ別のものを注文、料金は先払いで支払い、お料理の到着を待ちました。
■ 真鯛胡麻茶漬け(600円)
夫は、以前から一度食べてみたいと思っていた真鯛のお茶漬けに。
お茶漬けがメイン、そのほか、小鉢2品(もやしのナムル、貝)、味噌汁、わさび、刻みたくあんが添えられています。
胡麻だれに漬けた薄切りの真鯛の刺身をご飯に乗せて、だし汁をかけたお茶漬け、熱々のだし汁をかけているのか、うっすらと火が通って白くなっています。
真鯛は脂がのっているのか濃厚、胡麻だれはご飯をそそるお味で美味しいお茶漬け。大きな丼に入っているのでだし汁もたっぷり、食べ応えがあります。さらに味噌汁もあるの・・・汁物+汁物の組み合わせには多少違和感がありますが、あらの味噌汁も美味しく、大満足。
紫蘇も胡麻も風味が良く、美味しい!途中、わさびをきかせていただいてもよく、あっという間に食べ終えました。
■ まぐろ竜田揚げ定食(500円)
妻は、まぐろの竜田揚げにしました。小鉢(もやしのナムル)と刺身、味噌汁が付いています。
竜田揚げは大振りのものが6つもある豪華版。醤油と生姜が効果的、ご飯が進むお味です。好きな方にはたまらないマヨネーズ添え。竜田揚げにマヨネーズは禁断の組み合わせと思います。
お刺身はサーモン、かつお、まぐろのたたきの3種類。わずかな分量ですが、それでも朝からお刺身がいただけるのは幸せなこと。500円の定食とは思えない豪華さです。
ご飯はお代わり自由。竜田揚げのような味が濃い目のお料理の時はご飯をたくさん食べたくなりますが、定食のお料理の分量が多いので、ご飯はそこそこに。食べすぎると朝から動けなくなってしまいます(笑)
もやしのナムルも普通に美味しく、幸せな朝ごはんになりました。
何度か伺っていますが、「朝食営業」の情報が広まっているのか、日に日にお客さんが増えているような気がします。この日も、朝食営業終了の11時の段階でほぼ満席。8時から営業していますので、朝食として利用するお客さんが多いとは思いますが、ぎりぎりの時間であれば、早めのお昼として利用可能。お昼に利用しているお客さんが多いのかもしれません。
「タカマル鮮魚店」はランチタイムのボリュームのある定食もお薦めですが、税込500円でいただける「朝定食」はさらにお得。日替わりメニューは毎日変わるので、毎日行っても飽きないのではと思います。
夜の営業が再開されても、朝食営業が続くことを願っています。
以前に出かけた時の様子は別記事で紹介しています。
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