秋になるとマロンフェアが花盛り~高さ25cm「ゴロゴロマロンのモンブランパフェ」の写真に惹かれてココス(COCO’S)へ

モンブラン

毎年秋になると、和菓子、洋菓子、パン、デザートなどで栗を使った商品のフェアが始まります。日頃、栗の情報を良く検索しているからか、栗やモンブランに関するバナー広告が良く表示されます。

その中で目に留まったのがこの大きなマロンパフェの写真。ファミリーレストランのココスが10月から開催するマロンフェアの広告です。中央のパフェは、栗の渋皮煮をふんだんに使った高さ25cmの大きなもの。「ファミリーレストランのパフェ・・・」と思いつつも、調べてみると、ココスでは毎年マロンパフェを提供していて、毎年話題になっていることがわかり、フェアが始まった週末、ココスに行ってきました。

ココスは、都心ではあまり見かけず、利用することがほとんどないファミリーレストラン、近くにはどこにあるのかと調べてみると、秋葉原、駒込白山、中野・・・わが家から散歩方々と考えて、秋葉原店へ。

ココス秋葉原店は、秋葉原と御茶ノ水の間、昌平橋の近くのビルに入っています。郊外にあるような駐車場付きの店舗ではありません。

営業時間を調べてみると、今や珍しくなった24時間営業。思い立ったらいつでもマロンパフェが楽しめるということですね。

実際に伺ったのは、土曜日の15時過ぎ。上野まで足を延ばして、食料品の買い物をした帰り道、休憩方々立ち寄ったもの。ランチタイムを過ぎているからか、店内は空いていました。

窓際の席に案内され、テーブルに座ると最初に目についたのは、このシール。テーブルの上には本日のお目当て「MARRON FAIR」のメニューシールが貼られていました。

栗が使われているパフェは、メニュー写真にある大きさの異なる3種類、この他、チョコレートや抹茶のパフェなどの定番パフェもあります。

どのパフェにするかをお店に行ってから決めようと思って、内容を読み比べ、二人で同じパフェをいただくのもつまらないので、2種類のパフェをオーダーして食べ比べることにしました。

■ ゴロゴロマロンのモンブランパフェ(1,090 円)

写真通りのパフェが目の前に置かれました。高さ25cmとの説明通り、ボリュームのあるパフェ、渋皮栗がたくさん乗せられています。

パフェの上の部分は、まさにケーキのモンブラン。マロンクリームがたっぷり絞られ、名前の通り、ゴロゴロと渋皮煮は乗り、セルフィーユの緑がアクセント。

モンブランの土台は、ブラウニーとマロンアイスにホイップクリームと濃厚な組み合わせです。

カップの部分には、マロンソース、アールグレイゼリー、パンナコッタ、ホイップクリーム、と重ねられ、砕いたパイ、凍ったミックスベリー、砕いた渋皮煮が入っていました。

上から順にいただいてみると・・・最初にマロンクリームの甘さに、びっくり。ホイップクリーム、ブラウニーともに甘いもの。渋皮煮も甘いのですが、マロンクリームに比べると甘すぎなので、少しだけ落ち着けます。

ベリーの酸味をと思って食べ進んでいきますが、サクサクのパイに阻まれなかなか到達せず、少々アンバランス、パイのサクサクした部分はいいアクセントになっていたものの、甘さ先行でした。ベリーはメニューの説明に合った通り、”フローズン”。凍ったままの状態でしたので、食べ難く、半解凍になるまで待つと美味しくいただけました。

グラス部分は、ホイップクリームとパンナコッタ、アールグレーゼリーと続きますが、グラスの中は混ざってしまうので、それぞれのお味の良さは味わえずじまいでした。

■ 渋皮栗のマロンパフェ(690 円)

もうひとつのパフェは、渋皮栗のパフェ。ゴロゴロマロンのパフェよりもひと回り小さいサイズです。

トップには、バニラとマロンの2種類のアイスクリームとホイップクリーム、そしてマロンクリームが絞られています。

トップ部分の大半は、2種類のアイスクリーム、2スクープ分はあると思われるボリュームのある分量、マロンクリームと一緒にいただくと、さらに栗感が楽しめます。

グラス部分は、サクサクパイがないだけで、そのほかの部分はゴロゴロマロンのパフェと共通。さっぱりとしたアールグレーのゼリー、ミックスベリーと甘みの少ないものと組み合わせて栗の良さを満喫しました。

2つのパフェを並べてみると、大きさの違いが判ると思います。グラスは同じサイズのものを使っており、土台部分の構成は共通。トップのボリュームの違いは、サクサクパイ、ブラウニーのあるなしと渋皮煮の数の違いによるものでした。

「ゴロゴロマロンのモンブランパフェ」は、メニュー写真にたがわぬボリューム感、甘露煮をたっぷりいただきたい時にはこちらをチョイスするのが良いと思いますが、全体に甘みが強いので、栗そのものを味わいたい方には少々違和感があるかもしれません。

1,000円程度でここまで渋皮煮の乗ったマロンパフェがいただけるのは貴重と思うのですが、再訪するかどうかは微妙なところ。郊外に出かけてファミリーレストランでちょっと一休みといったシーンでは活用できるかなと思います。

今回いただかなかった「マロンのグラスパフェ」(390円)の内容を見ると、グラスが小さく、内容がパンナコッタにマロンクリームとシンプルでボリューム少な目ですので、マロンクリームほかそれぞれの素材の甘さを考えると、ココスでパフェを選ぶならばこの位のサイズ感がよいのではないかと思いました。

気軽に利用できるファミリーレストランとスイーツ専門店では提供する商品の考え方に違いがあるのは理解できますので、賢く使い分けることが必要ですね。

ココス 秋葉原店ファミレス / 御茶ノ水駅新御茶ノ水駅末広町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

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