中津川での遅めの時間帯の昼食、ドライブに出かけた帰り道、「御菓子所 川上屋」の甘味処「茶寮 栗乃舎」に立ち寄り、ランチと甘味を楽しみました。
川上屋は旧中山道中津川宿の近くに本店があるほか、中津川周辺には、駅前や手賀野などに店舗があります。店舗のうち、手賀野店のみ甘味処が併設されており、店内で栗菓子をいただくことができます。
ランチには遅い16時ごろ伺うと、ほとんどお客さんがおらず、静か。
甘味処からはお庭が見えます。幹線道路沿いにある店舗とは思えない落ちついた雰囲気です。
甘味処でいただけるメニューは、栗おこわのほか、ぜんざい、御菓子など。メニューの種類は少な目です。遅いランチと思って伺いましたので、目的は「栗おこわ」。注文しようとしたところ「申し訳ありませんが、おかずが品切れになってしまいました。おかずなしでもよろしいですか?」との案内。
「栗おこわ」は、おこわのほか、小鉢、味噌汁が付くのですが、小鉢がないと伺ったので、「栗おこわ」ひとつと甘味をいただくことにしました。
■ 栗みぞれ(900円)
妻は、「栗みぞれ」をオーダー。かき氷のほか、梅のシロップ漬けが添えられています。
かき氷には、全体に、抹茶蜜がかかっていて、上には小豆と栗が乗っています。抹茶蜜がかかっているのは意外。いわゆる宇治金時に栗がのったかき氷です。
氷はふんわりけずられた美味しい氷、抹茶蜜と小豆の甘味は控えめ、抹茶の苦みも少なめので栗をしっかり味わえるにようになったもの。氷も栗も美味しく、大満足。甘みがあまり強くなかったので、最後まで美味しくいただけました。
オプションで、ミルクや栗アイスが付けられるようになっていましたが、甘みという意味ではオプションは不要。ただ、栗を満喫したいと思った時には、栗アイスを付けるのがよさそう。栗アイスまで食べられるか自信がなく注文しませんでしたが、付けても大丈夫だったと思います。
添えられた梅は、甘みと酸味のバランスがよく、箸休めにぴったり。良い梅でした。
■ 栗おこわ(1,200円 小鉢なしのため100円引きで1,100円)
「栗おこわ」には、赤出汁のみそ汁、ごぼうの漬物、梅のシロップ漬けが添えられています。
「栗おこわ」にはホクホクした食感の栗がたっぷり入っていた食べ応え充分、栗をいただいたという満足感の高いおこわです。おこわの炊き加減もよく、美味しくいただきました。
この時期、栗の名産地でいただく「栗おこわ」は美味しく、秋を感じるランチになりました。
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