8月の夏休みに小布施に出かけて以来、9月の新栗シーズンが待ち遠しく、東京の小布施堂で「水栗羊羹」を買って、夏らしい栗菓子を楽しみました。
東京では、伊勢丹新宿本店のほか、日本橋三越本店、松坂屋上野店に小布施堂が出店しており、夏には「水栗羊羹」を扱っています。
箱を空けると、青い缶が入っています。小布施堂のお菓子を買ったときに入れていただく手提げ袋と同じ栗の絵柄の缶です。
缶のまま冷蔵庫で一晩冷やしてからいただきました。
缶の絵柄がきれい、食べ終わったら何かに使おうかと思いました。
蓋を開けると、プルトップ式の缶詰でした。さて、開けてみましょう。
水ようかんといえば、透明感のあるものを想像しますが、中身はまさに栗あんそのもののお色、黄色い色合いで、栗がたくさん入っているのが目でもわかります。
スプーンを入れてみると・・・想像以上の硬さ、羊羹ほどではありませんが、ずっしりと栗が入っているのか濃厚な水ようかん、口に含むと栗に味わいが伝わってきました。
栗あんを食べやすくしたくらいの濃度、水ようかんという名前から、もう少し薄めの寒天を想像していたので、いい意味で裏切られのには驚きました。一緒に食べている夫も同じく驚いたようで、思わず「美味しいね」と夫婦そろって口にしてしまいました。
さらに食べ進むと栗の甘露煮も入っていて食べ応え満点。夏でありながらが栗が楽しめるとはうれしい限り。栗の季節を前に栗を楽しめる良いお菓子でした。
先日の銀座三越での催事でも取り扱われていました。1個324円のお手頃価格、モンブランが1,000円近くする昨今、栗のみを満喫したい方には、お薦めの和菓子、栗鹿ノ子よりも甘みが少ないので食べやすいものと思います。
新栗でつくられる2020年の小布施堂「朱雀」は9月10日からと、もうすぐ。夕方日が暮れるのも早くなってきたと感じるともう秋なんですね。今年は小布施に「朱雀」を食べに行くことが決まっているので、今からとても楽しみにしています。
2020年の「朱雀」は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、「事前予約制」に変わっています。予約までの様子は以前のブログで紹介していますのでご参考まで。↓
ちなみに、食べ終わった後の空き缶は、会社のデスクの上で、クリップ入れとして第二の人生を送っています。栗柄の缶を見ると小布施の栗を思い出して・・・ちょっとほっこりします。
コメント