小布施に行ったら食べて来ようと思っていたモンブランのひとつは、桜井甘精堂のもの。小布施の滞在は1泊のみ、事前予約が必要な小布施堂の「栗の点心 朱雀」と「モンブラン朱雀」のスケジュールを優先していました。
桜井甘精堂の「モンブラン」はその合間に行こうと思っていましたが、お店の様子を見に行くと、週末は終日満席が続き、行く機会を逃してしまいました。(泣)
「長野市内に宿泊している日に小布施に出かけるのもちょっと」と思うと、今シーズンは桜井甘精堂のモンブランが無理かなと諦めていたところ、駅ビルのMIDORIに桜井甘精堂の甘味処があるのを思い出し、最終日、東京へ帰る前に立ち寄ってみました。
長野駅直結のショッピングセンター「MIDORI」2階、「信州おみやげ参道 ORAHO」にあります。
店頭では、桜井甘精堂の羊羹をはじめとする栗菓子の販売のほか、店舗脇のスペースにテーブルがあり、甘味処「甘味屋幾右衛門」として営業しています。
甘味処のメニューは、あんみつ、ソフトクリーム、プリン、シュークリームのほか、モンブランもあり、店内に座ってゆっくり味わうことができます。すべてのスイーツに+300円で飲み物もつけられます。
飲み物は、コーヒー、紅茶、ジュース、牛乳から選べ、ホット・アイスの選択もできます。
その他、パフェ類もあって、迷ってしまうほど。
パフェに目移りしてしまいましたが、初志貫徹!モンブランをオーダーしました。
■ モンブランセット(450円+飲み物300円)
妻は、モンブランに紅茶をセットに、
夫は、オブセ牛乳とセットにしました。夫はオブセ牛乳の大ファン。桝一客殿に宿泊した時の朝食でも、牛乳を喜んで飲んでいましたが、こちらの飲み物の選択肢に、オブセ牛乳があるのがわかると、無条件に選んでいました。
こちらのモンブランは、丸いボール状。マロンペースのの色合いは薄く、なめらか。表面にはパウダーシュガーがかかっています。
バターの効いたタルト台の上に甘みのない生クリーム、中央にはスポンジケーキ、そして、トップにたっぷりのマロンペーストが絞られています。
最初に栗の味を強く感じるマロンペーストになめらかなクリーム、そしてバターの香りがしっかりするさくさくのタルト台の組み合わせがよく、美味しい!一口いただいて、思わず「うーん」と言ってしまったほど。何よりも、栗をいただいているという味わいがよく、美味しいと思いました。
他のお店のモンブランに比べると、若干小さめ。思わず、「もうひとつ食べたい」と思うサイズですので、また食べたいという気持ちのまま食べ終えられるもの、これも戦略?と思ってしまいます。
小布施の「栗の木テラス」では、季節のフルーツを使ったスイーツのほか、ケーキ類が多数ありますので、2ついただくという選択ができますが、「甘味屋 幾右衛門」ではシュークリームとプリンと組み合わせるしかないので、少し狭まり、残念。チャンスがあるなら小布施のお店でいただくのがお薦めですが、駅ビルなら東京へ戻る直前まで楽しめるというメリットがあり、今回も最後の最後で桜井甘精堂の「モンブラン」までいただくことができ、充実した旅行になりました。
秋の小布施は美味しいものがたくさん、栗好きの方にはこの時期の旅行をぜひともお勧めしたいと思っています。
写真を見ているだけで、味を思い出し・・・また小布施に行きたくなりました。
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