普段は土日祝日休業している「甘味おかめ 麹町店」、桜の季節は週末も特別営業。国立劇場前庭で桜を楽しんだ後、立ち寄りました。
店頭には、「おはぎ」の旗。お彼岸の時期は、おはぎが食べたくなります。
お店の入り口には「おかめ」と縁起物の「伊勢飾り」。
この季節は、「桜おはぎ」が名物。そのほか、いちごの甘味も季節ものとして用意されています。
店内のいたるところが民芸品が飾られ、和の雰囲気。
休日営業していることはホームページにも記載されておらず、常連さんとご近所さんが知っているくらいでしょうか、午後ですが、並ばずに入店できる程度の混み具合。
麹町の「おかめ」は久しぶり、こちらのお店にもアクリルの遮蔽板があり、コロナ感染防止対策が施されています。
期間限定の季節の甘味は桜。ピンク色のおはぎ、桜が飾られたあんみつなど、華やかです。
夫婦でメニューを見ながら、何をいただくか、ひとしきり迷い・・・
先ほどの桜おはぎがとても美味しそうだったので、おはぎにも惹かれます。
■ 蔵王あんみつ(840円)
夫は、いつも選んでいる「蔵王あんみつ」です。蔵王のあんは大正金時豆、大粒の豆はほくほく、甘く煮つめられた至福のお味。
今日のソフトクリームは柔らかめだったのか、てっぺんが少しだけうなだれています。(笑)
固めの寒天に塩豆、たっぷりの金時豆と豪華なあんみつにたっぷりのソフトクリームの贅沢な組み合わせはとても美味しく、あんの甘いが強いので、黒みつは要らないと思ってしまうほど。ソフトクリームのコクも充分です。
■ まめかん+おはぎ(1ケ付)セット(790円)+ソフトクリーム(110円)
妻は豆かんとおはぎのセットにソフトクリームをトッピング。ミニ蔵王に見えますが、金時豆のあんはありません。
こちらのソフトクリームも、盛りが良い分、うなだれ気味。そして、ソフトクリームの下には塩豆が思いのほかたくさん入っているのが見えます。
おはぎの種類は、つぶ餡、きなこ、胡麻、桜 から選べるので、桜を選択。
桜の葉を開いてみると、桜の花の塩漬け。ほんのりと塩味と桜の風味が効いたおはぎが美味しく、選んで正解でした。
出来立てらしく、ほんのり温かいおはぎは柔らかく、あんの甘味と塩味の組み合わせがよく美味しくいただきました。
麹町のおかめは一番近くにあるものの、平日のみの営業で伺う機会がなかなか持てません。桜の季節にちょうどよく休日特別営業は有難いサービスでした。
お店のすぐ近くにある国立劇場には多くの桜が植えられている隠れた桜の名所です。
お花見の様子は、先日のブログで紹介しています。↓
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