有楽町ほか、都内に数店舗ある「甘味おかめ」、我が家から一番便利なのは麹町店ですが、土日祝日は定休日で日頃伺うことができません。唯一、お花見シーズンだけは、土日営業をされるため、今年も桜の時期に行ってきました。
民芸品など、日本各地のものが飾られている和風の空間、有楽町や渋谷の店舗よりもゆったりしているので、とても落ち着けます。
伺ったのは、桜の時期の土曜日午前中、休日特別営業の情報があまり知られていないのか、先約はなし。滞在時間中、満席になることはなかったので、普段よりは空いていました。
空いているテーブルに座り、メニューを眺めます。
おかめのお薦めのひとつは、「おはぎ」。定番のつぶあん、きなこに加え、胡麻、そしてお花見の時期はさくらも用意されています。
1個300円と高価ですが、とても大きく、作り立てをいただけることも多く、ほのかに温かいもち米のおはぎが楽しめます。
おはぎは店内でいただける他、お土産も可能。持ち帰りだけのお客さんもよく見かけます。みなさん数多くのおはぎを買っていかれるので、いつも驚かされます。
メニューの最初に紹介されているのは「あんみつ」、硬くて歯ごたえのある寒天とあんこの組み合わせは甘味の王様です（笑）
あんみつの種類は多く、白玉入りやアイスクリーム、ソフトクリームが乗ったもののほか、この時期はさくらのあんみつもあります。
「おはぎ」は飲み物とのセットのほか、豆かんやところてんとのセットメニューがあります。
いろいろ迷ったのですが、ほぼいつも通りのものを注文しました。
■ 蔵王あんみつ（840円）
夫は、大好物の「蔵王あんみつ」です。大正金時豆のあんこが使われたあんみつ、炊いた豆はねっとりした食感、甘み充分で蜜は要らないと思うくらい。
上に乗ったソフトクリームは柔らかめであったのか、少し倒れた状態で到着！倒れていても味に変わりはありません。
歯ごたえのある寒天に金時豆の甘さ、ソフトクリームのコクと美味しいあんみつです。
■ 豆かんとおはぎセット ソフトクリームのせ（790円＋150円）
おはぎに、ミニサイズの豆かんがセットになったもの。夫の「蔵王あんみつ」にソフトクリームが乗るのを真似して、「豆かん」にソフトクリームをトッピングしてもらいました。
こちらでは、ソフトクリームや白玉などトッピングを追加してもらうことができます。
豆かんのサイズに合わせて、ソフトクリームはミニサイズ。豆かんなので、あんこは入っていませんが、ソフトクリームの甘さで寒天を楽しめるので充分な甘さ、塩豆のほどよい塩気が美味しく感じられます。
おはぎは、胡麻を選択、運ばれてくると、胡麻の香りが漂ってくるほど香りが強い黒胡麻、砂糖が混ざっているので、甘みたっぷり。おはぎの中にはあんこも入っていますので、あんこだけでなく胡麻も楽しめるうれしい一品。
大きめのおはぎなので、食べ応えもあり、おはぎを満喫できました。
平日も伺えればよいのですが、仕事をしているとなかなか難しいもの。おでんに茶飯、おはぎがセットの「甘辛弁当」もあり、ランチでも利用できるお店ですので、平日に行くチャンスがないかと思っています。
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